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10/6-9 地図読山行 北ア・高瀬ダム~唐沢岳--餓鬼岳
LD 島 友

ここ何年も地図など購入したことが無い。
ふっとした思いつきで”烏帽子岳”の地形図を購入し丹念に見入る内に行き先が決まる。

108唐松


未明に七倉の駐車場に着くが多方面のナンバーで埋まっていて、それぞれ仮眠をしているようだ。
七倉から高瀬ダムにはタクシーが使え便利になっている。

初日は沢をつめるが、装備は120スリング3本にビナ3個に30mのロープのみ。
高瀬ダムでは地形図で唐沢の入渓点の確認だが幕岩までは唐幕のクライマーの記録を参考にするがこれが難しい。

108唐沢1


おそらく、初めて行くクライマーは大町の宿に到着できないのではと思う。
沢登りの沢ではないので遡行図などなく、地形図で一つずつ確認しながら行くので時間もかかる。
装備の都合で違う沢に入れば身動きできなくなる事を考え緊張の連続で胃が痛くなる。
予定のコルに着いてほっとしたが良いテン場が無く斜面の倒木に寄りかかる様に寝た。

108コル


二日目はコルから唐沢岳の登山道迄の地図読みだが、地図を読みながらの藪の読みが大変だった。
所により背丈以上のシャクナゲと廃松の藪をどう通過するかの判断が時間を決める。
どうにもこうにも此処を突破しなければと強引に行き何処かで時計も無くす。
廃松も低くなり岩峰に出てホッとするがその先も藪が有り気力体力を使い果たす。
何とか唐沢岳に着くが登山道とはいえ岩稜歩きのザラザラで餓鬼岳迄がこれまた辛くヘロヘロだった。
暗くなる頃餓鬼岳小屋に着き、テン場は一杯と言われ廃松の陰に何とか一夜の安楽地を確保するが昨日よりはるかに快適だった。

108秋色


周りの音に目を覚まし顔を出し外を見ればうっすらと雪が覆っていて凍っていた。
槍ヶ岳や燕岳などの眺望もよく夕べまでの苦労を拭い取ってくれるかのようだ。
ななかまど等の色付きもよく秋まっさかりに出会え登ってきたかいが有るが2度同じルートを来たいとは思わない。

唐沢岳から餓鬼岳にそこから白沢登山口迄のコースタイムには泣かされ厳しさを感じた。
本来なら下山も地図読みの予定だが時間切れで課題を残した。
読図からどの沢を選ぶかや支尾根の稜線を詰めるにも藪や岩峰などの障害物をどの様に処理するかの判断も楽しいが疲れた。
終わってみれば来て良かったのかなぁ~の感じがした。
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