8/22,23 剱岳
「せっかく平日行けるんだから、週末は混雑で二の足を踏むような所へ行こう!」
ということで、ウワサのカニのタテバイ・ヨコバイの渋滞がいやだな~と思っていた、剱岳を選択しました。
imarin単独
22日:7:30 室堂 - 雷鳥沢 - 剱御前 - 10:00 剱沢キャンプ場(テント設営) 10:45発 -
一服剱 - 前剣 - 13:45 剱岳山頂 - 16:30 剱沢キャンプ場
23日:5:50 剱沢キャンプ場 - 8:30 室堂
前線の南下により荒天の予報が出ている北陸方面、バスのキャンセル料がかかるので、とりあえず室堂までは行くことにしました。朝、剱岳付近の予報を見ると、午後から晴れになっています。初日は立山三山を縦走して剱沢キャンプ場までの予定でしたが、直接、剱を目指すことにしました。
室堂周辺は濃霧で、視界なし。

歩いているうちにだんだん天気は回復、10:00前に剱沢キャンプ場に到着。強風の中テントを設営、余分な荷物を置いて、剱のピークを目指します。
剱沢キャンプ場。吹き下ろす風がすごい。

10:45キャンプ場を出発。一服剱、前剣とピークを越えていきますが、なかなか本峰は姿を見せません。
前剱。

あれが本峰か??

そして順番待ちなしの、カニのタテバイへ。

タテバイが終わってから山頂までが、案外長い・・・
そして山頂へ。剱岳の主張がいくつも。

今日一日で、あっちから登ってきたんだな~・・・

そして下山開始、カニのヨコバイへ。

登り・下りともクサリをほぼ使わないでも行けました。いやらしいトラバースだけは気休め?にスリングで簡易確保しましたが、もし落ちたらあまり役には立たないし・・・渋滞で長時間取り付いていなければならない場合はむしろ、ちゃんとハーネスで確保しながら行ったほうがいいのかも。
ということで、16:30テン場到着、カンパーイ!山の神様、ありがとう!

翌朝は予報より早く荒天。強風&雨の中テント撤収、6時前に出発。
7時過ぎると空はピカピカゴロゴロ。雷鳥沢を過ぎてからは豪雨になり、室堂に着いたときにはレインウェアも染みてビッショリの、濡れタヌキ状態でした。
今回の目的は剱だったとはいえ、ただのピークハントは物足りない・・・
いつか、源次郎尾根や周辺のバリエーションに行ってみたいと思ったimarinでした。
写真アルバム
ということで、ウワサのカニのタテバイ・ヨコバイの渋滞がいやだな~と思っていた、剱岳を選択しました。
imarin単独
22日:7:30 室堂 - 雷鳥沢 - 剱御前 - 10:00 剱沢キャンプ場(テント設営) 10:45発 -
一服剱 - 前剣 - 13:45 剱岳山頂 - 16:30 剱沢キャンプ場
23日:5:50 剱沢キャンプ場 - 8:30 室堂
前線の南下により荒天の予報が出ている北陸方面、バスのキャンセル料がかかるので、とりあえず室堂までは行くことにしました。朝、剱岳付近の予報を見ると、午後から晴れになっています。初日は立山三山を縦走して剱沢キャンプ場までの予定でしたが、直接、剱を目指すことにしました。
室堂周辺は濃霧で、視界なし。

歩いているうちにだんだん天気は回復、10:00前に剱沢キャンプ場に到着。強風の中テントを設営、余分な荷物を置いて、剱のピークを目指します。
剱沢キャンプ場。吹き下ろす風がすごい。

10:45キャンプ場を出発。一服剱、前剣とピークを越えていきますが、なかなか本峰は姿を見せません。
前剱。

あれが本峰か??

そして順番待ちなしの、カニのタテバイへ。

タテバイが終わってから山頂までが、案外長い・・・
そして山頂へ。剱岳の主張がいくつも。

今日一日で、あっちから登ってきたんだな~・・・

そして下山開始、カニのヨコバイへ。

登り・下りともクサリをほぼ使わないでも行けました。いやらしいトラバースだけは気休め?にスリングで簡易確保しましたが、もし落ちたらあまり役には立たないし・・・渋滞で長時間取り付いていなければならない場合はむしろ、ちゃんとハーネスで確保しながら行ったほうがいいのかも。
ということで、16:30テン場到着、カンパーイ!山の神様、ありがとう!

翌朝は予報より早く荒天。強風&雨の中テント撤収、6時前に出発。
7時過ぎると空はピカピカゴロゴロ。雷鳥沢を過ぎてからは豪雨になり、室堂に着いたときにはレインウェアも染みてビッショリの、濡れタヌキ状態でした。
今回の目的は剱だったとはいえ、ただのピークハントは物足りない・・・
いつか、源次郎尾根や周辺のバリエーションに行ってみたいと思ったimarinでした。
写真アルバム
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上越巻機山 米子沢
日程 :8月17日~18日
メンバー:会長、Imarin,Full、ao
遡行6時間
下山2時間
上越巻機山の米子沢(こめごさわ)。中流部には数々の滝、そして上流部には大ナメを持つ、スケールの大きな絶景が広がる美しい沢であり、屈指の人気を誇る沢の一つだ。日帰りが可能な沢だが宴会が必須条件の会長により
避難小屋泊とした、ここでのすばらしい夜空の一夜の思い出に浸る会長、何ともラブリー!!
後半のナメが長く少しだれる、その上、水流に足をつけてヒタヒタと上がれるナメならまだしも一度スリップすると止まりそうもないナメ、頭空っぽでは歩けない。まあ、そんな事を割り引いても素晴らしい沢である事は間違いが無いのではあるが。
巻機山から見える草原のような山並みは素晴らしく、登山の奥行の深さを感じた山行であった。
1250m付近の17m滝、ルートは右 素晴らしい景色だ!

濡れネズミ?濡れタヌキ?

