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10/7-8 赤岳天狗尾根

10/7  旧たかね山荘 10:45 - 13:50 出合小屋
10/8 出合小屋 5:20 - 8:30 カニのハサミ - 10:30 大天狗基部 - 11:30 登山道
- 12:40 ツルネ東稜分岐 - 14:40 出合小屋 15:10 - 17:50 美し森駐車場

メンバー: imarin 他2名(ベラ様、アライグマにーさん)

土曜日、ジム帰りになんとなく行くことになった、八ヶ岳東面の天狗尾根。本来残雪期に行く予定が、天候不順で2度にわたってキャンセル。今回は下見?です。出合小屋までの道は、数度上陸したの台風のせいか、かなり荒れていて時間がかかりました。

荒れてます。
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初日は出合小屋で宴会。
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翌朝は5:20出発。赤岳沢をしばらく登ってから尾根に取り付きます。ベラ様は無雪期は数度目のベテランですが、今回は体調不良でキツそう。

赤岳沢を登る。
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尾根にのっかってから、登攀準備。詰めていくと視界が開け、目の前にカニのハサミが。これも登れそうですが、支点があるのか不明。

カニのハサミ。
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ルートを間違えてちょっとウロウロ、ところどころ確保しながら登り、メインの大天狗へ。

大天狗。
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肩まで登って右へトラバース。てっぺんまで登るなら、クライミングシューズが必要。
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ツルネ東稜分岐までは登山道で。

登山道から天狗尾根を眺める。
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出合小屋まではツルネ東稜を下山。
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下山核心!ツルネ東稜はわかりにくく、無理矢理河原に下降。

無事、地獄谷本谷へ。
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ルート間違いやメンバーの体調不良等が重なって、久々の行動時間12時間越え。それでもなんとか陽のあるうちに危険個所を通過し、17:50ごろタクシーの待つ美し森へ。
シャッター通りと化した清里駅前、店がないどころかタクシーもなかなか呼べないほどさびれているので、要注意です(-_-;)










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皇海山 (ロングバリエーション踏破)

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皇海山 左に鋸山 右に国境平

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紅葉尾根からの皇海山

20170610皇海山行程
6/10-11全行程

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皇海山(2144m)に行ってきました。
今回は松木沢から入り、国境平で泊り皇海山、鋸山、庚申山、中倉山をめぐります。
林道歩き、渡渉、ヤブ漕ぎ、梯子、ロープ、等なんでもござれのバリエーションルートです。

【山域】皇海山(松木沢~皇海山~庚申山~中倉山)
【日時】2017/06/10-06/11
【メンバー】 kitchan、ao、tommy、miyachan、imarin、u-san、yasuyo、kyoko、full
【ルート】 1日目:銅親水公園登山口  ‒ ウメコバ沢 出合い ‒ 三沢出合 ‒  ニゴリ沢出 合 ‒  国境平(泊)
2日目:国境平 ‒ 皇海山 ‒ 不動沢のコル ‒ 鋸山 ‒ 薬師岳 ‒ 駒掛山 ‒ 庚申山 ‒ オロ 山 ‒ 沢入山 ‒ 中倉山 ‒ 中倉山取り付き点 ‒ 銅親水公園登山口

皇海山(すかいさんと呼びます)は栃木県と群馬県の県境にあります。
今回は足尾側より沢伝いに登り、県境尾根の国境平で野営、翌日皇海山へ登頂、鋸山(1998m)、庚申山(1892m)へ
そして、登山道を離れ、中倉山(1520m)へ向かい登山口に戻る大変変化にとんだ山行です。

4:00朝は幻想的な夜明けで目を覚ます。
準備を整え5時前に出発。
キジに見送られ、林道を歩くと今度は鹿が迎えてくれた。
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景色が違う。
岩がそそり立つ景色は日本とは思えない。

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天気も上々。これで午後に雨が降るのだろうか?

河川敷ゴーロで渡渉用の靴に履き替える
渡渉は膝位までが何度も続くが冷たくて気持ちがいい。

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宮様が用意した古いスニーカーの底が剥がれた。笑える。kyokoちゃんの靴も剥がれた。
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ソウルブラザースの誕生!!
二人とも渡渉が終わるまでその靴で何とかしのぐ。

沢を離れ、モミジ尾根の急登に挑む
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この急登はかなりきつい
何度も折り返してジグザグに高度を上げていく

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なんとか尾根筋にでる
するとそこはとても綺麗に刈られた笹原
鹿が笹を食したそこは、ひざ下まででとても歩きやすい。
目的地はもうすぐだ
やがて笹原の中で芝がある好立地現る

本日のお宿は此処にしよう
風は予想通り強い。
早速、宿の設営にかかる。
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屋根を極限まで低くしてタープを張る。テント、ツエルトもしっかりペグダウン
やがて、予報通り雨が降り出した。2~3時間でやむだろう。
タープ内で宴が始まる・・・・・



翌朝 3時 起床
昨夜風が強く、ちと寒かった。
ラーメンで暖をとる
今日は、長丁場。天気は予報を裏切り好天

皇海山へ挑む。
この道も急登
喘ぎながら一気に登りきる!

