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沢は南会津

2017年6月24日 晴れ
南会津 桧枝岐村 実川の支流矢櫃沢。
小野


2度ほど遡行したこの沢に急にまた行きたくなりました。
この沢を詰めると思わぬものに出くわすからです。<-ちょっと大袈裟。

でも今回は沢のブランクも結構あるので、試運転のつもりで途中まで登ってみました。

ここは尾瀬の福島県側の入り口、御池の手前の七入。中央左手は残雪の燧ケ岳。
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今の時期、御池まで車が入れるので七入の駐車場はがらがらです。
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ここから尾瀬への道を右に分けて、桧枝岐川からその名を実川に変えた川沿いの林道を約1時間歩きます。

林道を100メートル歩くとゲート。行きは気が付かなかったがチェーンにカギは無く関係者じゃない車も入ってました。
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途中にはこんな標識。
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尾瀬エリアでは本来いるはずのない二ホンジカが増えすぎて、生態系の破壊が深刻な問題になっているそうです。


さて入渓地点に着きました。もう11時45分です。この橋の下を流れる矢櫃沢をこれからちょっとだけ遡行往復します。
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欄干からすでに1本目の滝が見えます。
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このレベルの沢は10年振りくらいなのですぐに感覚が戻るわけがない。
滝の登りでは時間をかけてルートを選択し、降りるときのルートを確認しながら時間をかけて進むことにします。


その1本目の滝は左側を慎重に登ります。
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2本目、どこ登ったか覚えていない。
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3本目、これは右側の縁を使った。
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4本目の滝がこれ。5メートル位。
最初に来たときは水量が少なく直登しましたが、今回はおとなしく左の巻き道を使います。
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そのあとしばらく小滝が続きます。
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そして大きな滝7メートル位の滝が見えました。
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滝の近景を撮るのを忘れましたが、左側に残置ロープがありそれを使って登り切ったところで入渓から1時間経ち時刻は13時少し前になりました。
早いけど今日はここで引き返します。
10年のブランクは埋まるわけないけどもう十分堪能しました。満足まんぞく。

登り同様降りも慎重にルートを選び、最初と最後の滝はは懸垂下降で降りました。



そうそう、沢を詰めたら何かがあるはずでした。

それは湿原です。矢櫃沢の遡行以外に辿り着く術が無いここは大丈田代という湿原です。

2002年頃、Y口さんと来た時。
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湿原の中に立ってますがここにはそもそも木道がありません。
6月から秋にかけて週末に1パーティー来るか来ないかの、沢屋さん限定のヒミツの湿原でした。

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編笠山・権現岳

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以前より自分たちでテント泊練習をしたい!と思っていたYasuyoさんとKyoko。
初心者だけでは不安なのでU-San先生にお願いして、八ヶ岳まで修行に行って参りました。

【日時】2017年6月24日(土)~25日(日) ※24日早朝発
【メンバー】U-San(CL)、Yasuyo、Kyoko、Taichi
【ルート】1日目:観音平登山口~編笠山~青年小屋~権現岳~青年小屋(泊)
      2日目:青年小屋~観音平登山口

八ヶ岳には権現岳とか阿弥陀岳とか、なんだかカッコイイ名前の山が多いです。
権現岳の由来を調べてみました。

「八ケ岳の中にあって最も古くから山岳信仰の中心となってきた山です。
権現岳の名前にある「権現」とは、ヒンドゥー教の信仰が日本の神々を祀る本地垂迹と結び付いてできた思想で、
仏や菩薩がこの世の生き物を救うべく、神という仮(権)の姿で表(現)れるということです。」

#日本アルプス登山ルートガイドより

なんだかありがたいお山のようです。

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お天気は薄曇りですが、さっそく出発。
まずは編笠山へ。


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山頂直下は岩ゴロゴロの登りです。なかなかキツい。


編笠山山頂です♪
U-Sanを探せ!


