Dom
去年登ったMont-brancの後、行ってみようと思っていたDomへ行ってきました。
8月12日(日):Breithornplateauにて高度順応
8月13日(月):Dom Hutte SACに宿泊
8月14日(火):前日からの下痢と寝不足による疲労でFestigletscherまでで敗退、昼食後下山、夕方4:30にRanda駅に到着。
メンバー:gaku
Dom(真ん中の尖っていないほうの山)は全てスイス国内にある山の中では最高峰(イタリアと接している山ではMonte Rosaが一番)、ヨーロッパの中でもMont-branc、Monte Rosaに次いで4545mと三番目に高い山です。
またヨーロッパアルプスのノーマルルートの中では最も標高差があり、麓のRanda駅から3100mを登ります。
ルートはRanda駅~Domhutte(山小屋)で一日目1500mを上がって一泊。
二日目はDomhutteからガレ場を一時間ほど上がってFestigletscher(フェスティ氷河)を一時間半ほど登ったところにあるFestijochへの二級の岩場を30mほど登ります。その後岩場を東側へ40mほどクライムダウンして、Hobarggletscherに下りて、あとは延々と歩いて1500m超を登るというルートです。
Domhutteからは登り7時間、下り4時間の往復の予定で、あとは山小屋にもう一泊するかそのまま4時間ほど歩いて駅まで下るかは余裕次第という感じです。
ルートグレードはPD+(少し難しい)で、去年のMont-brancとほぼ一緒です。

羽田から25時間ほどかかってZermattに現地の土曜日7:00PMに到着。向こうは日の出が6:30AMくらい、日の入りが8:30PMくらいなので、まだ明るいです。
2年前と同じホテルを予約していたのですが宿の奥さんが僕を覚えてくれていて、ここはスイスのあなたの家だと思っていいのよと言われ、本当に色々と好きに使わせていただきました。

日曜日。ホテルの前からきれいにMatterhornが見えます。
ただ天気予報を見るとDomhutteに上がる予定だった月曜日のお昼に寒冷前線が通過するため、月曜日の午後と火曜日いっぱいは高い山は40m以上の強い風と20cm以上の降雪の予報が出ていたため、ガイド組合に日取りの変更をお願いしに行きました。

しかしガイド組合で今年はかなり予約が多く日程の変更はできないということと、簡単な1日で登れる4000m超の予約なら変更可能だということになり、まずは予定通り高度順応をしてからどちらか夕方に決めるという話になりました。
実は今年は日本と同様スイス・フランスともに観測史上最も暑い気温が続いて氷河が溶け、Mont-brancでは雪崩と落石がひどく、ノーマルルートは8月7日からガイドを中止していたり、土曜日には雪崩で二人の方が亡くなられたりしている状況でした。
高度順応へはロープウェイで標高1620mのZermattからMatterhorn glacier paradise(3883m)に向かいます。途中、Matterhornに南側から雲が付いており、この緩やかな南風が吹いているときはこのエリアは朝から昼間はだいたい天気が安定します。

ロープウェイの駅を降りてBreithornplateauへ。この左の山は順に手前からBreithorn(4163m)、Pollux(4092m)、Castor(4228m)で、よく高度順応に使われます。特にBreithornは最も簡単な4000mと呼ばれ、僕も2年前に登りました。
見た目はすごいですが常念小屋から常念岳山頂をちょっと伸ばしたくらいのルートです。

ただしアンザイレンは必須です。まず上の雪原も雪がかぶっていますが、ルートを外れると上のBreithornの手前に見えているようにクレバスが多くあります。

またヨーロッパアルプスは下界の温度は高く、4000m以上は1℃未満と気温差が激しいためとにかく雲の変化が早く、上の写真の10分後は下のようにホワイトアウト、また晴れに戻る、というように目まぐるしく変わります。
僕は今回はこの雪原にある100mくらい登るスキー場の丘を5時間ほど行ったり来たりしてみて具合も良かったため、月曜日にDomhutteに向かうことにしました。

翌朝、あまり眠れずに疲れを引きずっていました。山小屋までのルートは日本の穂高の大キレットくらいだと書いてあったので、雨に降られたくないので昼までに到着するように6:30AMにRanda駅を出発。
少し登ると谷を挟んだ向かいにヨーロッパアルプスで最も美しいといわれるWeisshorn(4505m)がきれいに見えています。既に北側に雲が付いていて、これが天候悪化のサインだと思います。

今回の山小屋までのルートは白地に青線の「Alpine hiking trail」で、氷河上の歩行か岩稜帯があるルートで日本のノーマルルートの技術度4~5くらいのレベルです。
白地に赤線は「Mountain hiking trail」で日本の技術度3、黄色地は「Hiking trail」で、誰でも歩けます、という感じです。

途中まではこのエリアは八ヶ岳と同じような植生のため、同じような感じがします。

僕の持っていた地図には出ていなかったのですが、途中で世界で一番長い歩行者用の橋というのが出来ていました。去年出来たそうで、一緒に登ってきたハイカーはここがお目当てのようでした。

だいぶ登ってきてWeisshornを始めZinalrothorn、Ober Gabelhornなどの素晴らしい景色。
僕はロープウェイなどが無いこのZermatt北西側の鋭い山々の姿が好きで、いつか行ってみたいと思います。

あとは残り700mくらいでこんな岩稜を2つくらい登ります。ここから天気が悪くなってきたため、写真は割愛しました。
向こうの天気予報は日本と違い、かなり正確に当たります。
また水が切れたためルートの脇に出ていた沢の水を汲んで飲んだのですが、後でガイドに教えてもらったのですがこれが失敗でした。

(写真は下りの時に撮りました)
岩稜はこんな感じを延々と登りますが、マークと鉄のステップ、ワイヤーなどがあったため、思っていたよりも楽でした。しかし他に人が誰もいないため、このルートで合っているのか少し不安になりました。

延々と3時間近く、岩稜登りです。

ここが一番急角度でした。

岩稜の上部。

急ぎ目に登った結果、ぴったり12時にFestigletscherの脇にあるDomhutteへ着きました。


しかし山小屋についてからしばらくして、寒気がしたためひたすら着込んで休んだり寝たりして、ガイドが来る6時を待ちました。
この金・土・日でおそらく5時間ずつくらいしか寝られていなかったため、おそらく寝不足が原因です。

しかしよく眠れず6時にガイドと合って話をしていると今度はひどくおなかが緩くなってしまいました。
ガイドに聞くとスイスではかなり上までibex(鹿の一種)などが住んでいて、また氷河の水はシルト(泥と砂の中間の岩屑)を含んでいるため、沢の水は飲んでいけない、買った水を飲まないとだめだと言われました。
ガイドはZermattのガイドではなく山を挟んだ反対のSaas-feeのガイドでAngelo氏。とても良い人で体調が悪いことを告げると明日の朝に上がるかどうかは決めていいし、何時間かかってもいいからゆっくりで行こうということでした。
スイスのガイドはスピード重視だと聞いていたので、安心したのですがやはりその夜もよく眠れませんでした。