コイの滝登り(by imarin)、シャワークライミングだが快適

前回の滝に懲りて濡れない道を選ぶImarin,先行者の努力が~

中間部のナメ、滑ればあっと言う間も無く原点復帰

後半のナメ帯、下を見る。さすがに飽きるでしょう!!

巻機山から牛ヶ岳まで足を延ばし、風を見ている会長~!。どう恰好良く言っても休憩中の作業員だな~

夕食兼宴会。Imarin食坦ありがとう!疲れた体に酢飯は最高でした

朝日を浴びて下山だ!快適な避難小屋で十分に寝たので体も軽い!イヤー楽しかったな~!

メンバー:会長、Imarin,Full、ao
遡行6時間
下山2時間
上越巻機山の米子沢(こめごさわ)。中流部には数々の滝、そして上流部には大ナメを持つ、スケールの大きな絶景が広がる美しい沢であり、屈指の人気を誇る沢の一つだ。日帰りが可能な沢だが宴会が必須条件の会長により
避難小屋泊とした、ここでのすばらしい夜空の一夜の思い出に浸る会長、何ともラブリー!!
後半のナメが長く少しだれる、その上、水流に足をつけてヒタヒタと上がれるナメならまだしも一度スリップすると止まりそうもないナメ、頭空っぽでは歩けない。まあ、そんな事を割り引いても素晴らしい沢である事は間違いが無いのではあるが。
巻機山から見える草原のような山並みは素晴らしく、登山の奥行の深さを感じた山行であった。
1250m付近の17m滝、ルートは右 素晴らしい景色だ!

濡れネズミ?濡れタヌキ?

コイの滝登り(by imarin)、シャワークライミングだが快適

前回の滝に懲りて濡れない道を選ぶImarin,先行者の努力が~

中間部のナメ、滑ればあっと言う間も無く原点復帰

後半のナメ帯、下を見る。さすがに飽きるでしょう!!

巻機山から牛ヶ岳まで足を延ばし、風を見ている会長~!。どう恰好良く言っても休憩中の作業員だな~

夕食兼宴会。Imarin食坦ありがとう!疲れた体に酢飯は最高でした

朝日を浴びて下山だ!快適な避難小屋で十分に寝たので体も軽い!イヤー楽しかったな~!

北アルプス表銀座そぞろ歩き
大天井岳から槍・穂高の展望:手前は赤沢山、西岳、赤岩岳稜線と続く北アルプス表銀座
後方左から前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳、大キレット、南岳、大喰岳、槍ヶ岳、北鎌独標

諏訪湖地方を襲ったゲリラ豪雨は、大幅な交通機関の乱れをもたらせたが、
その後の晴天はアルピニストに絶好の舞台を提供してくれた。喜作新道から
槍にいたる道標は表銀座にふさわしい第一級の景観だ。尖鋭な鉾で天を突く
三角錐はどこから見ても変わることがない。それは悲しいまでにひとり天を
さしている。(深田久弥著、日本百名山から一部抜粋)
【日時】2013年8月15日(土)-8/18(日) 【場所】北アルプス表銀座・槍ヶ岳縦走
【参加者】SH(L)、is、matu、arai 【交通】公共交通機関
【行程】8/15(木)新宿駅(あずさ号)21:00発⇒8/16(金)6:00松本駅着(豪雨のため
延着)松本駅6:05(タクシー)⇒7:00中房温泉7:20(歩)⇒7:50第一ベンチ
⇒8:50第三ベンチ⇒9:30富士見ベンチ2200m⇒10:15合戦小屋⇒11:30
燕山荘⇒燕岳往復⇒燕山荘12:30⇒15:50大天荘
8/17(土)大天荘6:00⇒6:15大天井岳2922m⇒6:30大天荘⇒ライチョウ
の親子確認7:10大天井ヒュッテ⇒8:30赤岩岳⇒9:35ヒュッテ西岳⇒
10:35水俣乗越⇒13:00ヒュッテ大槍⇒14:10槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳山頂往復
8/18(日) 槍ヶ岳山荘5:55⇒6:15殺生ヒュッテ⇒ババ平8:15⇒8:40槍沢
ロッジ8:50⇒10:00横尾⇒11:10徳沢(牛カレーライス絶品)⇒12:10明神
⇒12:50上高地14:05(バス)⇒島々駅(松本電鉄)⇒15:54松本駅16:30
(あずさ号)⇒19:10新宿

燕岳山頂から燕山荘を望む

為右衛門吊岩:燕山から大天井岳までは奇岩の連続

コマクサの群生:燕山荘から蛙岩にいたる付近

キスゲと旅人と槍ヶ岳:赤岩岳稜線にて

天空の楽園に遊ぶ仲間たち

ライチョウの親子:8/16(土)6:40大天荘を下った登山道

結構歩きましたね。isさんスイスイですか?
ヤマレコへ


諏訪湖地方を襲ったゲリラ豪雨は、大幅な交通機関の乱れをもたらせたが、
その後の晴天はアルピニストに絶好の舞台を提供してくれた。喜作新道から
槍にいたる道標は表銀座にふさわしい第一級の景観だ。尖鋭な鉾で天を突く
三角錐はどこから見ても変わることがない。それは悲しいまでにひとり天を
さしている。(深田久弥著、日本百名山から一部抜粋)
【日時】2013年8月15日(土)-8/18(日) 【場所】北アルプス表銀座・槍ヶ岳縦走
【参加者】SH(L)、is、matu、arai 【交通】公共交通機関
【行程】8/15(木)新宿駅(あずさ号)21:00発⇒8/16(金)6:00松本駅着(豪雨のため
延着)松本駅6:05(タクシー)⇒7:00中房温泉7:20(歩)⇒7:50第一ベンチ
⇒8:50第三ベンチ⇒9:30富士見ベンチ2200m⇒10:15合戦小屋⇒11:30
燕山荘⇒燕岳往復⇒燕山荘12:30⇒15:50大天荘
8/17(土)大天荘6:00⇒6:15大天井岳2922m⇒6:30大天荘⇒ライチョウ
の親子確認7:10大天井ヒュッテ⇒8:30赤岩岳⇒9:35ヒュッテ西岳⇒
10:35水俣乗越⇒13:00ヒュッテ大槍⇒14:10槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳山頂往復
8/18(日) 槍ヶ岳山荘5:55⇒6:15殺生ヒュッテ⇒ババ平8:15⇒8:40槍沢
ロッジ8:50⇒10:00横尾⇒11:10徳沢(牛カレーライス絶品)⇒12:10明神
⇒12:50上高地14:05(バス)⇒島々駅(松本電鉄)⇒15:54松本駅16:30
(あずさ号)⇒19:10新宿

