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森吉山、桃洞沢

◼️日程:2018年9月28日(金)-9月29日(土)
◼️場所:(北秋田)森吉山(モリヨシザン)、(ノロ川)桃洞沢~赤水沢
◼️メンバー:maru、yasuyo、imarin

<行程>
9/28(金)曇り・晴 前日(9/27)夜行バスで池袋発、大館からレンタカーで入山
ヒバクラ岳登山口11:00-13:30森吉山14:00-16:30「親子キャンプ場」テント
9/29(土)曇り・晴 (テント05:30~)森吉山鳥獣センター06:30-桃洞沢-11:20(赤水沢へのコル)
-(赤水沢)-15:30森吉山鳥獣センター
~大館から夜行バスで帰京(9/30)

〇(9/28)森吉山
  森吉山(もりよしざん)は、山ヤにとっては“花の100名山”として、最近では樹氷群をめぐる山スキーで名高いようだ。
  ただ、奥深い秋田県北部中央にあってアプローチには工夫がいる、今回は大館までの往復の夜行バス、レンタカーで麓のキャンプ場を使った。

森吉・桃洞①
山はもうすっかりと「秋」だが、多くは「花」の時期は過ぎても、これから花、すでに色づいた葉、結んだ実

森吉・桃洞②
ヒバクラ岳新道を登りヒバクラ岳から、湿原の木道から森吉山
この湿原に花咲く時期に再び来てみたいものだ

森吉・桃洞③
森吉山頂(標高1,454m)、新しい方位盤があって、高曇りの下に八甲田、鳥海、岩手山などを望む

森吉・桃洞④
岩手山、早池峰山を遠くに見て下る

森吉・桃洞⑤
(奥森吉青少年野外活動基地)「親子キャンプ場」はオートキャンプ場として、炊事場、トイレ等完備(現在利用料負担はなし)
この日は他に2組のみ利用

〇(9/29)桃洞沢・赤水沢
  森吉山の西、小又峡ノロ川の上流、桃洞沢(とうどうさわ)・赤水沢(あかみずさわ)は“火砕流が堆積した大地(溶結凝灰岩 )が 浸蝕作用により形成されたU字渓谷”であり、「天国の沢」とも言われ“舗装道路に水の流れる”と形容される沢が源頭まで続く。

森吉・桃洞⑥
鳥獣センターはかって「クマゲラ保護センター」と呼ばれ、クマゲラ保護も大きな趣旨のようだ。ブナ林でクマゲラであろうドラミングが聞こえた。

森吉・桃洞⑧
「桃洞沢」は右側にステップが切ってあってロープなしで登れる。この上部の主な滝にも要所には切ってあり”マタギステップ”と呼ばれているそうな。

森吉・桃洞⑦
桃洞沢の登りではロープ使うところはなく、このような小滝と廊下が続く。

森吉・桃洞⑨
この沢にあって、ゴルジュ、草付き、巻きはない。U字型の底に薄い流水、甌穴、節理、自然の妙に驚きの連続。

森吉・桃洞⑩
コルを越え、赤水沢の源頭に出る。赤水沢も同様に「天国の沢」、こちらの方が開け明るい。反対周りもあるようだ。

森吉・桃洞⑪
下りの方が時間がかかるのは、数カ所ではロープ懸垂となるから。

森吉・桃洞⑫
紅葉は青空に似合う。この日も晴れたのは東北日本海側だけだったようだ。
(完)



(Read more)桃洞沢とはこんな沢
   👇

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9月度公開月例山行石垣山一夜城

石垣山は、本来「笠懸山」と呼ばれていました。北条氏を水陸15万の大群を率いて包囲し、
その本陣として総石垣の城を築いたことから「石垣山」と呼ばれるようになりました。石垣山
一夜城(以下石垣山城)は関東では初となる本格的な総石垣の城です

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大型台風24号到来!一夜城から小田原城見事な眺望

【山域】石垣山一夜城 【日時】2018年9月29日(土)  【天候】雨☂ 【参加者】15名
【コース】向ヶ丘遊園駅8:52(急行小田原行)⇒10:09小田原駅10:27(箱根登山鉄道)⇒
10:38入生田駅12:15石垣山⇒小田原⇒都内