翌朝3時から朝食で幾分かは体調が良くなっていたので、上に上がってみることにしましたが、3時45分に準備をしてヘッドランプで出発し、ガレ場を登っていったのですが既に頭が非常に重く、わずか一時間上がったガレ場の終わり・Festigletscherの取り付き3200m付近でギブアップしてしまいました。
ガイドさんも残念そうで山小屋に帰った後、色々とアドバイスをしてくれました。
(帰ってきて7時頃の山小屋からの風景です)

その後、昼過ぎまで天気と体調が回復するまで休み、同じ岩稜を下ってRanda駅に着いたのが4:30PM、ホテルに着いて6:00PMごろにシャワーを浴びて次に起きたのは4:00AM頃でした...やはり相当に疲れていたようです。
今回ガイドさんが教えてくれたのですが、このくらいの山に登るには1週間では短く、2週間は期間が欲しいとのことでした。初めの2~3日で時差を取り、次に高度順応で一つ簡単な4000m峰を登り、2日ほど休んでからメインの山を天気に合わせて登る。またもしその後体力があれば、もう一つ大きな山を登る人も多いとのことです。
今回の教訓としてはやはり山の基本ですが、自分の体調と山のコンディションに合わせて行動すべきでした。無理をすると何も出来なくなるということが、よく分かった二日間になりました。
8月12日(日):Breithornplateauにて高度順応
8月13日(月):Dom Hutte SACに宿泊
8月14日(火):前日からの下痢と寝不足による疲労でFestigletscherまでで敗退、昼食後下山、夕方4:30にRanda駅に到着。
メンバー:gaku
Dom(真ん中の尖っていないほうの山)は全てスイス国内にある山の中では最高峰(イタリアと接している山ではMonte Rosaが一番)、ヨーロッパの中でもMont-branc、Monte Rosaに次いで4545mと三番目に高い山です。
またヨーロッパアルプスのノーマルルートの中では最も標高差があり、麓のRanda駅から3100mを登ります。
ルートはRanda駅~Domhutte(山小屋)で一日目1500mを上がって一泊。
二日目はDomhutteからガレ場を一時間ほど上がってFestigletscher(フェスティ氷河)を一時間半ほど登ったところにあるFestijochへの二級の岩場を30mほど登ります。その後岩場を東側へ40mほどクライムダウンして、Hobarggletscherに下りて、あとは延々と歩いて1500m超を登るというルートです。
Domhutteからは登り7時間、下り4時間の往復の予定で、あとは山小屋にもう一泊するかそのまま4時間ほど歩いて駅まで下るかは余裕次第という感じです。
ルートグレードはPD+(少し難しい)で、去年のMont-brancとほぼ一緒です。

羽田から25時間ほどかかってZermattに現地の土曜日7:00PMに到着。向こうは日の出が6:30AMくらい、日の入りが8:30PMくらいなので、まだ明るいです。
2年前と同じホテルを予約していたのですが宿の奥さんが僕を覚えてくれていて、ここはスイスのあなたの家だと思っていいのよと言われ、本当に色々と好きに使わせていただきました。

日曜日。ホテルの前からきれいにMatterhornが見えます。
ただ天気予報を見るとDomhutteに上がる予定だった月曜日のお昼に寒冷前線が通過するため、月曜日の午後と火曜日いっぱいは高い山は40m以上の強い風と20cm以上の降雪の予報が出ていたため、ガイド組合に日取りの変更をお願いしに行きました。

しかしガイド組合で今年はかなり予約が多く日程の変更はできないということと、簡単な1日で登れる4000m超の予約なら変更可能だということになり、まずは予定通り高度順応をしてからどちらか夕方に決めるという話になりました。
実は今年は日本と同様スイス・フランスともに観測史上最も暑い気温が続いて氷河が溶け、Mont-brancでは雪崩と落石がひどく、ノーマルルートは8月7日からガイドを中止していたり、土曜日には雪崩で二人の方が亡くなられたりしている状況でした。
高度順応へはロープウェイで標高1620mのZermattからMatterhorn glacier paradise(3883m)に向かいます。途中、Matterhornに南側から雲が付いており、この緩やかな南風が吹いているときはこのエリアは朝から昼間はだいたい天気が安定します。

ロープウェイの駅を降りてBreithornplateauへ。この左の山は順に手前からBreithorn(4163m)、Pollux(4092m)、Castor(4228m)で、よく高度順応に使われます。特にBreithornは最も簡単な4000mと呼ばれ、僕も2年前に登りました。
見た目はすごいですが常念小屋から常念岳山頂をちょっと伸ばしたくらいのルートです。

ただしアンザイレンは必須です。まず上の雪原も雪がかぶっていますが、ルートを外れると上のBreithornの手前に見えているようにクレバスが多くあります。

またヨーロッパアルプスは下界の温度は高く、4000m以上は1℃未満と気温差が激しいためとにかく雲の変化が早く、上の写真の10分後は下のようにホワイトアウト、また晴れに戻る、というように目まぐるしく変わります。
僕は今回はこの雪原にある100mくらい登るスキー場の丘を5時間ほど行ったり来たりしてみて具合も良かったため、月曜日にDomhutteに向かうことにしました。

翌朝、あまり眠れずに疲れを引きずっていました。山小屋までのルートは日本の穂高の大キレットくらいだと書いてあったので、雨に降られたくないので昼までに到着するように6:30AMにRanda駅を出発。
少し登ると谷を挟んだ向かいにヨーロッパアルプスで最も美しいといわれるWeisshorn(4505m)がきれいに見えています。既に北側に雲が付いていて、これが天候悪化のサインだと思います。

今回の山小屋までのルートは白地に青線の「Alpine hiking trail」で、氷河上の歩行か岩稜帯があるルートで日本のノーマルルートの技術度4~5くらいのレベルです。
白地に赤線は「Mountain hiking trail」で日本の技術度3、黄色地は「Hiking trail」で、誰でも歩けます、という感じです。

途中まではこのエリアは八ヶ岳と同じような植生のため、同じような感じがします。

僕の持っていた地図には出ていなかったのですが、途中で世界で一番長い歩行者用の橋というのが出来ていました。去年出来たそうで、一緒に登ってきたハイカーはここがお目当てのようでした。

だいぶ登ってきてWeisshornを始めZinalrothorn、Ober Gabelhornなどの素晴らしい景色。
僕はロープウェイなどが無いこのZermatt北西側の鋭い山々の姿が好きで、いつか行ってみたいと思います。