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        ス・カ・イ・山! 
頂上到着!
昨年からの念願を果たす

次は鋸山
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さっきまでいた皇海山。いい形だ


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進んできた『道なき道』をふりかえる
すばらしい景色


梯子、鎖場、トラロープ、さらに藪を伝ってさらに縦走は続く
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梯子とトラバースを経て急降下
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ロープ2本と鎖1本を一緒につかんで長いながーーーい降下。
いったい何十メートルあったのか・・・(怖)


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やがて庚申山見晴らし台に到着
ここから登山道を離れオロ山、中倉山へ向かう
休憩していた以前このルートを踏破した人からアドバイスを受ける。お水も分けてもらった。(感謝!)
迷いやすいとっつきも無事こなし、コンパスと先人の赤テープを頼りにヤブを進む

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何ヶ所かの胸までの藪をくぐり抜けオロ山に到着。
そこから先は低い笹原。牧草ではないがハイジの世界に迷い込んだみたいだ。

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下の方には昨日見上げた美しい岩の下に渡渉した川が見える。
中倉山まではまだかなりの距離がある
急ごう。

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通ってきた尾根を背に歩く

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そして、最後のピーク 中倉山に到着!尾根歩きは最高でした!

しばし休憩後、一気に林道まで下る。
みんな早い。置いてかれてしまった。
そして川沿いの林道に出て車へ・・・
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お疲れさまでした。

20170611皇海山1-2日目
約30km2日間 面白おかしく美しく爽快で楽しく充実した山行でした。
同行のみなさまお疲れさまでした。



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皇海山改め、鋸山ヤブ漕ぎ

参加者:akikoさん、noriさん、kenさん、aoさん、kitchan
「日帰り、百名山シリーズ」で前回の赤城山の山頂で、見えた皇海山。
どうも我らを呼んでいるような気がする。帰りの車の中で、ほぼ決まり計画実行へ

早朝、都内で待ち合わせ、関越道を北上、曇っていた天気は次第に回復し青空が見えるまでになってきた。
伊勢原から栗原川根利林道へ、倉見川の橋の欄干に「通行止め」と。特に理由は書いてない。
先行の釣り人がゲートで、「雪があるかもしれないよ」
栗原川林道へ迂回するにもかなりの距離。行けるところまで行ってみることになる。
しばらく走行し、あるカーブを曲がり終えたところで車が2台止まって道をふさいでいる。
雪が残っている。そこだけ深い鞍部になって貯まったようだ。先には落石もごろごろしている。
さて、どうするか・・・・
天気は上々。林道を歩いてみることにした。
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しばらく歩く。地図を見る限りまだまだ登山口までは距離があるようだ。
すぐ上を袈裟丸山~鋸山のルートがあり、その斜面のクマザサが新緑でとても綺麗だ。
林道もそろそろ飽きてきた。少し今日は変わった楽しみ方をしよう。
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最初はヒザ程度だったクマザサだが、やがて背丈ほどになり、前が見えないほどに
2時間ほどで男山に到着。山頂に登山道は見当たらない。
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やはり「山と高原の地図」破線の登山道は要注意だ。
休憩を取りながらみんなで検討。
少し登山道が恋しくなってきた。鋸山をめざす。
尾根の中央を外さぬよう鹿道を頼りにすすむ。
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やったー!登山道にでたぞ~!

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1時間ほどして普通の登山道に抜けさらに1時間かけて鋸山山頂に立つ。
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山頂からは目の前に皇海山。至仏山、燧ガ岳、谷川岳はまだ雪に覆われている。
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鋸山から不動沢のコルに向かうかなり急な下り坂。
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落石を気にしながら慎重に下る。
やがて、沢が現れ渡渉を何度か繰り返し下山。
さらに林道はつづく・・・・・


その他の写真




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KoKoDoKo 解説編 (八十里越)

今度は真面目にやります。(笑)