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ひとの世の栄枯盛衰は夢のまた夢

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雨のなかよく集まりました

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あけびの群落

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なかなかうまくできました

無題11
戦国の世に夜明けを告げた高石垣

立山二山

紅葉を期待しつつ、初秋の立山に行ってきました。

メンバー:is,naho,yuki,gaku
9月22日(土):扇沢~室堂~雷鳥沢ヒュッテ
9月23日(日)雷鳥沢ヒュッテ~劔御前小屋~別山~真砂岳~立山~一の越山荘~室堂~扇沢

土曜日は今一つの天気ながら、日曜日は快晴の予報が出ていたため、予定していた立山に向かいました。

途中、中央道の諏訪のあたりは土砂降りの雨でしたが、前線が抜けると天気は回復傾向とisさんの高精度の天気予報にも出ていたため、安曇野で大王わさび農場に観光に行ったり、穂高駅近くでおそばを食べたりしながらゆっくり向かいました。



黒部アルペンルート内トンネル抜けて行きます
トンネル

黒四ダムの展望台です。バックは針ノ木岳方面。
ダム上





室堂に着くと秋晴れが広がっていました。
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雷鳥沢ヒュッテまでは一時間ほど舗装された道を歩きます。
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雷鳥沢ヒュッテは山の上で温泉に入れるなんて、最高です。
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露天もあります。
温泉


日曜日も快晴。まずは劔御前小屋に向かいます。
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剱岳を背景に。想像していたよりも劔御前小屋から剱岳は近い印象を受けました。
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これから向かう稜線。秋の山らしい雰囲気です。
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富士ノ折立までの登りは格好良いですね。
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立山山頂にて。頂上の神主さんが9月の中では一番の天気だと言っていました。
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穂高・槍ヶ岳・笠ヶ岳方面はもちろん、
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富士山を真ん中あたりにうっすらと見つけ、その場にいた関西の人達と盛り上がりました。
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下山時に見ると、紅葉が昨日よりもまた少し進んでいるようでした。今年は見頃が早いかもしれません。
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ルートは登り1100m・距離11kmほどでなおかつ3000mを超えるのでそれなりに体力も必要でしたが、秋雨の中休みのお天気にも恵まれて、最高の二日間になりました。

9/16-17 クライミング@小川山 と書いて、きのこ狩りと読む!

結局、年頭に計画したバリはどれひとつ達成できないことが確定した週末、ほとんどどこも登れない小川山クライミングに行ってきました。

メンバー: imarin他2名(ベラ様、アライグマにーさん)
1日目: ビスタの夏休み 5.9、トムといっしょ 10a
2日目: ガマルート 5.0 ~ 5.9

天気が怪しいので、当初予定していた男山ダイレクトはギブアップ、ヤツレンやら道の駅やらナナーズ(久しぶり!)やら寄りながら、ゆるゆると廻り目平へ。どでかいタープと、山友会装備よりは新しめなアライの6テン、さらにテーブル2つに椅子3つという、アライグマにーさんのやる気を感じられる(どこに?)装備で宴会準備は万端!

で、おなかをすかせるために仕方なく(なぜ仕方なく?)、近場でクライミング。
まずは八幡沢左岸エリアの「ビスタの夏休み」。トップロープを張ってもらい、ワンテンでなんとか。ヘタレなので、疲れたら休ませてもらうのです(^_^;)

次の「トムといっしょ」は、核心を越えられず、チョンボして上まで(^_^;) 
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あと数センチが届かない。チビは足を上げていかねばならず、不利な場合が多い。でもデブなのでキツイ。ということで、そもそもチビデブのクライミングには、相当ムリがあるわけで、でも減量してないわけで・・・(-_-;)

さて、個人的な核心、宴会です!
きのこにハマっているベラ様が、可食きのこを採集。

オオツガタケをGet!
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メルヘンだけど毒キノコの代表のベニテングダケですが、実は・・・
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白いのはホコリタケ(だったかな?)は、食感がおもしろい。
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どこいく??
で、翌日は小川山の基本中の基本、ガマルートへ。
imarinは、ガマスラブと、その上のガマルートの2Pは行ったことがあるものの、抜けたことがない。他の2名も久しぶりの小川山ということで、ここになりました。