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お天気回復、赤岳、阿弥陀岳かっこよかったです。

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さぁ今夜のお宿(青年小屋)へ向かいます。
翌日も天気が良さそうであればキレット小屋を予定していたのですが・・・。

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さて、この辺に張りますかね。
お天気がアレなせいか、テン場はガラガラです。

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まずはU-San、この日のために購入したおNEWのタープを張ります。
ポールを結束バンド(再利用可のやつ)で連結して、柱にするんですね~ へ~

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「もやい結び」を習う。

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なんとなく形になってきました。


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タープが張れたので、レディースは水汲みに。(テン場から徒歩4分)
冷たくておいしいお水です。

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メンズは・・・
気持ち良さそう。

さて次は本日のメインイベント、テント設営です。
手際よく自分のテントを建てるU先生。
次は生徒だけでやってみましょう。

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・・・あれれ??
「なんで空中やねん!!」(by U-San)


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すったもんだありながらレディース用テント完成♪(U-Sanに借りたテント)
色かわいい~ 前室ある~ ワー キャー(゜∀゜)

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Taichiくんのソロテンも建てて、テント村完成!


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Yasuyoさんのツェルトは出番なしでしたが、せっかくなので。
獅子舞風。


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この後お昼を食べ、結構いい時間になってしまいましたが、権現を目指します。
岩場が結構出てきます。
途中、阪田啓一郎さん(トランスジャパンアルプスレースに出場)たちとすれ違いました。
実は編笠山へ登る途中に追い越されたのですが、赤岳まで行って戻ってくるところでした。速い!

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目指す山頂が見えてきました。
写真ばっかり撮っていたのでU先生に怒られる。

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権現岳山頂!
来てよかったね~ 幸せをかみしめる。

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この後はタープにて宴会。
Yasuyoさんの豪華メニューに一同腹も心も満たされます。
Taichiくん、お約束ですが途中で終了(1時間半後に再起動)



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夜は更けまして・・・



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日曜、雨は降らないとの情報だったのですが、夜中から強風と強雨。。
雨雲レーダーを信じるべきでした・・・。
雨の中テントの撤収は大変でしたが、それはそれで練習になりました。

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出発する頃は雨もやみ、美しい雲海を見ることができました(^^)


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しっとり輝くコケに囲まれ、雨もいいもんだねと言いながら(※わたしは雨イヤですが・・・)


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ゴーーール!
U先生、二日間の講習、ありがとうございました♪

おわり

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六月公開月例山行 あじさい街道と大築山

梅雨前線が日本列島の南に停滞し空梅雨の続く短夜の候、奥武蔵越生あじさい山
に遊ぶ。麦原にあるあじさい街道を上がった所には13000株もの紫陽花が咲き誇る
「あじさい山公園」があるが只今病気に掛かって休業中。それでも大築山にいたる道
すがら珍しい種類のあじさいに出会い、初夏の風を深呼吸する一日であった。

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【山域】大築山 【日時】2017年6月18日(日) 【天候】晴 
【交通機関】公共交通、自家用車 
【参加者】相川、石井、石川(浩)、石川(正)、臼井、大杉、加賀谷、河崎、
川島、神田、高橋、武田、林、松崎、皆川、村上
【交通】池袋駅8:00⇒8:11和光市駅⇒8:37坂戸駅8:54⇒9:13越生駅
9:25 ⇒9:35麦原入口 -あじさい街道-11:30大築山-
13:30小大築山⇒林道⇒麦原入口14:42⇒越生駅⇒都内

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あじさい街道とりつきから大築山(おおづくやま)に至るみちは迷いやすい

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東武東上線越生駅にて車組、合流組を待つ

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あじさい山公園の紫陽花は全て枯れ果て只今再生取り組み中

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公園までの道すがら珍しいあじさいが目を楽しませてくれる

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幾筋の登山道がハイカーを悩ます

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迷えるバイク:救助隊副隊長K崎さん谷へ転落バイカーを救出