燕岳山頂から燕山荘を望む

為右衛門吊岩:燕山から大天井岳までは奇岩の連続

コマクサの群生:燕山荘から蛙岩にいたる付近

キスゲと旅人と槍ヶ岳:赤岩岳稜線にて

天空の楽園に遊ぶ仲間たち

ライチョウの親子:8/16(土)6:40大天荘を下った登山道

結構歩きましたね。isさんスイスイですか?
ヤマレコへ
8/14~16甲斐駒ケ岳・黄蓮谷右俣
西丹沢モロクボ沢(石ちゃん,沢デビュー戦)
メンバー:宮ちゃん、石ちゃん、ao
日程 :8月11日(日曜日)
世の中お盆休みに突入で東名は渋滞予想、早朝4時にはピックアップ完了しさすがにスイスイ到着。
モロクボ沢は水が圧倒的に少なく前半は楽しめますが後半水枯れ、早めに左に詰め上がります。沢デビューの石ちゃんも淵に自ら浸かったりと楽しんでます。ところが下山を車を止めた場所に地図読みをして下る作戦が最後につまずき、懸垂を強いられるなど大変な事に、その上石ちゃんがクロスズメ蜂に襲われ絶対絶命!!何とか駐車場200M付近の林道に下りたち、ちょうど雷雨になりかけた時、車に到着、ふー何とか助かったぜ~!!
全行程8時間弱のハード行程(そのほとんどが下山だけど)皆さんご苦労様でした。
大滝前にて

滝上はいきなり涼しくなる

沢デビューの石ちゃんも快適に上がる。

淵につかる石ちゃん!最高と言っておった(この後の地獄は予想だにできなかっただろうな)

面倒見の良い宮ちゃんに見守られながら上がる

左支尾根から畦ヶ丸頂上下の登山道にやっと詰め上がる、藪漕ぎは無いけど急登で暑さにまいる

善六ノタワから1119ピーク1033ピークを目指す。1033ピークまでは簡単だがその先ではまる!

最後は涸沢に懸垂で降りる、実戦で懸垂が初めての石ちゃん、もう沢に行きたいとは言わないかもしれませんが、
今後大抵の事には動じないでしょう!!

日程 :8月11日(日曜日)
世の中お盆休みに突入で東名は渋滞予想、早朝4時にはピックアップ完了しさすがにスイスイ到着。
モロクボ沢は水が圧倒的に少なく前半は楽しめますが後半水枯れ、早めに左に詰め上がります。沢デビューの石ちゃんも淵に自ら浸かったりと楽しんでます。ところが下山を車を止めた場所に地図読みをして下る作戦が最後につまずき、懸垂を強いられるなど大変な事に、その上石ちゃんがクロスズメ蜂に襲われ絶対絶命!!何とか駐車場200M付近の林道に下りたち、ちょうど雷雨になりかけた時、車に到着、ふー何とか助かったぜ~!!
全行程8時間弱のハード行程(そのほとんどが下山だけど)皆さんご苦労様でした。
大滝前にて

滝上はいきなり涼しくなる

沢デビューの石ちゃんも快適に上がる。

淵につかる石ちゃん!最高と言っておった(この後の地獄は予想だにできなかっただろうな)

面倒見の良い宮ちゃんに見守られながら上がる

左支尾根から畦ヶ丸頂上下の登山道にやっと詰め上がる、藪漕ぎは無いけど急登で暑さにまいる

善六ノタワから1119ピーク1033ピークを目指す。1033ピークまでは簡単だがその先ではまる!

最後は涸沢に懸垂で降りる、実戦で懸垂が初めての石ちゃん、もう沢に行きたいとは言わないかもしれませんが、
今後大抵の事には動じないでしょう!!

紫陽花坂に陽が差した。
8月3日 天候くもり
メンバー:ユーレイ(L)、yさん
南会津新宮川ダム上流の宮川支流大滝川~倉骨川~木地工房
地図「東小岐」「林中」「大芦」
山域 南会津 三引山
会津田島北西に位置する舟鼻峠周辺は、起伏の少ない山肌を成しており、山スキーならどうなのかしらね? そう思って11年前の2月に舟鼻峠から駒止湿原までを1泊で通り抜けた。
このルートは樹林の少ない台地状の地形を進み、周りの景色の良さも相まって、自己の山スキーベスト5にランクインされる山行でした。
数年後、調子に乗って反対の北東に位置する三引山方面へトライしたら、二度続けて敗退。2度目はどうやら三引山の手前まで行けたのですが、視界をはばかる樹林帯と延々と続く似たような地形にギブアップしましたと。
この頃のメンバーは、ベテランYさん、荷物持ちのおれ、若さのyさんの強力メンバー。
冬場三引山を抜けるにはよほどの天候に恵まれないと自分の技量ではちょっと無理かなと暫くご無沙汰。
そして去年、無雪期ならどうかしらと、舟鼻峠の東、木地小屋から倉骨川林道を登り町村堺尾根を超え大滝川から新宮川ダムへ下るルート泊まりで試みた。
スタートの倉骨川林道は地図よりも更に延びていて、尾根の手前まで続いていた。これは楽勝と気を許したらこんどは取り付き場所を探すのに手間を取ったり、猛烈な藪に行く手をさえぎられたりで散々な目に会った.
やっと超えた尾根から見降ろした大滝川への下降は、地図で見る地形より険しくその時は見えた。ロープがあればなんともなかったのに、事前検討で不要と判断していてここはあっさり敗退。
冬の山スキーの時も帰りのタクシーの手配で二度ほどお世話になった、木地工房で三度目のお茶を頂き帰りました。この辺りは携帯の電波がまだ届かないエリアです。
後になって思い起こすことはと言えば、「敗退の判断って単に腰が引けてただけだったんじゃないの、降りようと思えば降りれたんじゃない?」という想いが頭に残りました。
yさんの顔にも「このヘタレが」と書いてあったし。
そこで今回は逆コースで再挑戦することにしました。
夜行バスで若松入り。会津高田からのタクシーが新宮川ダムを越え大滝川の林道の奥まで入れることもあり、これならその日のうちに木地工房へ抜けられる。
クマに注意の看板がうるさく立ち並ぶ新宮川ダムの周辺林道、その封鎖ゲートに着いたのは7時少し前。
スタート地点 -> ここをクリック