あとは残り700mくらいでこんな岩稜を2つくらい登ります。ここから天気が悪くなってきたため、写真は割愛しました。
向こうの天気予報は日本と違い、かなり正確に当たります。
また水が切れたためルートの脇に出ていた沢の水を汲んで飲んだのですが、後でガイドに教えてもらったのですがこれが失敗でした。

(写真は下りの時に撮りました)
岩稜はこんな感じを延々と登りますが、マークと鉄のステップ、ワイヤーなどがあったため、思っていたよりも楽でした。しかし他に人が誰もいないため、このルートで合っているのか少し不安になりました。

延々と3時間近く、岩稜登りです。

ここが一番急角度でした。

岩稜の上部。

急ぎ目に登った結果、ぴったり12時にFestigletscherの脇にあるDomhutteへ着きました。


しかし山小屋についてからしばらくして、寒気がしたためひたすら着込んで休んだり寝たりして、ガイドが来る6時を待ちました。
この金・土・日でおそらく5時間ずつくらいしか寝られていなかったため、おそらく寝不足が原因です。

しかしよく眠れず6時にガイドと合って話をしていると今度はひどくおなかが緩くなってしまいました。
ガイドに聞くとスイスではかなり上までibex(鹿の一種)などが住んでいて、また氷河の水はシルト(泥と砂の中間の岩屑)を含んでいるため、沢の水は飲んでいけない、買った水を飲まないとだめだと言われました。
ガイドはZermattのガイドではなく山を挟んだ反対のSaas-feeのガイドでAngelo氏。とても良い人で体調が悪いことを告げると明日の朝に上がるかどうかは決めていいし、何時間かかってもいいからゆっくりで行こうということでした。
スイスのガイドはスピード重視だと聞いていたので、安心したのですがやはりその夜もよく眠れませんでした。

翌朝3時から朝食で幾分かは体調が良くなっていたので、上に上がってみることにしましたが、3時45分に準備をしてヘッドランプで出発し、ガレ場を登っていったのですが既に頭が非常に重く、わずか一時間上がったガレ場の終わり・Festigletscherの取り付き3200m付近でギブアップしてしまいました。
ガイドさんも残念そうで山小屋に帰った後、色々とアドバイスをしてくれました。
(帰ってきて7時頃の山小屋からの風景です)

その後、昼過ぎまで天気と体調が回復するまで休み、同じ岩稜を下ってRanda駅に着いたのが4:30PM、ホテルに着いて6:00PMごろにシャワーを浴びて次に起きたのは4:00AM頃でした...やはり相当に疲れていたようです。
今回ガイドさんが教えてくれたのですが、このくらいの山に登るには1週間では短く、2週間は期間が欲しいとのことでした。初めの2~3日で時差を取り、次に高度順応で一つ簡単な4000m峰を登り、2日ほど休んでからメインの山を天気に合わせて登る。またもしその後体力があれば、もう一つ大きな山を登る人も多いとのことです。
今回の教訓としてはやはり山の基本ですが、自分の体調と山のコンディションに合わせて行動すべきでした。無理をすると何も出来なくなるということが、よく分かった二日間になりました。
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8月度月例公開ハイク 座間丘陵県立谷戸山公園にて遊ぶ
谷戸山公園・秋葉山古墳群は座間丘陵に位置し、相模原台地に
浸透した雨水が地下水として湧き出し、古墳時代から源頼朝ゆかり
の寺社が多数散在し、歴史、文化、自然が生きづく鈴鹿、長宿
地区は往時の面影を色濃く留めている。

【山域】谷戸山公園・秋葉山古墳群【日時】2018年8月19日5(日) 【天候】晴
【交通機関】公共交通機関 【参加者】13名
【コース】8/19(日) 座間駅⇒神井戸(鎌倉街道)⇒梨の木坂⇒心岩寺⇒鈴鹿明神社
⇒座間谷戸山公園長屋門⇒伝説の丘⇒座間駅⇒都内

伝説の丘谷戸山公園はサプライズがいっぱい
冒険と探検とサプライズの世界へ

真っ赤な太陽燃えている♪ ぼくらのハリマオ♬

心岩寺の本尊は平安時代末期から鎌倉時代初期に遡る

頼朝に追われ、身重の義経側室護王濃姫悲話がのこる大ケヤキ

ソーメンふんだん、大満足

谷戸山公園はサプライズの連続
浸透した雨水が地下水として湧き出し、古墳時代から源頼朝ゆかり
の寺社が多数散在し、歴史、文化、自然が生きづく鈴鹿、長宿
地区は往時の面影を色濃く留めている。

【山域】谷戸山公園・秋葉山古墳群【日時】2018年8月19日5(日) 【天候】晴
【交通機関】公共交通機関 【参加者】13名
【コース】8/19(日) 座間駅⇒神井戸(鎌倉街道)⇒梨の木坂⇒心岩寺⇒鈴鹿明神社
⇒座間谷戸山公園長屋門⇒伝説の丘⇒座間駅⇒都内

伝説の丘谷戸山公園はサプライズがいっぱい
冒険と探検とサプライズの世界へ

真っ赤な太陽燃えている♪ ぼくらのハリマオ♬

心岩寺の本尊は平安時代末期から鎌倉時代初期に遡る

頼朝に追われ、身重の義経側室護王濃姫悲話がのこる大ケヤキ

ソーメンふんだん、大満足

谷戸山公園はサプライズの連続
8/18-19 針ノ木雪渓~柏原新道 ぐるりっぷ
立てばペンギン座ればタヌキ、歩く姿は森三中: imarinです。
アルペンルートを踏破しても、どーーーしても乗らなくてはならないトロリーバス。扇沢と黒部ダムを隔てるこの山々を、いつか登ってみたいと思っていました。
8/18: 扇沢 4:30 - 8:00 針ノ木小屋 - (宇宙と交信) - 蓮華岳往復 幕
8/19: 針ノ木小屋 4:30 - 針ノ木岳 - スバリ岳 - 鳴沢岳 - 柏原新道 - 13:15 扇沢
ということで、前週「ヤバイ奴ら」がたどった針ノ木雪渓へ。この週はもう完全に夏道で、雪渓歩きはなし。
春、山スキーに来たい~

トリカブト。季節は秋へ。

8:00に針ノ木峠到着。あれ、ゆっくり歩いたつもりだったのに、2年前よりペースが速い??そうか、今回は食料が2日分だからかな(前回は3泊4日)。

さっそくテント設営、T1さんを見習って宇宙と交信。このままルービーに走るには罪悪感が・・・しかたなく(なぜ、しかたなく?)蓮華岳までおさんぽへ。
どーんと蓮華岳。