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大築城跡 本郭が標高465mの地にあり中世の山城としては県内で有数の規模と遺構を誇る

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本日はご苦労さまでした

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大多摩ウォーキングトレイル


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古里駅からスタート。鳩ノ巣渓谷を散策して奥多摩駅まで歩きました
雨を心配していましたが時々晴れたりもあり、少しひんやりした空気の中を楽しんできました
『ここ、ほんとに東京??』 なんて言いながら・・・・


【日時】2017年6月18日  曇り時々晴れ
【メンバー】 Naho yasuyo
【ルート】古里駅~鳩ノ巣渓谷~数馬峡~奥多摩駅

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鳩ノ巣渓谷に着きました~


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雲仙橋の上から。Naoちゃんが左前方に小さくみえます



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あれ?ちょっと晴れてる?空気がとってもおいしい~



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空が少し青くなりきもちいい~~。岩の上でちょっと休憩


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山ごはん。Nahoさんが1月に入会して歓迎山行を企画するも、Nahoさん多忙にて3回流れての今日。やっと一緒に来れた~♪
ウェルカムランチなのです♫ 
スモークした鴨肉をナイフで切ると、いい香り~(*^^*) by yasuyoシェフ

Nohoさんがスイカをもってきたことに、なぜか一緒に大笑い!! たのしい~


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地図読みをします。
例会で勉強したコンパスの使い方、Nahoさんは覚えてくれていました~♪ やった~!


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白丸ダムから先は落石で登山道封鎖。ダムの中を通過すると、
『あ!魚道がある!』
ヤマメ、イワナ、ウグイなどが遡上します


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というわけで、魚道の中を見にいくことにしました。 
地下に向かってすごいらせん階段。 4~11月は中まで見れるみたい


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一旦青梅街道を少しあるき、数馬峡橋を渡って再び渓流沿いの道へ



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渓流の水が美しい。 なんか神秘的な色をしている



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Nahoさんは野イチゴをみつけて写真撮影



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竹藪の中を通り、海沢大橋の下に降ります。
たくさんの釣り師たちが鮎を釣るのをながめながら、カプチーノでひと息
いっぱい釣れてましたよ~


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浅瀬にて二人でちょっと遊んでみたり・・・



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もえぎ橋。 橋の上から渓流沿いのキャンプ場の様子がみれます。楽しそう~
そして、奥多摩温泉『もえぎの湯』の前を通り、JR奥多摩駅でゴール!

渓流から聞こえてくる水の音にすっかり癒されたトレッキングでした。
ゆったりした時間を過ごせました。 (完)




6/17-18 五色沼&磐梯山

土曜朝発のバスが空いていたので、ぶらり行ってきました。

imarin単独


裏磐梯はB.C.のメッカとのことですが行ったことがなく、無雪期ですが今回初です。

7:30にバスタ新宿を出て、猪苗代に11:44、ローカルバスを乗り継いで13:30には裏磐梯エリアへ。

今回は小野川湖畔の祥介、もとい庄助キャンプ場にお世話になります。


テント設営後、五色沼散策。


蒼い。

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裏から見る磐梯山は荒々しい。

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庄助キャンプ場は釣り客中心で落ち着いた雰囲気。

徒歩5分でセブンイレブンもあって便利、それでいて、下界にありがちなうるささもなく、子供もおらず、とっても静か。


セブンで追加仕入、うぃ~、庄助です。

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翌日は5時出発、車道をてけてけ小一時間、裏磐梯のスキー場から登山開始。


水蒸気が。

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樹林帯はムシが多く、止まるとたかってくるので、ノンストップで頂上へ。


どーん、と猪苗代湖。

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飯豊はいいで~(行っとらんけどな)

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表からは多くの登山者がやってきました。

笹に黄金はなかったものの自然豊か、この山は会津地方の人たちのふるさとの山なのでしょうね。

日本で一番、ヤマのない県に生まれ育ったので、うらやましい。


タニウツギかな、いっぱい咲いてました。

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猪苗代スキー場へ下山後、駅まで1時間以上のアスファルト歩きでした(^_^;)


裏磐梯は、フランス風、イギリス風などのリゾートで案外シャレオツ。今度はスキーで来たいものです(^^)


潜入レポート (セルフレスキュー講習会)

快晴の土曜日。狛江駅近くのマンションの一室に人々が吸い込まれていく。
いかにも怪しい。
渾身の潜入レポートをお届けする!