7:30出発、取り付きには2パーティ。「・・・遅いね」と前のパーティを見ながら、にーさんがつぶやく。
で、登攀開始は10:00くらいでしょうか。トップは前述のコメントを後悔するにーさん。やはり小川山は独特、登り慣れていないと、このスラブはキビシイようです。

1Pのガマスラブは混んでるので、2Pめから。
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プチ・レイバックから右へ。ロープのライン通りに直上はできず、ちょっと右から。
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ガマルートはいくつか別ルートをとることができ、2Pはずっと右のラクなルートもあります。
途中も左右のルートがありますが、今回は右のほう(私がいるので、ラクチンルート)へ。

半月?スラブを越え、「今日はA0しないゾ」をあっけなく翻し、最後のクラックは残してくれたヌンチャクでA0して屋根まで。今回、全部フォローです(^_^;)

Yahooooo!
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ここでもそもそ焼き芋とバナナで休憩。そのあとは50mロープ連結ぎりぎりで、懸垂下降。

ここを懸垂下降。
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ロープを引くとき結び目が若干木に引っ掛かりました。本チャンはいろいろなアクシデントがあるので、先読みが必要。それには経験を積むしかないですね・・・ なんとか5.9のスラブは行けたので、ここをリードするのが次の目標かな。といってもまた来年になったら、忘れているでしょうが。

下山後は、こちらも久しぶりの川上そば(小窓参照)をいただいて帰途につきました。

Zermatt~Trift

Saas-Feeに行った翌日からは観光に行こうと思っていたのですが、宿の奥さんがおすすめしてくれたのでZermattの北側にあるTriftに行ってみました。

8月16日(木)Zematt~Trift(往復)

メンバー:gaku

TriftはOber Gabelhornなどの足元に広がる展望の開けた場所だと聞いたので、行ってみました。登りは700mくらいなので、約3時間の登りです。

まずZermattの中心にある教会の先を右に曲がると、すぐに開けたところに出ます。

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2時間ほど登ると氷河の溶けた水が激しく流れる谷に出ます。この谷沿いに登っていきます。

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少し歩くと、突然尖った山々が広がります。

左がUnter Gabelhon(3392m)、真ん中がOber Gabelhorn(4053m)、右がWallenkuppe(3903m)です。

Ober Gabelhornはこのエリアでは最も難しい山だとガイドさんが言っていました。

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大きな山を登る人達はこの冬靴を担いで持っていくスタイルが多いようです。

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振り返ると二年前にハイキングで歩いたGornergrat方面の山の向こうに、スイスの最高峰のMonte Rosa(真ん中)とLyskamm(右)も見えました。

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Triftの手前には山小屋があって、名物だというレモンティーはハーブも効いていておいしかったです。

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Triftは小さいころに見たハイジのアニメそのままのような、雄大で静かなところでした。おすすめです。

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日本では見たことがない花も咲いていました。

花は日本のアルプスと同じで、7月がベストシーズンだそうです。

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Zermattの村も紹介します。まず駅前は広場になっていて観光案内所もあり、ハイキングの地図などももらえます。

駅の裏山はクライミングのゲレンデになっているようで、アンカーが打ってありました。

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駅前の広場からもDomとTaschhornが見えます。

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Matterhornは村のどこからでも見えます。

日本からツアーなどできている人達は朝早く見に行っているようですが、天気が良ければいくらでも見れますので、朝食を食べてからゆっくり見にいって大丈夫です。

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また山用品も各メーカーが直営店を出しています。

どのお店も本格的にロープから売っています。

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村の中心部には教会があり、ここがベンチなども多くてひと休みにおすすめのところです。

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教会の裏にはアルプスの登山史の初期から山で亡くなった人達のお墓がたくさん並んでいます。

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地元のパン屋兼お菓子屋さんのfuchさん。ジェラートも手作りでおいしいです。