8月にしてはやや涼しく曇りで日差しも気にならない。
釣りで紹介されることの多い大滝川だが、今日は釣り屋の姿は見えない。
ここからゴールの木地工房までは、直線距離で南へ約10キロ、高低差は550メートル。
林道は地図上では大きな二股を三つ経て、尾根の手前まで伸びている。そこから沢を遡行し藪尾根を超えて、反対側の倉骨川林道までは1キロにも満たない。
自分だけの大甘の予定では、大滝川林道を3時間、尾根越えに1時間、倉骨川林道に1時間半。
5時間半後の12時半には、木地工房でお茶を飲む自分を描いていたのだ。

熊よけの鈴を鳴らしながら出発。林道はゲートを越えても舗装が続き歩きやすい。左手の大滝川は3日前の大雨で増水しており釣屋が居ないのも納得。
しかしこの水量ならかなり上流まで行かないと遡行が出来ない。林道の状態が悪くなったときの選択肢が減ることになる。
そしてその林道、早速崩壊箇所が現れるがここは問題なく進む。出発後小1時間で小さな祠が、その下に川の名前の由来となる大滝が現れた。

更に進むと、岩壁に横付けされた立派な道になり整備されていると思わせる。

うん、これなら予定通り進めそうだ。増水しているものの綺麗な滑の続く大滝川を左に進むと、舗装はあっさり途切れその先は車の通れないほどの廃道と化していた。
出発後1時間20分でハイキングモード終了。


最初の二股から2番目の二股。(8時55分-10時20分)
9時前に最初の二股を超えた。ここから次の二股には10時20分着。
そしてこの間1.7キロを1時間30分かかっている。
林道の状態が悪いのだ。全体の2割が一般登山道のレベル、6割が踏み跡はあるものの膝から胸までの雑草・藪が生い茂る獣道、1割が踏み跡も頼りない藪漕ぎ(まだ顔が出る)、最後の1割は体全体が藪に覆われる上級者向け藪漕ぎ。
藪が険しくなって先頭をyさんから交代。
上2枚の写真は藪漕ぎ地帯。
2番目の二股から最後の二股(10時20分-11時48分)
更に進むものの状況は悪く、笹藪が現れて動きが取れない。
ここで廃道林道を諦め沢靴に履き替えて大滝川遡行に切り替えた。

水量も落ち着いてきれいな滑の続く。
本当は内緒にしたい沢。それまでの藪漕ぎの苦労を忘れて更にお釣りをもらった気分になったもの。
今回は沢登が目的でなく、大滝川から倉骨川へ乗り越す手段として沢を選択したので、望外の収穫でした。まったく。
11時48分に最後の二股を通過。1キロに1時間半。時速666メートル。
藪漕ぎとしては結構早いですよ(笑)。
最後の二股から尾根越え(11時48分-)
最初の目論見はここに10時までに来れたらと思っていたが12時前。2時間近くの遅れ。想像以上の林道の荒廃を考えるとまあ上等と思う。沢で良い気分になったことだし。
ここまで来ると越える尾根までもう1キロも無い。滑が続く沢をさくさく進む。右手にその尾根を見ながら頃合を見計らって尾根に取り付いた。
これを越えれば直ぐに反対の林道に出られる、そういう期待で今までの疲れが忘れられた。
稜線付近の厳しい藪と格闘しながら稜線と思えるところにたどり着く。
ここでyさんを残して尾根の反対を降りるがどこまで降りても林道が出てこない。本来の林道の西か東に出てしまったようだ、そう判断して一旦稜線に戻った。林道に出なくても南側の沢を下れば木地工房のある下郷側に出られるので、沢に続きそうな南側斜面を巻き気味に下っていった。
10分くらい下るとさっきと同じような滑の小さな沢に出会った。
何かおかしい。
方位を見ると少しおかしい。
見覚えのある滑の沢。
やってしまったよリングワンダリング。
1時間かけて同じ場所に戻ってしまった。この間地図と磁石は常にチェックしいたのにぃ。
場所はここらあたり
改めて検討したら原因は早すぎた取り付。しかも沢も尾根も南南東に向いているので南に下った時もっと東よりにルートを取らなきゃいけなかった。
12時55分。
今度はもっと沢を上り詰めてから尾根に取り付く。かなり時間をかけてルート探しに明け暮れるも帰りの林道は今度も見えない。
yさんを残してあちらこちらの様子を見るが、周囲は背丈を越える藪なので無理は出来ない。何回かルートを探してみたがピンポイントで林道に出るのは難しい。
結局今回も南斜面下降の沢降りを選んだ。きっちり磁石を見ながら確実に南へ進んでいる。半袖の腕は傷だらけ、脛は何度も倒木にぶつかり悲鳴をあげ足元はもうふらふら。それでも太陽の位置から南に向かっていたのが分かったので気分は楽だ。
10分くらい降りたらで紫陽花の群生に囲まれた。
高さは1メートル20センチ位か。
もっと綺麗な写真を撮っておけばと悔やむほどすばらしい紫陽花たち。
ちょうどそのころ今までの曇り空から太陽が出てきて陽の光が紫陽花を映し出した。