手前の稜線が、明日のルート。

ピーカンに爽やかな秋を思わせる風、360度の大展望を満喫後、ルービーの待つ針ノ木小屋へ。
しおこん部長は夏休みのため?、いかくんに活躍してもらいました。

2日目は長丁場なので、3時過ぎに起床、4:30出発。
おはよー。

前回は針ノ木ピストンだったので、ここからはお初。
高校の山岳部らしき集団を追い越し、ガラガラの道を下ります。そこそこ岩々な道を登ると、あっという間にスバリ岳。いや~、スバらしい~、いいヤマです。針ノ木から30-40分くらいなので、来ないのはもったいない。
ピラミダルなスバリ岳。

200-300m程度のアップダウンを繰り返し、歩を進めます。そして、鳴沢岳へ。この下をトロリーバスが走っているのです。
鳴沢岳。なんか、勝った気分。

遥か足元に黒部ダム、手の届きそうな立山・劔。今日は槍にも穂高にも、会のメンバーが行ってるよな~
黒部ダム。

昨日今日と、見飽きるほど見た、立山・劔。

新越山荘を過ぎると、柏原新道の始点:種池山荘が見えてきます。水平距離ではめちゃめちゃ近くに見えるのに、いったん下らされての登り返し(-_-) 比較的登山者の少ないルートでしたが、種池山荘は鹿島槍方面への登山者がたくさん。ここから最後の下り、下山家魂で駆け降りるも、全装だしさすがに疲れてきてアブナイので、途中からはおとなしく。13:00には登山口に到着するも、そこから15分の扇沢までの歩きがツライ~。
13:30のバスで大町温泉に出て、薬師の湯へ。ここは旧館を使うと空いているのです(^^)
そして味噌がウマイもつ煮で一杯、松本からのあずさは臨時狙いでベスポジを確保し、快適な帰途となりました(^^)v
アルペンルートを踏破しても、どーーーしても乗らなくてはならないトロリーバス。扇沢と黒部ダムを隔てるこの山々を、いつか登ってみたいと思っていました。
8/18: 扇沢 4:30 - 8:00 針ノ木小屋 - (宇宙と交信) - 蓮華岳往復 幕
8/19: 針ノ木小屋 4:30 - 針ノ木岳 - スバリ岳 - 鳴沢岳 - 柏原新道 - 13:15 扇沢
ということで、前週「ヤバイ奴ら」がたどった針ノ木雪渓へ。この週はもう完全に夏道で、雪渓歩きはなし。
春、山スキーに来たい~

トリカブト。季節は秋へ。

8:00に針ノ木峠到着。あれ、ゆっくり歩いたつもりだったのに、2年前よりペースが速い??そうか、今回は食料が2日分だからかな(前回は3泊4日)。

さっそくテント設営、T1さんを見習って宇宙と交信。このままルービーに走るには罪悪感が・・・しかたなく(なぜ、しかたなく?)蓮華岳までおさんぽへ。
どーんと蓮華岳。

手前の稜線が、明日のルート。

ピーカンに爽やかな秋を思わせる風、360度の大展望を満喫後、ルービーの待つ針ノ木小屋へ。
しおこん部長は夏休みのため?、いかくんに活躍してもらいました。

2日目は長丁場なので、3時過ぎに起床、4:30出発。
おはよー。

前回は針ノ木ピストンだったので、ここからはお初。
高校の山岳部らしき集団を追い越し、ガラガラの道を下ります。そこそこ岩々な道を登ると、あっという間にスバリ岳。いや~、スバらしい~、いいヤマです。針ノ木から30-40分くらいなので、来ないのはもったいない。
ピラミダルなスバリ岳。

200-300m程度のアップダウンを繰り返し、歩を進めます。そして、鳴沢岳へ。この下をトロリーバスが走っているのです。
鳴沢岳。なんか、勝った気分。

遥か足元に黒部ダム、手の届きそうな立山・劔。今日は槍にも穂高にも、会のメンバーが行ってるよな~
黒部ダム。

昨日今日と、見飽きるほど見た、立山・劔。

新越山荘を過ぎると、柏原新道の始点:種池山荘が見えてきます。水平距離ではめちゃめちゃ近くに見えるのに、いったん下らされての登り返し(-_-) 比較的登山者の少ないルートでしたが、種池山荘は鹿島槍方面への登山者がたくさん。ここから最後の下り、下山家魂で駆け降りるも、全装だしさすがに疲れてきてアブナイので、途中からはおとなしく。13:00には登山口に到着するも、そこから15分の扇沢までの歩きがツライ~。
13:30のバスで大町温泉に出て、薬師の湯へ。ここは旧館を使うと空いているのです(^^)
そして味噌がウマイもつ煮で一杯、松本からのあずさは臨時狙いでベスポジを確保し、快適な帰途となりました(^^)v
8/11裏高尾・小下沢

夏のイマリン企画 ☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆
小下沢ウォーターウォーキング~景信山~東尾根~いろはの森~高尾山ビアマウント
ものすごい猛暑の都心を離れ、裏高尾を沢遡上。
小下沢(こげさわ)のジャブジャブ歩きを楽しみます~~♪
■2018年8月11日 晴れのち雨
■メンバー:imarin, full, kitchan, yuki, yasuyo
nahoさんがこれなくなったことが分かり残念!また行こうね。
JR高尾駅の北口から京王バス・小仏峠行に乗り、バス停「日影」下車。
15分ほど山を歩き小下沢林道へ。
小下沢をのんびり歩く。うん、いいもんだなぁ

あれれ、間違えていきなり体力試し。登山靴は網枠に入らないから腕懸垂(>_<)
入渓点は林道沿いにスムーズに入れるところあり

入渓。水は透明度があり澄んでいます。
沢登りが初めてのYukiちゃんはドキドキかな?

けっこうな水流です。高尾にこんなところがあったんだね~

しがみつく?いやいや、足の置き方・体重移動に集中します

Yukiちゃん攻めます

壁ドンのimarin

大きな滝もなく、深い釜もなく美しい渓谷をひたすらジャブジャブ。
2ヵ所の堰堤も林道を迂回

今年沢が初めてのKitchanもスイスイ。最後尾で見守ってくれます
景信山への登山道に架かる木橋のところで休憩。水場で飲んだ山水は甘くておいしかった!
標高は420mくらいだったかな。高度計と地図で現在地を確認。
滝につきました~!!