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肉とチーズのお店、Metzgerei Bayardさん。特産の干しソーセージをほぼ全種類食べました。

向こうはスーパーで買うよりも、パンはパン屋、肉は肉屋で買ったほうがずっとおいしいのでおすすめします。

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最後にZermattの著名なガイド、Ulrich Inderbinenさんの泉がありました。

彼はMatterhornに90歳まで370回登り、96歳まで山岳ガイドをしていました。

2004年に103歳で亡くなりましたがとても謙虚な人で、Zermattで生まれ、ここが貧しい村から今のようなリゾート地になるまでずっと山と共に生き、最後まで自分で立てた小屋に住み、電話も車も持たずに暮らしていたということです。

彼のように山一筋には生きていくことは出来ませんが、昨年彼についての話を読んでから、僕も80歳になっても90歳になってもずっと山を長い人生とともに楽しんでいきたいなあと思っています。

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9/9 小菅川本谷 ~伸びしろのない50代の沢登り~

「簡単な沢に単独で行ってみよう」と計画書を出したところ、すっとこどっこいな私を心配してかYasuyoさんから連絡が。ありがたく同行していただきました。

0 入渓a

メンバー: Yasuyoさん、imarin
小菅川本谷 入渓点 11:00 – 二俣 – 作業道 – 登山道(荷渡場) – 大菩薩峠 – 18:00 福ちゃん荘

トレランイベント出場者でごった返す奥多摩駅から、始発の小菅行のバスに乗り込みます。小一時間で終点小菅の湯へ。ここから村営バスに乗り換えて・・・ん???

そこには無情なおしらせが。
1 バスa

NAVITIMEでフツーに出てたのに・・・しかも日曜はお休みで電話もつながらず。

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しかたなく、2時間てけてけ歩きます。


それでも予定通りの11:00に入渓点に到着、踏み跡を辿って沢に下ります。

Yasuyoさん的にはこの下降が核心だったようです。
2 アプローチa

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木漏れ日が降り注ぐ、なかなかの美渓。水量はそこそこ、深いところでおなかくらい、軽い登攀要素あり、で飽きることなく進みます。

楽しそう♪
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今回はトポがなかったので、Netの情報を地形図に落とし込んできました。滝をどう攻略していくか、その場で判断。難易度低めだからこそできるアドベンチャー♪ 

ポイントを書き込んだ地形図。
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最初の滝らしい滝。
4 最初の滝a

ところどころにトラロープありとのことでしたが、最初の堰堤以外では目に入らず。ロープ使用なし、すべてフリーで上がります。って、ほとんど滝直登してませんが(^_^;)

巻きちうのYasuyoさん。
5 巻a

手ごろな滝が続く連瀑帯。
6 滝a

ツメの手前、早めに北側の支流に入りかけますが、なんか違う気がする・・・と本流をツメて正解、作業道にぶつかります。ほどなく登山道の「荷渡場」に合流。しかしすでに17:00近い。そそくさと大菩薩峠へ。

ついたー!
景色がブルーに包まれたかんじできれい
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ふたりだけの大菩薩峠。
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さぁー下るぞ~~!!

上日川峠のバスはもうない、裂石のバスにも間に合わない、ということでタクシー会社に連絡、福ちゃん荘まで来てもらいました。
「みんなに心配されてるんじゃないか」というYasuyoさん、タクシー内から下山報告をしてくれます。その後塩山駅でワインとつまみを買い込み、ダメ押しでT口さんに「安心してください、ちゃんと呑んでますよ」とメールしたところ、「小窓」に採用(^_^;)

公共交通機関利用で時間がタイトでしたが、車利用ならゆっくり楽しめると思います。
Yasuyoさん、せかしてばかりですみませんでした。

9/2 大多摩ウォーキングトレイル

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大多摩ウォーキングトレイルに行ってきました~
のんびり『ゆるやか山行』です
白丸湖畔歩道(落石で何年も閉鎖)が開通したので、美しいその道を歩きたいとおもいました