(写真、下手くそですね)
ここで本日で一番長い15分の休憩。
紫陽花郡の奥は緩やかな谷になっており、坂が沢に変わるのももう少しだ。この沢を下れば倉骨川の林道のどこかに出くわすと思う。間違えていたとしても東西1キロ程度。倉骨川の流域を離れることは無い。
けど少し自信が無い。
13時50分、水流が現れここからは沢降りとなる。この沢も来る時の沢同様緩やかな滑が続き歩きやすい。沢に平行して人の通った小道があり、こんなところに人が来るのかとちょっと驚いた。小さな沢なので釣り屋と思えず林業関係者かと思われる。

何本かの支流と合流した頃まるで滑り台の滝が出てきた。

最後は穏やかな流れとなり、気がついたらあっけなく林道に出た。
14時55分。
ここが去年来た倉骨川林道かどうなのか、まだ自信が無い。
林道を下る途中で出会った釣り屋さんによると、ここはやはり倉骨川の林道で更に進むと見覚えのあるゲートが出てきた。
3時50分、木地工房に着く。->ここをクリック
なつかしの木地工房、4回目ともなると管理しているご夫婦にも顔を覚えられていた。嬉しい気持ちをちょっと隠してお茶を頂きました。
大滝川から来たと言ったら本当に驚いてた。ここでの話題の中心はやはりクマのこと。地元の人でもクマに会うと怖いそうです。自分も目の前でツキノワグマに吠えられた経験があるので良くわかります。
倉骨川林道-大滝川、2度目のトライで目的を達成して気分は最高。
しかし肝心の尾根越えは詰めが甘く課題が残る。
静かで誰も知られていない滑の沢、野性の紫陽花の群生。
未練たらたら。また行きたい。
出発午前7時5分、到着15時55分。
メンバー:ユーレイ(L)、yさん
南会津新宮川ダム上流の宮川支流大滝川~倉骨川~木地工房
地図「東小岐」「林中」「大芦」
山域 南会津 三引山
会津田島北西に位置する舟鼻峠周辺は、起伏の少ない山肌を成しており、山スキーならどうなのかしらね? そう思って11年前の2月に舟鼻峠から駒止湿原までを1泊で通り抜けた。
このルートは樹林の少ない台地状の地形を進み、周りの景色の良さも相まって、自己の山スキーベスト5にランクインされる山行でした。
数年後、調子に乗って反対の北東に位置する三引山方面へトライしたら、二度続けて敗退。2度目はどうやら三引山の手前まで行けたのですが、視界をはばかる樹林帯と延々と続く似たような地形にギブアップしましたと。
この頃のメンバーは、ベテランYさん、荷物持ちのおれ、若さのyさんの強力メンバー。
冬場三引山を抜けるにはよほどの天候に恵まれないと自分の技量ではちょっと無理かなと暫くご無沙汰。
そして去年、無雪期ならどうかしらと、舟鼻峠の東、木地小屋から倉骨川林道を登り町村堺尾根を超え大滝川から新宮川ダムへ下るルート泊まりで試みた。
スタートの倉骨川林道は地図よりも更に延びていて、尾根の手前まで続いていた。これは楽勝と気を許したらこんどは取り付き場所を探すのに手間を取ったり、猛烈な藪に行く手をさえぎられたりで散々な目に会った.
やっと超えた尾根から見降ろした大滝川への下降は、地図で見る地形より険しくその時は見えた。ロープがあればなんともなかったのに、事前検討で不要と判断していてここはあっさり敗退。
冬の山スキーの時も帰りのタクシーの手配で二度ほどお世話になった、木地工房で三度目のお茶を頂き帰りました。この辺りは携帯の電波がまだ届かないエリアです。
後になって思い起こすことはと言えば、「敗退の判断って単に腰が引けてただけだったんじゃないの、降りようと思えば降りれたんじゃない?」という想いが頭に残りました。
yさんの顔にも「このヘタレが」と書いてあったし。
そこで今回は逆コースで再挑戦することにしました。
夜行バスで若松入り。会津高田からのタクシーが新宮川ダムを越え大滝川の林道の奥まで入れることもあり、これならその日のうちに木地工房へ抜けられる。
クマに注意の看板がうるさく立ち並ぶ新宮川ダムの周辺林道、その封鎖ゲートに着いたのは7時少し前。
スタート地点 -> ここをクリック

8月にしてはやや涼しく曇りで日差しも気にならない。
釣りで紹介されることの多い大滝川だが、今日は釣り屋の姿は見えない。
ここからゴールの木地工房までは、直線距離で南へ約10キロ、高低差は550メートル。
林道は地図上では大きな二股を三つ経て、尾根の手前まで伸びている。そこから沢を遡行し藪尾根を超えて、反対側の倉骨川林道までは1キロにも満たない。
自分だけの大甘の予定では、大滝川林道を3時間、尾根越えに1時間、倉骨川林道に1時間半。
5時間半後の12時半には、木地工房でお茶を飲む自分を描いていたのだ。

熊よけの鈴を鳴らしながら出発。林道はゲートを越えても舗装が続き歩きやすい。左手の大滝川は3日前の大雨で増水しており釣屋が居ないのも納得。
しかしこの水量ならかなり上流まで行かないと遡行が出来ない。林道の状態が悪くなったときの選択肢が減ることになる。
そしてその林道、早速崩壊箇所が現れるがここは問題なく進む。出発後小1時間で小さな祠が、その下に川の名前の由来となる大滝が現れた。

更に進むと、岩壁に横付けされた立派な道になり整備されていると思わせる。

うん、これなら予定通り進めそうだ。増水しているものの綺麗な滑の続く大滝川を左に進むと、舗装はあっさり途切れその先は車の通れないほどの廃道と化していた。
出発後1時間20分でハイキングモード終了。