リンクから飛んできた方は、ここのブログから読むと事情が理解できます。


日程:9月27日‐28日
メンバー:カイチョー、元山友会のIさん、文芸部地域研究班O野(L,記)
場所:会越国境八十里越

行程:
27日 燕三条(9:00) 吉ヶ平(10:15) 馬場跡分岐(10:40) 雨ヶ池(11:05) 馬場跡分岐(11:35) 椿尾根(12:55) 山の神(13:45) 番屋乗越(14:10) 空堀小屋跡(16:05) 空堀三叉路(16:10)

28日 空堀三叉路(6:40) 鞍掛峠 (7:55) 田代平(8:50) 八十里峠[木の根峠](10:00) 松ヶ崎(10:55) 工事中の新道合流(12:55) DoCoMoの電波キャッチ地点(13:30) 浅草岳登山口奥のゲート(14:00) 只見町深沢温泉(15:10) 会津高原駅(16:50)

これから行く八十里越は、明治後期まで会津地方と越後の交流を支える重要な街道 として利用されていました。



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燕三条で新幹線を降りてIさんと合流。
Iさんは前日に車を只見にデポし、燕三条で我々を待っていました。



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守門岳は左。

タクシーの運転手さんによると、この地域一帯は10年前に大水害に見舞われ、多くの死者と広いエリアで人家や田畑に被害がでたということでした。
その時期に前後する中越地震や東日本大震災の年に起きた豪雨の影響と合わせて、以前2度ほど通り抜けた時の状態がどれだけ災害から免れているか。
非常に気になるところです。


所どころで道が途切れ、地形と磁石を確認しながら進んだ道。
100年前に造られた石垣が健在していた道。
今でも車が通れそうな広い道。
日本一のスケールを持つ歴史の廃道。



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出発地点に佇む昭和40年代に廃校になった旧下田村々立森町小学校吉ケ平分校。
老朽化が激しく今年10月には解体されます。
後ろでは来年オープンする吉ヶ平山荘の工事が三条市によって行われています。
炭焼き体験施設や守門岳のルートも整備されていました。

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左が炭焼き小屋、右は監視小屋。




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10年前の水害を意識してか、少し上流には巨大な砂防ダムが建設中でした。


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この地で明治36年起きた雪害で犠牲になった子供たちの碑でした。


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ここに道があるのですが分りますか?



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吉ヶ平山荘建設現場の方の話によると、只見町商工会関係者や三条の市長さんが八十里越を歩くことになり、その為のトラロープや巻道などの整備をしたということでした。


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2日目、対岸にそびえる烏帽子山。

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山から下りて辿り着いた道は工事中の国道289号線八十里越。全通は2020年代の予定。
しかし地元の人によるとトンネルなどの基本構造物は完成しており、暫定供用の話が出ているようです。


おまけの動画、小さいヘビがにょろにょろしていました。(Internet Explorer 11での動作を確認しています)
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浅草岳登山口付近からJR只見駅までタクシー。
ここで解散してIさんはデポした車でそのまま旧舘岩村の離騒館へ、カイチョーと私は小出・浦佐経由の新幹線で帰るつもりでした。

只見から舘岩まで車で1時間、その先の会津高原駅まで1時間半なので会津高原まで送るわよ、と言うIさんの好意に甘えることにしました。
会津高原から浅草行に乗り、途中でスペーシアに乗り換えました。
なので、スペーシアの写真はちょっと引っかけでした。



煩悩が修験道を行く 第2部

足尾-尾根-古峰ヶ原湿原-林道-足尾
11月9日(土)
O単独

年明け早々去年の古い記録で恐縮です。

前回は日光細尾峠からの尾根を南下し古峰ヶ原湿原に下りたが、尾根自体は足尾まで続いている。地図上でも点線ルートとして存在している。
だがしかし、この尾根ルートの記録はあまり目にしたことはなく、尾根の南側には、地図には記載されていない沼があるような情報もあったりしてよく分からないことが多い。
記録の少ない点線ルートは、ただただしんどい思いをして敗退なんてことがあるので、現地ではいったいどんな目に遭うのかと想像すると少し楽しい。

予定ルートは足尾から尾根に取りつき、途中1014m地点で南北に通る点線の道を横切り細尾峠からの道に合流し古峰ヶ原湿原に至る。帰りはふれあいの道から都沢沿いの林道を歩いて足尾に戻る。
帰りの道は何度か歩いたことがあり2時間弱と計算。時間があれば尾根の少し下にあると思われる沼探しをして帰る。ただし始発で乗り込んでも足尾着は9時半、日が短いこともあり出来れば16時には足尾に戻りたいので実際の行動時間は6時間と短い。
よほどサクサク進まないと沼の探索は無理そうな。