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。


■ルート:古里駅~鳩ノ巣渓谷~白丸湖畔~数馬峡~JR奥多摩
■日時: 2018年9月2日  雨のち曇り
■メンバー: yasuyo(CL・医療・先頭)、iwa、mina、kei、sai、ree、sumomo(イベント)、masa、oden、naho(イベント)、yuki(食担)、kyoko(TK)、miya(PL)、kitchan、(PL・講習)、sh(SL)、nisshii(SL・最後尾)


前日の天候判断で小雨と判断、しかし夜のうちにまた気象予測も変わり当日の朝はけっこうな雨!
古里駅に早く行き、ルート変更や中止を思い浮かべていると、集合の電車で残り15人が全員降車。
全員輪になり、雨の中16名全員そろったことに、なぜかクスクス笑いが起きる。(#^^#)
世田谷山友会、熱いですね\(^o^)/
それぞれが今日の山行について意見を述べ、皆で考え、決行となった


今回の山行の人数が多いことで、会長からアドバイスをいただきました
メンバーにパーティリーダー2名とサブリーダー2名を担ってもらい、パーティを4つに分けました。
ひとりのリーダーが把握できるのは5名程度のようです。(ですよね・・・)


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古里駅の登山届けPOSTへ投函


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山岳部全員が傘をもってるなんて・・・・というと、 『リーダーが持って来いってメールしただろ!!』と返された(笑))


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消防団倉庫とキャンプ場を左手に過ぎ、


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寸庭橋を渡りきると看板がある。 けど、折れちゃってたよ~~7月には折れてなかったのに~


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滝(上の滝・下の滝)を左手に川を渡ります


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ホタル橋から松の木尾根をいき、展望台からの風景(標高差100m)

鳩ノ巣駅をかすめ、

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雲仙橋についたところでnahoさん企画です
【知りたいな①】 自然の中で人に自分の居場所をアピールするとき、持ち物や色がどの様にみえているかの視覚的な検証です。


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遠くにnahoとkitchan が見えます。

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少し拡大して、◆エマージェンシーシート(銀) ◆水色Tシャツ ◆青Tシャツ 
(以前講習で、エマージェンシーシートが見つけやすいと聞いたが、良く見えるという意見が多かった。雨上がりなのにキラキラしてみえる・・・)

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◆オレンジ ◆ヘッドライト(かざし・点滅)

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◆黄色 
などなど、どれが正解って答えはないけど(紅葉や条件が違えば見え方は変わる)、自分たちの眼で見ておきます。
企画担当、ありがとうございました~。いろいろ検証できましたね!


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めずらしく急登、これを登ればゴハンだよ

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11時前だけど、ごはんタイム! 
雨の予定だったからゴージャスなランチはリーダーがなしにしちゃったけど、焼き鳥・サングリアやでかでかマスカットなど、皆さんありがとう~! 食担Yukiちゃん、ニョッキwithミートソースごちでした♪もちもちだったね~。


さて【知りたいな②】 山グッズ自慢大会~
いいなぁと普段おもっている山グッズを自慢しますヽ(^o^)丿

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便利な機能がいっぱいついている時計や

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コンパクト山スカート(軽い・便利)、モンベルのソーラーバッテリー充電器(軽い75g)、

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NASA開発の多目的シート(私もモンベルの店員さんに勧められて購入。これは優れモノです)
トレッキングポールやドライバッグやマグカップなど・・・山友会の先輩から勧めてもらったものも紹介しました

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shさんが冊子を全員に配ってくださいました! マナー、全部しってるかな~??

白丸ダムです。
【しりたいな③】ここで白丸魚道も見学です。
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少し戻って白丸湖畔カ遊歩道を行きます。そうです、落石でずっと閉鎖されていました。
この綺麗な小道が今日のメインです。


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水の色が神秘的です


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カヌー・カヤック他が置かれています。


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カヌーやカヤックのスクールも開かれていました~

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【知りたいな④】スモモさん企画。 カヤックのガイドもされる スモモさんが、カヌー・カヤックについて詳しくレクチャーしてくれました~
水の上でヨガもするんだって!