最初の二股から2番目の二股。(8時55分-10時20分)
9時前に最初の二股を超えた。ここから次の二股には10時20分着。
そしてこの間1.7キロを1時間30分かかっている。
林道の状態が悪いのだ。全体の2割が一般登山道のレベル、6割が踏み跡はあるものの膝から胸までの雑草・藪が生い茂る獣道、1割が踏み跡も頼りない藪漕ぎ(まだ顔が出る)、最後の1割は体全体が藪に覆われる上級者向け藪漕ぎ。
藪が険しくなって先頭をyさんから交代。
上2枚の写真は藪漕ぎ地帯。
2番目の二股から最後の二股(10時20分-11時48分)
更に進むものの状況は悪く、笹藪が現れて動きが取れない。
ここで廃道林道を諦め沢靴に履き替えて大滝川遡行に切り替えた。

水量も落ち着いてきれいな滑の続く。
本当は内緒にしたい沢。それまでの藪漕ぎの苦労を忘れて更にお釣りをもらった気分になったもの。
今回は沢登が目的でなく、大滝川から倉骨川へ乗り越す手段として沢を選択したので、望外の収穫でした。まったく。
11時48分に最後の二股を通過。1キロに1時間半。時速666メートル。
藪漕ぎとしては結構早いですよ(笑)。
最後の二股から尾根越え(11時48分-)
最初の目論見はここに10時までに来れたらと思っていたが12時前。2時間近くの遅れ。想像以上の林道の荒廃を考えるとまあ上等と思う。沢で良い気分になったことだし。
ここまで来ると越える尾根までもう1キロも無い。滑が続く沢をさくさく進む。右手にその尾根を見ながら頃合を見計らって尾根に取り付いた。
これを越えれば直ぐに反対の林道に出られる、そういう期待で今までの疲れが忘れられた。
稜線付近の厳しい藪と格闘しながら稜線と思えるところにたどり着く。
ここでyさんを残して尾根の反対を降りるがどこまで降りても林道が出てこない。本来の林道の西か東に出てしまったようだ、そう判断して一旦稜線に戻った。林道に出なくても南側の沢を下れば木地工房のある下郷側に出られるので、沢に続きそうな南側斜面を巻き気味に下っていった。
10分くらい下るとさっきと同じような滑の小さな沢に出会った。
何かおかしい。
方位を見ると少しおかしい。
見覚えのある滑の沢。
やってしまったよリングワンダリング。
1時間かけて同じ場所に戻ってしまった。この間地図と磁石は常にチェックしいたのにぃ。
場所はここらあたり
改めて検討したら原因は早すぎた取り付。しかも沢も尾根も南南東に向いているので南に下った時もっと東よりにルートを取らなきゃいけなかった。
12時55分。
今度はもっと沢を上り詰めてから尾根に取り付く。かなり時間をかけてルート探しに明け暮れるも帰りの林道は今度も見えない。
yさんを残してあちらこちらの様子を見るが、周囲は背丈を越える藪なので無理は出来ない。何回かルートを探してみたがピンポイントで林道に出るのは難しい。
結局今回も南斜面下降の沢降りを選んだ。きっちり磁石を見ながら確実に南へ進んでいる。半袖の腕は傷だらけ、脛は何度も倒木にぶつかり悲鳴をあげ足元はもうふらふら。それでも太陽の位置から南に向かっていたのが分かったので気分は楽だ。
10分くらい降りたらで紫陽花の群生に囲まれた。
高さは1メートル20センチ位か。
もっと綺麗な写真を撮っておけばと悔やむほどすばらしい紫陽花たち。
ちょうどそのころ今までの曇り空から太陽が出てきて陽の光が紫陽花を映し出した。

(写真、下手くそですね)
ここで本日で一番長い15分の休憩。
紫陽花郡の奥は緩やかな谷になっており、坂が沢に変わるのももう少しだ。この沢を下れば倉骨川の林道のどこかに出くわすと思う。間違えていたとしても東西1キロ程度。倉骨川の流域を離れることは無い。
けど少し自信が無い。
13時50分、水流が現れここからは沢降りとなる。この沢も来る時の沢同様緩やかな滑が続き歩きやすい。沢に平行して人の通った小道があり、こんなところに人が来るのかとちょっと驚いた。小さな沢なので釣り屋と思えず林業関係者かと思われる。

何本かの支流と合流した頃まるで滑り台の滝が出てきた。

最後は穏やかな流れとなり、気がついたらあっけなく林道に出た。
14時55分。
ここが去年来た倉骨川林道かどうなのか、まだ自信が無い。
林道を下る途中で出会った釣り屋さんによると、ここはやはり倉骨川の林道で更に進むと見覚えのあるゲートが出てきた。
3時50分、木地工房に着く。->ここをクリック
なつかしの木地工房、4回目ともなると管理しているご夫婦にも顔を覚えられていた。嬉しい気持ちをちょっと隠してお茶を頂きました。
大滝川から来たと言ったら本当に驚いてた。ここでの話題の中心はやはりクマのこと。地元の人でもクマに会うと怖いそうです。自分も目の前でツキノワグマに吠えられた経験があるので良くわかります。
倉骨川林道-大滝川、2度目のトライで目的を達成して気分は最高。
しかし肝心の尾根越えは詰めが甘く課題が残る。
静かで誰も知られていない滑の沢、野性の紫陽花の群生。
未練たらたら。また行きたい。
出発午前7時5分、到着15時55分。
8/6-9 雲ノ平~鷲羽~三俣蓮華~双六
「カメラ忘れた・・・」笹塚で気付きました、がっくり。
「ケータイ充電器で充電したのに、電池切れてる・・・」ダブルがっくり。
ということで、表題のコースですが雲ノ平までの写真しかありません。同行の友人からもらったら、再度UPします。
8/6 折立 ~ 薬師峠 幕営
8/7 薬師峠 ~ 雲ノ平 幕営
8/8 雲ノ平 ~ 鷲羽岳 ~ 三俣蓮華岳 ~ 双六岳 ~ 双六池 幕営
8/9 双六池 ~ 新穂高温泉
8/6早朝、まいたびの夜行バスで有峰口へ、そこから乗り換えて折立へ。強い雨足も1時間ほど待つと小康状態に。雲の切れ間から青空がのぞく中、太郎平へ。この日は薬師峠で幕営。
8/7、快晴!今回の山行、東鎌尾根を槍まで行くことも考えていましたが、雲ノ平を満喫することにしました。
薬師沢への道。チングルマがいっぱい。

薬師沢小屋前。ao先輩たちは行けたんだろか??