ロープ確保のため、トップで登るimarin
足掛かりが浅いのに、よくスイスイ登るなぁ~

YukiちゃんにFullさんがスリングでお助け、Kitchanは下からサポート。
なんとyukiちゃん、ロープなしで登りきりました~!!o(^▽^)o
トップ・imarinの影がイカしてます♪

最終の滝、初チャレンジを超えてほっとしたね、Yukiちゃん。
おもわずいい笑顔 \(^o^)/))♪
林道を下り、さぁ次に向かうも雨!!
高尾山のビアマウント行きは中止
わいわい話しながらのウォーターウォーキング楽しかったね、次はどこだって??
高尾山に沢があるのを知らない人も多いのでは?
カジカもいるみたいだし、沢ガニもいましたよ~♪
暑い夏の楽しく涼しい一日でした(@^^)/~~~
(完)
(^^)/【木下沢林道について】
林道を管理する東京都は「木下沢林道」といい、国有林を管理する国は「小下沢国有林」、国土地理院の地図には「小下沢」と表記されているとか。

ヤバイ奴らと行く 針ノ木雪渓
「山はどこに行くかよりも誰と行くかである」
一緒に歩くと、新しい経験や知識が自分を豊かにしてくれる、そんな人がいます
一緒に歩くと、脚が軽くなり、どこまでも歩けそうな気がする、そんな人もいます
しかし、こ、こいつらは・・・・・

二日間一緒にいると、脳みそが溶け、自分がどんどんあほになるような、魂が抜けるような、
そんな気がします。
こら!写真撮ってるおめーもだよ!

■2018年8月11-12
■一日目:扇沢~針ノ木雪渓~針ノ木小屋幕~針ノ木峠ピストン
二日目:針ノ木小屋~蓮華岳ピストン~扇沢
■kyoko(CL) taichi , ryochin , うーさん
日程とタイトルは早々に決まりました。8\11-12 お盆なので「おぼんこぼん」
メンバーと行先が、きまらない。ミステリーツアーか!?
一週間前にどたばたと決まりました!
「針ノ木だ!、あほあほ四人組だ!」
8/10金夜21:30。新宿を出発し、扇沢に向かいます。
まさかの夜間渋滞。八王子から大月あたりまで車が多い。
前週の劔岳も扇沢からでした。道の駅安曇野松川で仮眠し、早朝6:30着扇沢着。
既に無料駐車場は満車。12時間1,000円の最高級有料駐車場に止めました。
今回は、夜のうちに扇沢に入り、無料駐車場をゲット、のはずでしたが、夜中2:00で
既に無料は空きなし。24時間1,000円の上級有料駐車場を確保。仮眠をとります。
カミンベイベー!
8/11 7:00扇沢から行動開始
歩き始めから怪しい天候。

雪渓に取りつく前から雨です。結構降ってきました。
余裕をかましていますが、まさかの凍える寒さ。

雪渓そのものは下から見るとしっかりあるように見えます。赤ガラを
たどります。

「のど」のあたりで雪渓は終わり。夏道に戻ります。
「最終水場」で水を汲んでいると。
キター。稜線に青空が見えました。

11:00 約四時間で針ノ木小屋に到着!
南側の稜線が雲の合間に見え隠れします。

テントを設営し、軽く食事をとり。
宇宙と交信し、

天気も安定してきたので針ノ木岳に向かいます。

岩稜にちりばめられたお花畑。

たいちくんがカタコトの日本語で何かつぶやきます。
「キレイ。。。デタ。。。キイロ。。。オハナ。。。ウサギ。。。」
どうやら「雲の間から向こう側の稜線が顔を出した。とてもきれいだ。足元に咲く
黄色い花はウサギギクかな。」と言いたい模様。
世界で唯一のたいちの理解者ryochinは「あー、そっすねー(棒読み)」と
適当、いや適切に言葉を返している。
針ノ木岳山頂。

足元に黒部湖。その向こうに雄山・別山の稜線。その右に剱岳。。。

雲に隠れながら。ちらりと、時にどーんとその姿を見せます。
圧倒的な存在感。静かなる透明感。。。。しばし。。。。
こらー、おめーら、北アルプスを汚すやつらよ・・・しばくぞ

しばし山頂でぐだぐだします。昼寝なんかもしちゃいます。
まこと贅沢な時間でございました。ごちそうさま。
先ほどの稜線をたどりゆったりとテン場に戻って歩きます。
光の加減が変わり、趣が違います。


テン場に戻り、さーてルービールービー、シーメーシーメー。
南側、槍ヶ岳方面を望む絶好のテラス席でゆるゆる飯です。
相変わらず小学生並みの中身のない会話をだらだらしつつ。



スパムサラダ。トマト&豆カレー。kyokoの呪い魔法がかかっています。

なんだか急に眠くなってきました。
翌朝の天候を心配しつつ。寝る。
8/12 3:00起床。周りのテントもごそごそ起き始めます。
軽く朝食を摂り、4:00行動開始。蓮華岳に向かいます。
5:00のご来光狙いです。風は多少ありますが、寒くはありません。真っ暗です。
歩きはじめ、少し星が見えたり、遠くが赤く染まっていくのが見えたりしますが。
高度を上げるにつれ、風とガス。
広いガレ場の稜線。ライトの光が乱反射して良く見えません。
道が不明瞭です。ピークらしきものが見えたり、道が見えなかったり。
分かれ道があったり。登りのはずが道が下っていたり。
こういう状況ではGPSの安心感は半端ないっす。邪道と言われそうですが。
約40分で小さな社のあるピークに着きました。視界なし。「ここだね」「そだね」
「いや、違いますよ。もうちょっと先です」冷静なたいちがGPSを見て言います。
確かに、私のGPSでもピークは先です。たいちえらい!
先に進みます。少し登り、ピークです。三角点もあります。「ここだね」「そだね」
「いや違いますよ、もうちょっと先です」
いやいやいやいやいやいやいや、たいちさん、三角点あるから。
ここですよ。間違いないから。
納得しない太一をなだめ、しばし待ちます。絶賛ガスってます。
だめだねー。風も収まらないし。さぶいねー。

我々四人以外、誰もいません。みんな何処に行ったんだろう。
針ノ木かなぁ。あっちは晴れてるのかなぁ
なんとなく、帰るか、いや、もうちょっと。無言の会話が続きます。
来ました!

ぼんやりと現れる稜線。太陽のかけら。どこまでも続く雲海。
いろんなものがいろんなことになって荘厳な朝日です。


とてもかっこよく撮れていますが、相変わらず会話は小学生並みです。
「音声無し」でお楽しみください。

十分に朝日を堪能し、「今日はこんくらいにしといたるか」とテン場に戻ります。
針ノ木側の稜線がガスっています。うひひ。こっちは晴れてるもんね。(ブラックうーさん)
テン場に戻って撤収しながら朝食です。
針ノ木側からたくさんの人たちが戻ってきます。総じてテンション低め。
ブラックりょうちんが声を掛けます「どうでした?見えましたかぁ?」
悔しそうに「いや、ガスガス」、悔しそうに「ばばばばっちり丸見えだよ・・・・」
うっしっし。
7:15 撤収完了し、下山。扇沢に戻ります。
10:30 扇沢帰着 最後までぐだぐだやのう。


大町温泉郷で風呂に入り。そばを頂き、東京へ。
そんなこんなで無事帰ってきました。

皆怪我もなく、無事に「あほあほ行程」を終えました。ありがとう。
また、行きましょう。たまにね。
「たまに」でいいからね。
脳みそ溶けるからね。
文責:うーさん
一緒に歩くと、新しい経験や知識が自分を豊かにしてくれる、そんな人がいます
一緒に歩くと、脚が軽くなり、どこまでも歩けそうな気がする、そんな人もいます
しかし、こ、こいつらは・・・・・

二日間一緒にいると、脳みそが溶け、自分がどんどんあほになるような、魂が抜けるような、
そんな気がします。
こら!写真撮ってるおめーもだよ!