2017/6/17土

9:30開始!
どうやら複数の団体から人が集まっているようだ。40名はいるか?
自己紹介が始まった。なぬ一人ずつ?日が暮れるぞ。
適当にはしょりながら一通り終わる。

午前中は皆おとなしく話を聞いている。怪しげなビデオも見ているようだ。
ちょっと目がうつろになっている人もいるぞ。→kyoko
手袋が配られたり、アミノバイタルが配られたり、なかなか展開が読めない。
なんだこの会合は?

ぞろぞろと昼食に出る。
海鮮のみやに入る。海鮮丼とか頼んでいる。 一人だけビール頼んでるぞ。→full

さて、午後は実習の様だ。
誰かがいきなり床に倒れた!
皆で何かぶつぶつ声をかけてるぞ。「大丈夫ですか!?」
身体を触ったりしている。チカンを取り押さえているようにも見える。
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ごろりとひっくりかえす。ログロール。


今度は足に白いテープを巻き始めたぞ。足首捻挫時のテーピング
宮様、おみ足失礼しますよ。DSC_0471_convert_20170619200919.jpg
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こ、これは?サンタさんがえらいことになってるぞ。
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よっしーどうした?と、となりのおっさん・・・
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このあと、よっしーの私服にも穴が開いていることが判明。
よっしーへこむ。

これはなかなかのTIPS。ザック連結で簡易担架が作れる。
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こうやって運ぶ。ちなみにこれは悪い例。運ぶ人の足が前、頭は進行方向後ろね。
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DSC_0484_convert_20170619200955.jpg 本日一番の衝撃の構図。おしめです。。。
ザックとウェアを使って、背負子(しょいこ)をつくる。
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こうなる
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このほかにも
「亀のこうら! あかふんどし! 遠山のきんさん!」とか叫びながら、
自分を縛って楽しそうにしていたぞ。(簡易ハーネス)DSC_0475_convert_20170619200936.jpg

どうにも怪しそうな団体の会合は続く。。。


一日講習を受けましたが、やはり「その場で、自分で」出来ることは
限られている。少しだけその対応力とノウハウは頭には入りました。
なにより、「その状況」にならない事が一番ですね。みなさんお気をつけて。

といいながら、「次どこ行く?」の応酬で、狛江の夜は更けていくのであった。

文責:U-san


皇海山 (ロングバリエーション踏破)

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皇海山 左に鋸山 右に国境平

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紅葉尾根からの皇海山

20170610皇海山行程
6/10-11全行程

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皇海山(2144m)に行ってきました。
今回は松木沢から入り、国境平で泊り皇海山、鋸山、庚申山、中倉山をめぐります。
林道歩き、渡渉、ヤブ漕ぎ、梯子、ロープ、等なんでもござれのバリエーションルートです。

【山域】皇海山(松木沢~皇海山~庚申山~中倉山)
【日時】2017/06/10-06/11
【メンバー】 kitchan、ao、tommy、miyachan、imarin、u-san、yasuyo、kyoko、full
【ルート】 1日目:銅親水公園登山口  ‒ ウメコバ沢 出合い ‒ 三沢出合 ‒  ニゴリ沢出 合 ‒  国境平(泊)
2日目:国境平 ‒ 皇海山 ‒ 不動沢のコル ‒ 鋸山 ‒ 薬師岳 ‒ 駒掛山 ‒ 庚申山 ‒ オロ 山 ‒ 沢入山 ‒ 中倉山 ‒ 中倉山取り付き点 ‒ 銅親水公園登山口