「アラスカ庭園」付近。黒部五郎岳がすばらしい!

テント設営後、空身で日本庭園へ。このあたりは「スイス庭園」。水晶がすばらしい!!

祖父岳の麓より、雲ノ平を見下ろす。薬師がすばらしい!!!

8/8、目指すは双六のテン場。鷲羽、三俣蓮華、双六、すべてのピークを経由するコースを選択。アップダウンの多いコースは結構ハード。それでも休憩込7時間弱で到着。池のほとりにテント設営、のんびりお昼寝。
鷲羽岳頂上直下から、鷲羽池。

双六岳。テン場は中央の鞍部。むこうは西鎌尾根。

8/9、あとは下りるだけ。テン場を5時前に出発、9:30に新穂高へ下山しました。
花いっぱい。

お天気に恵まれ、花いっぱいの縦走路は、本当に天上の楽園でした。
今回同行のシホリンとは歩くペースがほぼ同じなので、お互いムリなく楽しめました。ちなみに二人とも40Lザックで、身軽なのもポイントです(^^)v
imarinでした。
「ケータイ充電器で充電したのに、電池切れてる・・・」ダブルがっくり。
ということで、表題のコースですが雲ノ平までの写真しかありません。同行の友人からもらったら、再度UPします。
8/6 折立 ~ 薬師峠 幕営
8/7 薬師峠 ~ 雲ノ平 幕営
8/8 雲ノ平 ~ 鷲羽岳 ~ 三俣蓮華岳 ~ 双六岳 ~ 双六池 幕営
8/9 双六池 ~ 新穂高温泉
8/6早朝、まいたびの夜行バスで有峰口へ、そこから乗り換えて折立へ。強い雨足も1時間ほど待つと小康状態に。雲の切れ間から青空がのぞく中、太郎平へ。この日は薬師峠で幕営。
8/7、快晴!今回の山行、東鎌尾根を槍まで行くことも考えていましたが、雲ノ平を満喫することにしました。
薬師沢への道。チングルマがいっぱい。

薬師沢小屋前。ao先輩たちは行けたんだろか??

「アラスカ庭園」付近。黒部五郎岳がすばらしい!

テント設営後、空身で日本庭園へ。このあたりは「スイス庭園」。水晶がすばらしい!!

祖父岳の麓より、雲ノ平を見下ろす。薬師がすばらしい!!!

8/8、目指すは双六のテン場。鷲羽、三俣蓮華、双六、すべてのピークを経由するコースを選択。アップダウンの多いコースは結構ハード。それでも休憩込7時間弱で到着。池のほとりにテント設営、のんびりお昼寝。
鷲羽岳頂上直下から、鷲羽池。

双六岳。テン場は中央の鞍部。むこうは西鎌尾根。

8/9、あとは下りるだけ。テン場を5時前に出発、9:30に新穂高へ下山しました。
花いっぱい。

お天気に恵まれ、花いっぱいの縦走路は、本当に天上の楽園でした。
今回同行のシホリンとは歩くペースがほぼ同じなので、お互いムリなく楽しめました。ちなみに二人とも40Lザックで、身軽なのもポイントです(^^)v
imarinでした。
黒部源流変じて赤木沢エスケープ
日程:8月3日~6日
メンバ=:Full,ao
コース
3日;世田谷4:00~富山立山IC9:30食材購入~折立12:30
4日;折立4:00~太郎兵衛小屋8:30(雨待機)9:30発~薬師沢小屋11;40~赤木沢出合13:20~BP14:40
5日;BP5:30~赤木沢出合6;50~4段の滝7:20~大滝8;20~折立15:30
日頃の行いの悪さか(どっちの?)今回は雨に祟られぱなっしの沢旅でした。黒部源流を訊ねる予定でしたが天候の快復が期待できず、赤木沢に急遽エスケープします。北アルプス随一の美しさと言われる赤木沢も水は赤く濁りそこらの沢の方がよっぽど良さげです。最後は這松の薮漕ぎをこなし、やっと上った縦走路はもはや沢状態です!ガスで10mしか視界の無い尾根をひたすら歩き折立へ、ああ疲れた~。収穫は車中泊の楽しさと、2度にわたる熊さんとの出会いと美味しいイワナだけかな~
折立の駐車場に隣接するキャンプ場で昼過ぎから酒盛り、第二駐車場に熊さんうろうろ散歩中でした。

薬師沢小屋の途中にあるお花畑。太郎兵衛小屋では結構な降りで小屋泊まりも考える

薬師沢小屋を過ぎた「奥の廊下」上の廊下を彷彿とする水の美しさだ~

この焚き火の向こう岸に又もや熊さん出現、折立から付いて来たかな?

赤木沢出合いから沢方向を見る、本流に比べ質素な入口だ

綺麗なナメと言われる場所らしい?