■2018年8月11-12
■一日目:扇沢~針ノ木雪渓~針ノ木小屋幕~針ノ木峠ピストン
二日目:針ノ木小屋~蓮華岳ピストン~扇沢
■kyoko(CL) taichi , ryochin , うーさん
日程とタイトルは早々に決まりました。8\11-12 お盆なので「おぼんこぼん」
メンバーと行先が、きまらない。ミステリーツアーか!?
一週間前にどたばたと決まりました!
「針ノ木だ!、あほあほ四人組だ!」
8/10金夜21:30。新宿を出発し、扇沢に向かいます。
まさかの夜間渋滞。八王子から大月あたりまで車が多い。
前週の劔岳も扇沢からでした。道の駅安曇野松川で仮眠し、早朝6:30着扇沢着。
既に無料駐車場は満車。12時間1,000円の最高級有料駐車場に止めました。
今回は、夜のうちに扇沢に入り、無料駐車場をゲット、のはずでしたが、夜中2:00で
既に無料は空きなし。24時間1,000円の上級有料駐車場を確保。仮眠をとります。
カミンベイベー!
8/11 7:00扇沢から行動開始
歩き始めから怪しい天候。

雪渓に取りつく前から雨です。結構降ってきました。
余裕をかましていますが、まさかの凍える寒さ。

雪渓そのものは下から見るとしっかりあるように見えます。赤ガラを
たどります。

「のど」のあたりで雪渓は終わり。夏道に戻ります。
「最終水場」で水を汲んでいると。
キター。稜線に青空が見えました。

11:00 約四時間で針ノ木小屋に到着!
南側の稜線が雲の合間に見え隠れします。

テントを設営し、軽く食事をとり。
宇宙と交信し、

天気も安定してきたので針ノ木岳に向かいます。

岩稜にちりばめられたお花畑。

たいちくんがカタコトの日本語で何かつぶやきます。
「キレイ。。。デタ。。。キイロ。。。オハナ。。。ウサギ。。。」
どうやら「雲の間から向こう側の稜線が顔を出した。とてもきれいだ。足元に咲く
黄色い花はウサギギクかな。」と言いたい模様。
世界で唯一のたいちの理解者ryochinは「あー、そっすねー(棒読み)」と
適当、いや適切に言葉を返している。
針ノ木岳山頂。

足元に黒部湖。その向こうに雄山・別山の稜線。その右に剱岳。。。

雲に隠れながら。ちらりと、時にどーんとその姿を見せます。
圧倒的な存在感。静かなる透明感。。。。しばし。。。。
こらー、おめーら、北アルプスを汚すやつらよ・・・しばくぞ

しばし山頂でぐだぐだします。昼寝なんかもしちゃいます。
まこと贅沢な時間でございました。ごちそうさま。
先ほどの稜線をたどりゆったりとテン場に戻って歩きます。
光の加減が変わり、趣が違います。


テン場に戻り、さーてルービールービー、シーメーシーメー。
南側、槍ヶ岳方面を望む絶好のテラス席でゆるゆる飯です。
相変わらず小学生並みの中身のない会話をだらだらしつつ。



スパムサラダ。トマト&豆カレー。kyokoの

なんだか急に眠くなってきました。
翌朝の天候を心配しつつ。寝る。
8/12 3:00起床。周りのテントもごそごそ起き始めます。
軽く朝食を摂り、4:00行動開始。蓮華岳に向かいます。
5:00のご来光狙いです。風は多少ありますが、寒くはありません。真っ暗です。
歩きはじめ、少し星が見えたり、遠くが赤く染まっていくのが見えたりしますが。
高度を上げるにつれ、風とガス。
広いガレ場の稜線。ライトの光が乱反射して良く見えません。
道が不明瞭です。ピークらしきものが見えたり、道が見えなかったり。
分かれ道があったり。登りのはずが道が下っていたり。
こういう状況ではGPSの安心感は半端ないっす。邪道と言われそうですが。
約40分で小さな社のあるピークに着きました。視界なし。「ここだね」「そだね」
「いや、違いますよ。もうちょっと先です」冷静なたいちがGPSを見て言います。
確かに、私のGPSでもピークは先です。たいちえらい!
先に進みます。少し登り、ピークです。三角点もあります。「ここだね」「そだね」
「いや違いますよ、もうちょっと先です」
いやいやいやいやいやいやいや、たいちさん、三角点あるから。
ここですよ。間違いないから。
納得しない太一をなだめ、しばし待ちます。絶賛ガスってます。
だめだねー。風も収まらないし。さぶいねー。

我々四人以外、誰もいません。みんな何処に行ったんだろう。
針ノ木かなぁ。あっちは晴れてるのかなぁ
なんとなく、帰るか、いや、もうちょっと。無言の会話が続きます。
来ました!

ぼんやりと現れる稜線。太陽のかけら。どこまでも続く雲海。
いろんなものがいろんなことになって荘厳な朝日です。


とてもかっこよく撮れていますが、相変わらず会話は小学生並みです。
「音声無し」でお楽しみください。

十分に朝日を堪能し、「今日はこんくらいにしといたるか」とテン場に戻ります。
針ノ木側の稜線がガスっています。うひひ。こっちは晴れてるもんね。(ブラックうーさん)
テン場に戻って撤収しながら朝食です。
針ノ木側からたくさんの人たちが戻ってきます。総じてテンション低め。
ブラックりょうちんが声を掛けます「どうでした?見えましたかぁ?」
悔しそうに「いや、ガスガス」、悔しそうに「ばばばばっちり丸見えだよ・・・・」
うっしっし。
7:15 撤収完了し、下山。扇沢に戻ります。
10:30 扇沢帰着 最後までぐだぐだやのう。