そして今回のルートはいわゆる行者の道とは無関係と思っていたのですが、くだんの題名になってしまった事情は後半に現れます。


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沿線の紅葉が真っ盛りのわたらせ鉄道、その紅葉はアテンダントのお嬢さんのガイドによって更に美しくなる。そんな浮ついた気持ちで足尾に降りる。

渡良瀬川を渡り国道から分岐する古峰ヶ原方面の道をわずかに進み、電波関係の施設へ続く道から尾根に取りついたのは10時少し前。
現在地

治山対策と思われる段々状に整地され植樹されている斜面は急で歩き辛い。暫くすると作業用モノレールが現れ周りは自然の山肌になった。人の気配を感じると、尾根の途中に現れた建物はNHKの放送設備だった。ここでは外壁の塗り替え工事が行われていた。

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モノレールはさら先にあるもう一つの建物まで続いてその先にアンテナが立っていた。ここで10時40分。

写真は松木沢渓谷
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地図上の1029m三角点を超えるとなだらかな尾根道になり踏みあとも続くが、ちょっとした上り下りではその踏みあとも怪しくなる。

写真は尾根道
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その怪しい踏み跡をわずかに下り南北に横切る道とのの十字路に着いた。元々は車の往来が出来る林道のようだが、今は荒れ果て廃道となってしまった。
ここからは登り返しになりひたすらに進んだのだが油断していた。

ピークを越して下り始めたらいつの間にか谷を下ってしまった。ここで初めてコンパスを出して確認すると西に進むはずが真北に進んでいた。いつの間にか道はやや北方向に向きを変えていて、ピーク地点で90度右に向きを変えていることに気付かず進んでいたのだ。
15分のロス。尾根に戻ってとにかく西に進んで1268mの三角点には11時50分に着いた。

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写真三角点

出発して2時間が経過したわけで、まあこんなもんかなあとも思うが古峰ヶ原湿原には出来れば13時に着きたい。天気も出発時よりも更に曇り模様になり何やら降りそうな気配も出てきた。
ここからしばらくは膝下程度の短い笹藪の緩やかな尾根を歩く。
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そして緩やかな尾根が終わり、下りに入るその所でさっきと同じドジを踏んだ。地形図よりも下りが急すぎるのでおかしいと思いコンパスで確認すると、またしても北に向かっていた。
現在地
15分ロス。

正しいルートに戻ってからの踏み跡は比較的明瞭になり、12時55分には細尾峠からの尾根に合流し一応の目的は達成した。
写真は合流地点の大天狗之大神
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この尾根ルート全体を通して、ルートを示す赤インクや赤布は思い出したように現れる。だが間隔が長すぎて頼りには出来ないので、ルートはちゃんとコンパスを使って(笑)自分の力で探したほうが早いし確実だと思う。
あの中途半端な赤の目印は、ハイキングコースとしては表立って売り出す気は有りませんが迷子になって騒ぎを起こすことはしないでね、と言う消極的なメッセージと受け止めますがどうでしょうか。

外壁塗装工事の関係者を除いては誰とも会うこともなく、約1か月振りの古峰ヶ原湿原に着いた。
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紅葉の盛りを過ぎた湿原の写真を何枚か撮り、天気は相変わらず曇りのまま雨も降りそうなので寄り道せずに足尾に向かった。

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途中にある地図の看板を何気なく見たら、足尾に向かっているこの道がまさに行者の道、修験行者の道であると書かれていた。
そうか、幾分でも修行の気持ちを持って歩かなきゃね。


ところで行者の道が尾根道ではなく、川沿いの道を選んだ理由がこのときは分からなかった。修行するなら尾根道、そう思い込んでいた。
が、歩くにつれ何故この道なのか理解できた。
写真は都沢を渡る橋から下流を写している。
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写真では分かりづらいが、この滝を降りるとしたらロープが無ければ死んでしまうし、登りにしたところで何処をどう高巻けば良いものか、一見しただけでは分からない。
上級者向け沢のルートなのだ。


結局雨は降らず足尾駅には15時に着いた。尾根道の所要時間は3時間10分。行けなかった湿原は来春にでも訪れることにしようかな。

帰りの列車でもアテンダントさんが乗車していた。
飛行機のとは比べ物にならない位レベルが高い(隣のグループ客談)アテンダントさんにうつつを抜かし、乗り継いだ東武の車内で赤城山を飲み乾した頃には、煩悩の成長をしっかりと感じた。

国道分岐(9:50)-NHK施設(10:20)-アンテナ(10:40)-1014mの十字路(11:00)-1268mの三角点(11:50)-古峰ヶ原湿原(13:00-13:10)-足尾駅(15:00)
世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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