簡単な滝をいくつか過ぎて現れる4段の滝、左笹の中に巻き道が付いている。

この沢のハイライト大滝!当然直登は無理、右に芸術的(full曰く)な巻き道が付いている、よく見ると、滝に打たれる修行僧に見える岩がある

尾根道は水びたし!東京寸前まで雨に付いて来られた。

メンバ=:Full,ao
コース
3日;世田谷4:00~富山立山IC9:30食材購入~折立12:30
4日;折立4:00~太郎兵衛小屋8:30(雨待機)9:30発~薬師沢小屋11;40~赤木沢出合13:20~BP14:40
5日;BP5:30~赤木沢出合6;50~4段の滝7:20~大滝8;20~折立15:30
日頃の行いの悪さか(どっちの?)今回は雨に祟られぱなっしの沢旅でした。黒部源流を訊ねる予定でしたが天候の快復が期待できず、赤木沢に急遽エスケープします。北アルプス随一の美しさと言われる赤木沢も水は赤く濁りそこらの沢の方がよっぽど良さげです。最後は這松の薮漕ぎをこなし、やっと上った縦走路はもはや沢状態です!ガスで10mしか視界の無い尾根をひたすら歩き折立へ、ああ疲れた~。収穫は車中泊の楽しさと、2度にわたる熊さんとの出会いと美味しいイワナだけかな~
折立の駐車場に隣接するキャンプ場で昼過ぎから酒盛り、第二駐車場に熊さんうろうろ散歩中でした。

薬師沢小屋の途中にあるお花畑。太郎兵衛小屋では結構な降りで小屋泊まりも考える

薬師沢小屋を過ぎた「奥の廊下」上の廊下を彷彿とする水の美しさだ~

この焚き火の向こう岸に又もや熊さん出現、折立から付いて来たかな?

赤木沢出合いから沢方向を見る、本流に比べ質素な入口だ

綺麗なナメと言われる場所らしい?

簡単な滝をいくつか過ぎて現れる4段の滝、左笹の中に巻き道が付いている。

この沢のハイライト大滝!当然直登は無理、右に芸術的(full曰く)な巻き道が付いている、よく見ると、滝に打たれる修行僧に見える岩がある

尾根道は水びたし!東京寸前まで雨に付いて来られた。

8/2-3 ふじさん弾丸登山
世界遺産登録でブームのふじさん。1年前からお客さんに頼まれており、3年ぶりに行ってきました。「日焼けしたくない」という希望にお応えし、夜間登山を選択。必然的に河口湖口からの弾丸登山に。(ただし、この発起人はドクターストップで、結局行けなかったのですが・・・)
メンバー:P社2名、Q社1名、imarin
新宿発19:30発の高速バスで五合目へ。身支度を整えて、22:30出発。
六合目までは比較的ゆるい道ですが、ふじさん経験者のKさん、いきなり座りこんでいます。その後もどうも足取りがよろしくない。体調を確認すると、息が上がるとの返事。そこで手荷物あらためを実施、重いものをみんなで分担します。荷物が軽くなってだいぶ楽になったようですが、その後もキツそう。山小屋は仮眠ができるところがなさそうで、1泊扱いになるようです。どこで下山するか??元気な二人は上がってもらうか??
七合目付近はゴツゴツ。ちょうど雲の中。

八合目にたどり着いたころ朝焼けが。ここでご来光を見ることにしました。と、Kさん、一眼レフを片手にイキイキ。どうやら登りがキツイだけで、具合が悪いわけではなさそう。本人も明るくなってテンションが上がってきたようです。
八合目のご来光。

モルゲンロート。

九合目の鳥居をくぐり、さあ、あと少し!と思いきや、やはり3000m超えはちがう。元気だった二人もヘバリはじめ、一番の若手Tさんは若干高山病気味。2コーナーごとに座り込み、酸素の回し吸い(?)。
そしてようやく・・・

8:15登頂!!
なんと9時間45分かかりました。みんな、諦めずによくがんばった!
ご来光ギャラリーの去った頂上は比較的すいています。山口屋で朝ごはんをいただき、お鉢めぐりはやめてそのまま下山することになりました。
3776は次回のお楽しみに・・・

下山は須走へ。

3000mを切ると若手のTさんはがぜん元気、砂走りを駆け下り、シャチョーとKさんはマイペースで下山。そして13:30、無事全員須走口五合目に到着。その後温泉&ビールを満喫して帰宅しました。
それにしても行動時間15時間は、imarin史上最長かも。弾丸登山は眠かった~・・・
メンバー:P社2名、Q社1名、imarin
新宿発19:30発の高速バスで五合目へ。身支度を整えて、22:30出発。
六合目までは比較的ゆるい道ですが、ふじさん経験者のKさん、いきなり座りこんでいます。その後もどうも足取りがよろしくない。体調を確認すると、息が上がるとの返事。そこで手荷物あらためを実施、重いものをみんなで分担します。荷物が軽くなってだいぶ楽になったようですが、その後もキツそう。山小屋は仮眠ができるところがなさそうで、1泊扱いになるようです。どこで下山するか??元気な二人は上がってもらうか??
七合目付近はゴツゴツ。ちょうど雲の中。

八合目にたどり着いたころ朝焼けが。ここでご来光を見ることにしました。と、Kさん、一眼レフを片手にイキイキ。どうやら登りがキツイだけで、具合が悪いわけではなさそう。本人も明るくなってテンションが上がってきたようです。
八合目のご来光。

モルゲンロート。

九合目の鳥居をくぐり、さあ、あと少し!と思いきや、やはり3000m超えはちがう。元気だった二人もヘバリはじめ、一番の若手Tさんは若干高山病気味。2コーナーごとに座り込み、酸素の回し吸い(?)。
そしてようやく・・・

8:15登頂!!
なんと9時間45分かかりました。みんな、諦めずによくがんばった!
ご来光ギャラリーの去った頂上は比較的すいています。山口屋で朝ごはんをいただき、お鉢めぐりはやめてそのまま下山することになりました。
3776は次回のお楽しみに・・・

下山は須走へ。

3000mを切ると若手のTさんはがぜん元気、砂走りを駆け下り、シャチョーとKさんはマイペースで下山。そして13:30、無事全員須走口五合目に到着。その後温泉&ビールを満喫して帰宅しました。
それにしても行動時間15時間は、imarin史上最長かも。弾丸登山は眠かった~・・・