大町温泉郷で風呂に入り。そばを頂き、東京へ。
そんなこんなで無事帰ってきました。

皆怪我もなく、無事に「あほあほ行程」を終えました。ありがとう。
また、行きましょう。たまにね。
「たまに」でいいからね。
脳みそ溶けるからね。
文責:うーさん
剱岳
【日程】 8月3日(金)夜~5日(日)
【天候】 晴れ
【交通手段】 マイカー2台
【メンバー】
今回の山行の起案者 ”新選組局長” shさん
最近髭を生やし始め ”映画監督みたいな” shimaさん
最初から最後までトップをつとめてくれた ”浪速のギタリスト” u-san
野郎5人の夕食の面倒を見てくれた ”岩場大好き” yoneさん
一番重いザックを背負ってくれた "ミスター歩荷” taichi くん
以上のメンバーに、今回リーダーを仰せつかったkenを含む総勢6名で、
「岩と雪の殿堂 剱岳」に挑みました。
完璧すぎる天候のもと、全員最後は少しバテバテになりながらも、
ケガなどもなく、無事帰宅することができました。
【8月3日(金)】
21時に京王線「千歳烏山」駅前集合の予定だったが、夏祭りのため駅前は進入禁止。
待機場所の確保に苦心している最中、
某メンバーが小田急線「千歳船橋」駅に向かってしまったことが判明し、出発がやや遅れ。
それでも、24時すぎには、大町松川の道の駅に到着し、仮眠を取る。
【8月4日(土)】
道の駅を6時に出発し、6時半過ぎに扇沢駅に到着。
無料駐車場は既に満杯、切符売り場も長蛇の列だったものの、
室堂までの往復切符はWeb予約で確保していたので、並ばずに済んだ。
(Web予約は、あまり知られていないようですが、おススメです。)

黒部ダムで記念撮影。皆、眼前の景色に歓声を上げる。写真ではわかりませんね(笑)
9時に室堂到着。shさんとshimaさんは、そのまま剣沢キャンプ場へ。
他の4人は、雄山・別山経由でキャンプ場に向かうことに。

雄山山頂。まだ全員元気。
じゃんけんぽん、yoneちゃんの勝ち、太一の負け〜〜

真砂岳、別山越しに、顔を出した剱岳。
室堂から、途中全く日陰が無い中で歩いているので、
皆さん、このあたりから、ややヘバリ気味に。
こまめに休憩を取りながら進み、漸く別山に到着。

別山にて、剱岳を目の前に一人佇むyoneさん。絵になります。

別山乗越から、剣沢キャンプ場に下る。
我々の到着を知らせるために、「アヘ!」と叫ぶが、風にかき消される。

キャンプ場で合流。yoneさんお手製の料理に舌鼓。多謝!
【8月5日(日)】
3時に起床し、4時に出発。剣山荘を経由して、アタック開始。
どんどん高度をあげていく。

順調に進んでいるようだが、実は行き止まり。少し戻ることに。

このような鎖場が続く。

いよいよ、蟹のタテバイ。数十メートル続く垂直の岩場。
いやが上にも緊張感が高まる。
トップは、ずっと、u-san。
ずっと、u-sanのセクシーお尻に先導されて洗脳されたメンバー間ではu-sanのお尻写真集を出す話も浮上。山友会会員は1人ノルマ3部購入義務まで詳細は煮詰まりつつあります。

蟹のタテバイに挑むshさん。ヘルメットには、大きく「誠」の一文字。

7:30に、剱岳山頂に到着!全員満面の笑顔。
と思いきや、前列の2名は妙に視線を反らしている。
写真を撮られると魂まで盗られると信じているんですね、きっと(笑)

立山をバックにshimaさん。何と35年ぶりの念願が叶ったそう。
前回は、一服剱で待機したとか。良かったですね、shimaさん。
蟹のヨコバイも無事通過。一歩目の足の置き所がポイントのようですが、
shさん曰く、赤い目印があるから、そこをステップにすれば大丈夫だと。なるほど。

岩場大好きyoneさん。

振り返れば前剱。よくも、あんなところを上り下りしたものと。
10:50にキャンプ場に到着。
帰りのトロリーバスの時刻が若干気になるので、急いで昼食及び撤収。

新室堂乗越からの下山路で出会った雷鳥の親子。
ちょっと分かりにくいかも。

別山乗越経由で、雷鳥沢キャンプ場へ。
予定よりも少し早く室堂に到着し、15:45発のトロリーバスに乗車し、扇沢に下りました。
その後、諏訪湖SAで夕食&精算。入浴後、解散しました。
中央道は相変わらず小仏トンネル前で渋滞。全員が帰宅したのは24時を回ったようです。
皆さん、お疲れ様でした。
無事山行を終えることが出来たことに感謝いたします。
【天候】 晴れ
【交通手段】 マイカー2台
【メンバー】
今回の山行の起案者 ”新選組局長” shさん
最近髭を生やし始め ”映画監督みたいな” shimaさん
最初から最後までトップをつとめてくれた ”浪速のギタリスト” u-san
野郎5人の夕食の面倒を見てくれた ”岩場大好き” yoneさん
一番重いザックを背負ってくれた "ミスター歩荷” taichi くん
以上のメンバーに、今回リーダーを仰せつかったkenを含む総勢6名で、
「岩と雪の殿堂 剱岳」に挑みました。
完璧すぎる天候のもと、全員最後は少しバテバテになりながらも、
ケガなどもなく、無事帰宅することができました。
【8月3日(金)】
21時に京王線「千歳烏山」駅前集合の予定だったが、夏祭りのため駅前は進入禁止。
待機場所の確保に苦心している最中、
某メンバーが小田急線「千歳船橋」駅に向かってしまったことが判明し、出発がやや遅れ。
それでも、24時すぎには、大町松川の道の駅に到着し、仮眠を取る。
【8月4日(土)】
道の駅を6時に出発し、6時半過ぎに扇沢駅に到着。
無料駐車場は既に満杯、切符売り場も長蛇の列だったものの、
室堂までの往復切符はWeb予約で確保していたので、並ばずに済んだ。
(Web予約は、あまり知られていないようですが、おススメです。)

黒部ダムで記念撮影。皆、眼前の景色に歓声を上げる。写真ではわかりませんね(笑)
9時に室堂到着。shさんとshimaさんは、そのまま剣沢キャンプ場へ。
他の4人は、雄山・別山経由でキャンプ場に向かうことに。

雄山山頂。まだ全員元気。
じゃんけんぽん、yoneちゃんの勝ち、太一の負け〜〜

真砂岳、別山越しに、顔を出した剱岳。
室堂から、途中全く日陰が無い中で歩いているので、
皆さん、このあたりから、ややヘバリ気味に。
こまめに休憩を取りながら進み、漸く別山に到着。

別山にて、剱岳を目の前に一人佇むyoneさん。絵になります。

別山乗越から、剣沢キャンプ場に下る。
我々の到着を知らせるために、「アヘ!」と叫ぶが、風にかき消される。

キャンプ場で合流。yoneさんお手製の料理に舌鼓。多謝!
【8月5日(日)】
3時に起床し、4時に出発。剣山荘を経由して、アタック開始。
どんどん高度をあげていく。

順調に進んでいるようだが、実は行き止まり。少し戻ることに。

このような鎖場が続く。

いよいよ、蟹のタテバイ。数十メートル続く垂直の岩場。
いやが上にも緊張感が高まる。
トップは、ずっと、u-san。
ずっと、u-sanのセクシーお尻に先導されて洗脳されたメンバー間ではu-sanのお尻写真集を出す話も浮上。山友会会員は1人ノルマ3部購入義務まで詳細は煮詰まりつつあります。