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海沢大橋の手前を10mだけ藪を漕いでもらって、河原にでます。
爽快~~(^o^)/


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【知りたいな⑤】ツェルト講習
kichan とnisshii が10分もかからずツェルトをたててくれました。


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軽量では1人用(座って2人用)から4種類のツェルトを見ることができました
(ツェルトは、登山用の小型で軽量コンパクトな簡易テント。 登山中に病気やけが・遭難などの緊急事態が発生してビバークを強いられる場面で、風や雨から自分の身を守るために使います)


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入ってみたり、寝てみたり、三角座りをしてみて、たくさん質問がでて体験できました


そんなこんなで、この後は海沢大橋を渡り、青梅街道からJR奥多摩駅に向かい山行終了です。

今回は4時間くらいのコースを6時間半かけていく『ゆるやか山行』でした。
雨ではじまり『のんびり』とはいかないスタートでしたが、メンバーそれぞれどんなハイキングだったでしょうか。
初めてお話する方が何人もいました~ 楽しかったです
ありがとうございました~~
(完)

記録:yasuyo

Saas-Fee

Domから下りてきた翌日、幾分か体調も良くなったので、前からスイスの友達がおすすめしていたSaas-Feeの村に行ってみました。

8月15日(水)Saas-Fee~Spielboden~Langfluh(往復)

メンバー:gaku

Zermattのある谷からDomやTaschhornなどのMitscabelの山々を越えた東隣りの谷にあるSaas-Feeの村は、Valais州でZermattと並ぶスキーリゾート/山岳拠点です。
日本ではMilletが出しているザックの名前にもなっています。

山を貫くトンネルがないので、いったん鉄道で北上してStalden-Saasの駅から田舎のバスに乗っていきます。

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日本と同じような山道を50分ほど走ると、Saas-Feeのバスステーションに着きます。
いきなりZermatt以上に雄大な風景が広がっていて驚きました。

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Saas-FeeはZermattに比べて、リゾートながら友達から聞いていたようにとても静かで良い雰囲気です。
またZermattもここも一番のハイシーズンは冬なので、夏はホテルなども少し安いです。また夏でもスキーを楽しめます。

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ハイキングはまだおなかが緩かったので、トイレがルート上にいくつかあるLangfluh(左上の黒い山岳ホテル)までのルートを選びました。
Saas-Feeが1800m、Langfluhが2870mなので、1000mくらいの登りです。

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少し登ると、前日に断念したDom(右)とTaschhorn(左)の巨大な東側の岩壁が見えてきました。
(僕が目指したのはもっと簡単な北側の稜線のノーマルルートです。)
天気は一週間予報の通り、快晴です。本当に向こうの天気予報はよく当たります。

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Langfluhに着くとFeegletscher(フェー氷河)の中に突き出した半島みたいな場所になっているため、すぐに氷河が横たわっています。
前方に見える台形の山、Alphubel(4206m)まではここから氷河を超えて登り5時間でグレードはF+(易しい)です。左上にトレースも見えますね。

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最も簡単な4000mの山の一つとしてこちらも有名なAllalinhorn(4026m)もきれいに見えました。
手前はクレバスがすごいです。

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DomとTaschhornの岩壁は日本ではここまでの高低差のところがないため、山頂までの距離は近くに感じるのですが高さは物凄くあるという、初めての不思議な感覚を感じました。

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Langfluhまでの道はこんな感じなので、奥多摩と同じくらいのレベルです。
ただ、日本では見たことがない緑色の岩がたくさんあり、これがとてもよく滑るので要注意でした。

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またこのルートを選んだもう一つの目的、marmotにも会うことが出来ました。
このSpielboden付近の斜面にたくさん住んでいると聞いていたので、根気強く探していたら子供がにんじんをmarmotにあげていました。

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marmotの家の入口です。こんな穴が斜面にたくさん空いています。

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SpielbodenからSaas-Feeに下る途中にはGletschergrotte(氷河の洞窟)という名前の雰囲気の良いレストランもありました。

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Saas-Feeの村はこじんまりとしていて、静かなのでZermattよりもゆったり出来そうです。

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今回お世話になったガイドさんのオフィスもありました。
あまり日本では使っている人を見ないSalewaがサポートをしているようで、ガイドさんのジャケットもSalewaでした。