皇海山(すかいさんと呼びます)は栃木県と群馬県の県境にあります。
今回は足尾側より沢伝いに登り、県境尾根の国境平で野営、翌日皇海山へ登頂、鋸山(1998m)、庚申山(1892m)へ
そして、登山道を離れ、中倉山(1520m)へ向かい登山口に戻る大変変化にとんだ山行です。

4:00朝は幻想的な夜明けで目を覚ます。
準備を整え5時前に出発。
キジに見送られ、林道を歩くと今度は鹿が迎えてくれた。
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景色が違う。
岩がそそり立つ景色は日本とは思えない。

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天気も上々。これで午後に雨が降るのだろうか?

河川敷ゴーロで渡渉用の靴に履き替える
渡渉は膝位までが何度も続くが冷たくて気持ちがいい。

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宮様が用意した古いスニーカーの底が剥がれた。笑える。kyokoちゃんの靴も剥がれた。
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ソウルブラザースの誕生!!
二人とも渡渉が終わるまでその靴で何とかしのぐ。

沢を離れ、モミジ尾根の急登に挑む
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この急登はかなりきつい
何度も折り返してジグザグに高度を上げていく

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なんとか尾根筋にでる
するとそこはとても綺麗に刈られた笹原
鹿が笹を食したそこは、ひざ下まででとても歩きやすい。
目的地はもうすぐだ
やがて笹原の中で芝がある好立地現る

本日のお宿は此処にしよう
風は予想通り強い。
早速、宿の設営にかかる。
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屋根を極限まで低くしてタープを張る。テント、ツエルトもしっかりペグダウン
やがて、予報通り雨が降り出した。2~3時間でやむだろう。
タープ内で宴が始まる・・・・・



翌朝 3時 起床
昨夜風が強く、ちと寒かった。
ラーメンで暖をとる
今日は、長丁場。天気は予報を裏切り好天

皇海山へ挑む。
この道も急登
喘ぎながら一気に登りきる!

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        ス・カ・イ・山! 
頂上到着!
昨年からの念願を果たす

次は鋸山
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さっきまでいた皇海山。いい形だ


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進んできた『道なき道』をふりかえる
すばらしい景色


梯子、鎖場、トラロープ、さらに藪を伝ってさらに縦走は続く
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梯子とトラバースを経て急降下
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ロープ2本と鎖1本を一緒につかんで長いながーーーい降下。
いったい何十メートルあったのか・・・(怖)


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やがて庚申山見晴らし台に到着
ここから登山道を離れオロ山、中倉山へ向かう
休憩していた以前このルートを踏破した人からアドバイスを受ける。お水も分けてもらった。(感謝!)
迷いやすいとっつきも無事こなし、コンパスと先人の赤テープを頼りにヤブを進む

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何ヶ所かの胸までの藪をくぐり抜けオロ山に到着。
そこから先は低い笹原。牧草ではないがハイジの世界に迷い込んだみたいだ。

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下の方には昨日見上げた美しい岩の下に渡渉した川が見える。
中倉山まではまだかなりの距離がある
急ごう。

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通ってきた尾根を背に歩く

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そして、最後のピーク 中倉山に到着!尾根歩きは最高でした!

しばし休憩後、一気に林道まで下る。
みんな早い。置いてかれてしまった。
そして川沿いの林道に出て車へ・・・
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お疲れさまでした。

20170611皇海山1-2日目
約30km2日間 面白おかしく美しく爽快で楽しく充実した山行でした。
同行のみなさまお疲れさまでした。



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都連盟救助隊三ッ峠クリーンハイク&登攀

6月3日~4日、労山全国一斉クリーンハイクが行われ、都連盟救助隊も
三ッ峠でクリーンハイク&登攀を行いました。

私も含め山の先人達が泊まった山小屋の廃棄物ですが、いつまでも
残しておくわけには行かないとの思いで、救助隊は続けています。

三ッ峠クリーンハイク2 (400x300)

合計は24名の参加で、世田谷山友会からは kawa・imarin 2名参加しました。


三ッ峠クリーンハイク中 (400x300)

三ッ峠クリーンハイク中 
なんと! 懐かしのコカコーラやお宝缶が、
探さなくても目の前にあるんです!!
 