蟹のタテバイに挑むshさん。ヘルメットには、大きく「誠」の一文字。

7:30に、剱岳山頂に到着!全員満面の笑顔。
と思いきや、前列の2名は妙に視線を反らしている。
写真を撮られると魂まで盗られると信じているんですね、きっと(笑)

立山をバックにshimaさん。何と35年ぶりの念願が叶ったそう。
前回は、一服剱で待機したとか。良かったですね、shimaさん。
蟹のヨコバイも無事通過。一歩目の足の置き所がポイントのようですが、
shさん曰く、赤い目印があるから、そこをステップにすれば大丈夫だと。なるほど。

岩場大好きyoneさん。

振り返れば前剱。よくも、あんなところを上り下りしたものと。
10:50にキャンプ場に到着。
帰りのトロリーバスの時刻が若干気になるので、急いで昼食及び撤収。

新室堂乗越からの下山路で出会った雷鳥の親子。
ちょっと分かりにくいかも。

別山乗越経由で、雷鳥沢キャンプ場へ。
予定よりも少し早く室堂に到着し、15:45発のトロリーバスに乗車し、扇沢に下りました。
その後、諏訪湖SAで夕食&精算。入浴後、解散しました。
中央道は相変わらず小仏トンネル前で渋滞。全員が帰宅したのは24時を回ったようです。
皆さん、お疲れ様でした。
無事山行を終えることが出来たことに感謝いたします。
日原水系 巳ノ戸谷

中間部の素敵な渓相
日程:7月4日(土曜日)
メンバー:アヤちゃん、ヨッシー、ao
猛暑の中、涼しさと水に戯れるために奥多摩へ、流石にここまで上がって来ると水は冷たく、水量もたっぷりです。最初の大滝以外はすべて登れる、飽きのこない良い沢でした!鬼軍曹向きの沢でした(笑)

入渓核心の①!急なガレを下る。

水量が多い、日原川を渡渉して巳ノ戸谷に入る。入渓核心②

渡渉に失敗して流され、呆然として、やっと岸に上がったヨッシー。第二の「タヌキ流れの淵」事件発生!

すぐに大滝、登れないので、明瞭な踏み跡を右巻。

空恐ろしい名前の着く「忌山の悪場」入口。手前4m、奥が8m

8m滝の左壁を登る。素敵な所にハーケン、スリング残置あり(笑) 中間エイトをアヤねーさんに指導されるヨッシー!(いい加減に覚えろや!)

登って来るアヤちゃん中間にテラスあり。


水と戯れる~?(笑)アヤちゃん

その後も高さはあるが、気持ちよく登れる滝が連続する。


この滝上から左岸尾根にあった小屋を目指し、詰め上がる。30分ほど急登を上がると小屋跡と廃道寸前の道に出る。


熊もタヌキも落ちたと言う、山抜け崩落箇所。直前懸垂で下方から巻くらしいが、慎重に行けば大丈夫でしょう!

結構危ない廃道を降りてきて、それにはおよそ似合わない立派な橋で終わりです。
冬以来のメンバー構成での沢でしたが、とても楽しく遡行出来ました。沢もイベントが多い、飽きさせない良い沢でした。
コースタイム
入渓8:25~大滝8・40~忌山の悪場9:00~終了点12:10~小屋跡12:40~山抜け跡12:55~吊橋13:50
荒川三山
下界は猛暑の3連休、逃げるように荒川三山へ〜
南の南アルプスはアプローチが長く、稜線へ出てからもアップダウンの繰り返し、体力勝負。
その反面、景色とお花畑に魅了され、あっという間に登頂、2座獲得。個人的には聖岳も行きたかったな。
<日程>7月14日(土)〜7月16日(月)
<天候> 曇りのち快晴
<メンバー> yoco+他3名
<工程>
【1日目】椹島ロッヂ・・・カンバ段・・・赤石小屋
【2日目】赤石小屋・・・富士見平・・・赤石小屋分岐・・・赤石岳・・・小赤石岳・・・大聖寺平・・・荒川小屋・・・中岳・・・悪沢岳(東岳)・・・丸山・・・千枚岳・・・千枚小屋
【3日目】千枚小屋・・・駒鳥池・・・見晴岩・・・椹島ロッヂ
時計回りか反時計回りか悩ましい、、、8割ぐらいは後者らしいです

急登樹林帯の中、いろんなお花たちに遭遇


時間的に避難小屋まで行けたけど、とりあえず今宵の宿〜

甘いものでテンションアップ、桃のタルト♪

明日アタック〜〜!

翌日、富士見平からの景色〜

赤石岳、到着〜!

荒川小屋にてcake & coffee break ♪

悪沢岳、まだまだ遠いーー

見事なお花畑〜雷鳥がいたらしい。。

バックに見えるは仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、塩見岳〜

yay, 悪沢岳登頂〜!

珍しいお花らしいのだけど、、どなたか花の名前教えてください

意外と険しい千枚岳。。。

今宵の宿、千枚小屋

日の出と富士山〜

最後に見納め、バイバーイ

山行の〆は吊り橋で

南の南アルプスはアプローチが長く、稜線へ出てからもアップダウンの繰り返し、体力勝負。
その反面、景色とお花畑に魅了され、あっという間に登頂、2座獲得。個人的には聖岳も行きたかったな。
<日程>7月14日(土)〜7月16日(月)
<天候> 曇りのち快晴
<メンバー> yoco+他3名
<工程>
【1日目】椹島ロッヂ・・・カンバ段・・・赤石小屋
【2日目】赤石小屋・・・富士見平・・・赤石小屋分岐・・・赤石岳・・・小赤石岳・・・大聖寺平・・・荒川小屋・・・中岳・・・悪沢岳(東岳)・・・丸山・・・千枚岳・・・千枚小屋
【3日目】千枚小屋・・・駒鳥池・・・見晴岩・・・椹島ロッヂ
時計回りか反時計回りか悩ましい、、、8割ぐらいは後者らしいです

急登樹林帯の中、いろんなお花たちに遭遇


時間的に避難小屋まで行けたけど、とりあえず今宵の宿〜

甘いものでテンションアップ、桃のタルト♪

明日アタック〜〜!

翌日、富士見平からの景色〜

赤石岳、到着〜!

荒川小屋にてcake & coffee break ♪

悪沢岳、まだまだ遠いーー

見事なお花畑〜雷鳥がいたらしい。。

バックに見えるは仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、塩見岳〜

yay, 悪沢岳登頂〜!

珍しいお花らしいのだけど、、どなたか花の名前教えてください

意外と険しい千枚岳。。。

今宵の宿、千枚小屋

日の出と富士山〜

最後に見納め、バイバーイ

山行の〆は吊り橋で