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後は19:00前のバスに乗って帰りました。
Saas-Feeは聞いていた通り、ゆったりとした時間が流れている良いところで、Zermattほどの観光地感を求めない人にはとてもおすすめの村だと感じました。

会長と行く葛根田沢・・・からの岩手秋田県境縦走

もう一ヶ月以上前の山行ですが、会長とのプチ冒険記をアップしたいと思います。

■日程
 2018年7月26日~29日(25日夜発)
■行程
 26日:滝ノ上温泉~北ノ又沢手前(幕)
 27日:北ノ又沢手前~八瀬森山荘~八瀬森~曲崎山~大沢森~大白森山荘(幕)
 28日:大白森山荘~大白森~小白森~田代平山荘~乳頭山~乳頭キャンプ場(幕)
 29日:帰京
■メンバー
 会長、nisshii、kyoko
■装備他(備忘録)
 30mロープ
 mont-bellのサワークライマー(ラバーソールの沢靴)
 シュラフなし、シュラフカバーと防寒着(薄手のダウン)

去年に引き続き会長を夏山にお誘いしたところ、岩手と秋田の県境に素敵な沢があるとのご提案が。
当初は岩手山と秋田駒ヶ岳を縦走しよう、という計画でしたが、何だか暑そうだしなぁ・・・
涼しそうだし、じゃあ沢で!というノリで、沢登り+縦走という贅沢プランに決定です。

沢は数年ぶりという会長と、沢初心者2名・・・しかも初めてのお泊まり沢。大丈夫なのか・・・?

25日夜23:30、池袋のバス停に集合。
3列シートの快適な深夜バスで盛岡へ向かいます。

7:00盛岡駅に到着。
7:44発の田沢湖線に乗って雫石駅へ。雫石駅から滝ノ上温泉まではタクシー移動です。(\7,000)
※昔は雫石駅から滝ノ上温泉までバスがあったようですが、今はないようです(たぶん)

滝ノ上温泉のすぐそばにある地熱発電所から出発です!

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前のめりに入渓したポイントは・・・ちょっと早かったようで、次々現れる堰堤に阻まれる。
張り切りすぎました。。

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堰堤を巻くたびに藪こぎ、、いきなり1時間ほどロスしてしまいました。会長、藪でさっそく腕時計を紛失する。どうやったらw
やっと沢らしくなってきました。水がとてもきれいです。

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大ベコ沢のナメ滝で記念撮影。
まだ余裕です。

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このあたりではずっと雨が降っていなかったようで、水量は少なかったようです。
地形図とトポで現在地確認。

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会長の身軽さにはビックリ!

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葛根田沢は棚状になっているところがたくさんありました。
右岸と左岸の間がとても深いところもあり、うっかりしていると岸に取り残されます。

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最初の藪こぎで時間をロスしたこともあり、だいぶ遅れ気味。。
でもここで少し長めの休憩、会長が持ってきてくれた流水麺でランチです。4人分をペロリ。
冷たくてとってもおいしかったです。麺とつゆ合わせて約1kg、会長ありがとうございました(^^;

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流水麺で元気になったら出発です。
もう13時近いのでがんばらないとキャンプ予定地まで着けません。。

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会長はあわよくば八瀬森まで抜けるつもりだったようですが、初心者2名はたぶん沢で泊まることになるだろうという予想。

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登れそうな滝はちょこっと登ったりして、ひたすら歩きます。

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そしてようやく葛根田大滝!
写真だと分かりづらいですが、大きな滝でした。(2段15m)
ニッシーがまき道を偵察し、無事全員滝の上まで登りました。

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滝の上からのぞく会長。
押すなよ、押すなよ

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北ノ又沢出合まで行っておきたかったのですが、少し手前にキャンプ適地を発見。
今夜はここをお宿にします。

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焚き火の前でご飯を作ります。この日はスパム×ピーマン×きくらげ炒めと豆サラダ。
ご飯は1日2合ずつ炊きましたが、ちょっと足りなかったかな。。

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快適なキャンプ地で乾杯☆
翌朝のテント内の悲劇を知る由もなく、早めに就寝となりました。

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世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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