ゴミの計量 (400x300)

ゴミの計量  総計: 359kg
可燃 36kg  不燃(缶を含む) 201.5kg   ビン・ガラス 121.5kg  


三ッ峠クリーンハイク責任者 (300x400)

都連盟救助隊クリーンハイク担当 
紆余曲折はありましたが、1990年~2017年まで続いています。


懸垂下降中のバックアップ (400x300)

懸垂下降中のバックアップのトレーニング中です。 登攀にあきたら、こちらも楽しいです。


空中懸垂 (400x300)

空中懸垂は宇宙遊泳のようです。


来年はぜひ、参加して富士山を見ながら、クリーンハイク&クライミングを楽しみましょう!



新緑の乾徳山

初ブログに挑戦させていただきます、Yoneちゃんです。
4月に世田谷山友会に入会させていただきました。 よろしくお願いします。

新緑の乾徳山に行ってきました。

【日時】 2017年6月3日(土)
【メンバー】 宮様(リーダー)、Ono様、菜穂ちゃん、Yoneちゃん
【ルート】 登山口入り口~国師ヶ原~扇平~乾徳山~国師ヶ原~道満尾根~徳和登山口~登山口入り口

乾徳山(2031メートル)は日本二百名山に数えられる名山です。森林、草原、水場に岩場、山頂からは富士山含む大パノラマが満喫できて、「山の魅力のデパートやぁ!」 (by 山行初心者Yoneちゃん)

今回は山の魅力を堪能すべく、8の字ルートです。

分岐点になっている国師ヶ原を基点に八の字ルートでコースタイム6時間40分。


8時30分出発。
乾徳公園の駐車場に停めるつもりが、けっこう上の登山道入り口駐車場まで車で来れてしまいました。 ということは、帰りはここまで上がってこなければなりません。さぁ、とにかく出発だ!"

乾徳公園の駐車場に停めるつもりが、けっこう上の登山道入り口駐車場まで車で来れてしまいました。 ということは、帰りはここまで上がってこなければなりません。 さぁ、とにかく出発だ!


急坂ではないですが、新緑の森の中傾斜が続くので、水場を見つけると喜んで水分補給。

歩き出してすぐに水場(銀晶水)。 せっかくなので喉を潤します。


1時間半くらいで坂が緩やかになり、景色がひらけます。傾斜がなくなり風も通ってとても気持ちよかったので、モデルさん達にジャンプしてもらいましたが、その溢れんばかりの喜びをカメラに収めきれず・・・。

傾斜がなくなり景色も開けてとても気持ちよかったので、モデルさん達にジャンプしてもらいましたが、その楽しい喜びをカメラに収めきれず・・・。


分岐点を超えるとさわやかな初夏の草原。 気持ちいい風に吹かれながら楽しく行きます。

とても気持ちいい高原

お天気もよく、爽やかな風が通るカヤトの原を抜けながら頂上に向かいます。

お天気もよく、風も気持ちのいいカヤトの原を抜けながら頂上に向かいます。

今回の山行は気が付けばいつも富士山が一緒にいてくれました。

今回の山行は気が付けばいつも富士山が一緒にいてくれました。


楽しく歩いていると扇平に到着。月見岩。ここから楽しい楽しい岩場のはじまりはじまり~。

扇平の月見山。 ここからは楽しい楽しい岩場のはじまり~。


表情豊かな岩場が続きます。 名前をもらっている岩もいくつかあって楽しい。

あちこちの岩に思い思いに陣取り、絶景を楽しむ人々。

あちこちの岩に思い思いに陣取り、絶景を楽しむ。

髭剃り岩。ここを通るだけで髭が剃れるって、便利。

髭剃り岩。 ここを通るだけで髭が剃れるって、便利。


いくつかのクサリ場を上っていくと、ついに山頂直下のクサリ場。1人ずつ順番に上りますが、それほど混んでおらず渋滞にはならなくてよかった。う回路もありましたが、恐怖感もなく登頂成功 !(^^)! 
(先月クライミングジムでご指導くださったFULLちゃん先生・AYAちゃん・ニッシー、ありがとうございました。)

頂上直下のクサリ場。 1人ずつ順番に上りますが、それほど混んでおらず渋滞にはならなくてよかった。


11時半、山頂到達。コースタイム通りで順調。
360度の大パノラマは圧巻。富士山、南アルプス、奥秩父の山々が一望です。
狭い山頂で場所を譲り合いながら簡単にお昼休憩。

乾徳山山頂。すばらしい眺めでございました。狭い山頂で場所を譲り合いながら簡単にお昼休憩。

山頂からも富士山はばっちり見えます。すばらしい眺めでございました。

山頂からも富士山はばっちり見えます。


帰りは来た道とは違うルートを通って分岐点までもどります。別ルートも岩場が続き、やがてゆるやかな樹林帯に入ります。樹林帯では目印が見えづらく、ルートをはずれそうになることもありましたが、無事、高原ヒュッテに到着。 
分岐点国師ヶ原にある高原ヒュッテは、とてもきれいで気持ちいい施設でした。
ヒュッテでは一人酒盛りをするおじ様がビール、ワインと次々お楽しみになっているのを横目に、都内に帰って乾杯するビールに心を馳せる。

分岐点国師ヶ原にある高原ヒュッテ。とてもきれいで気持ちいい施設でした。


さて、あとは下るだけ、と甘く考えていましたが、この下りが一番キツかった。なかなかの急下降をスイスイ下りていく宮様リーダーを追って、自分記録的には最高スピードで下りましたが、下りても下りても続く坂。文字通り、足が棒になりました。
そんなわけで、下りの写真は1枚もありません。 
無事、なんとかコースタイム内で駐車場にもどり、山のすばらしさを満喫した1日となりました。

宮様リーダー、Ono様、菜穂ちゃん、楽しい1日をどうもありがとうございました!

おわり~
(ブログ投稿について色々教えてくださったOno様、Yasuyoちゃん、ありがとうございました。)



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労全国一斉クリーンハイク

労山クリーンハイクの歴史は1971年3月東京都連盟が全国に先駆け大岳山の
集中清掃登山を実施したところまで遡り、全国統一規模スタートして以来、
今年で44回目を迎えます。毎年全国の都道府県連盟が参加し東京都連盟は
22の地区連盟と救助隊が6月4日各山域で実施しました。城西地区連盟は
高尾城山に昼12時集合、6会45名が参加可燃ゴミ3.2Kg、不燃ゴミ1.3Kgを収集、
各会の交流と親睦をふかめました。

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もっと見る
【山域】高尾城山 【日時】2017年6月4日(日) 【天候】晴 
【交通機関】公共交通 【参加者】6会45名(一般参加2名)
【ゴミ回収実績】可燃ゴミ3.2Kg、不燃ゴミ1.3Kg。合計4.5Kg
【参加会内訳】世田谷山友会;神田、紀野、小山、鈴木、中西、
林、村上。やませみ11名、やまつど12(一般2)、狛江山遊会7名、
町田さわらび6名、さんぞく2名

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都連盟の多くの会が高尾に繰り出した

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高尾は全イングランドに匹敵する動植物が存在する自然ゆたかな山域だ

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ゴミはなさそうですね

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集合時間一時間前に城山到着お昼ごはん

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東京スカイツリーがかすかに見える

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ゴミ0.2キログラム

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城西地区連盟遠藤会長講評








世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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