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台風一過の北岳

3週間くらい前の山行報告です

日時:10月7〜8日
メンバー:kiku

3連休、のんびりしたいと思い台風一過、後半の2日で北岳へ。
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さて、甲府発4:35ー広河原行きの始発に乗るためには甲府前泊です。
が、butしかし、、
ホテルの空きがなければステーションビバークです。
とは言っても、夏ならともかく、今はもう秋。

そこでのんびり山行の私は、7:05発に乗ることにして
初ネットカフェ前泊!
京王八王子駅前20秒のぽらん×ぽらんへ〜

これが、すこぶる快適空間でした〜
個室で柔らかいフラットマット。大の字で寝られます。
しかもドリンク飲み放題、アイス食べ放題!
シャワーもあり、3時間980円!常宿決定〜

さて、北岳は、大樺沢の左俣が台風で荒れていると聞き
9:30 白根御池ー草スベリの急登をのんびりと。
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紅葉がキレイです
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11:50 白根御池小屋前で昼休憩。
無料の水は美味しくて、トイレも手入れが行き届いていて天国です
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草スベリから見下ろす白根御池。テント泊にオススメです
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15:10 小太郎尾根分岐から肩の小屋へ、なだらかな道です
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16:00 肩の小屋。
「あら、珍しい、甲斐駒の頭だけ出るなんて」と小屋のお姉さん
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雲海に浮かぶ幻想的な甲斐駒
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夕焼け前の雲海と青空をながめながら
小屋で出会った幾人かの吞み助さん達と、星や花、写真、山行をほにゃほにゃ語りあって就寝。
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10月8日
5:30 美しいご来光を眺めながら、ほぼほぼ無風の北岳山頂へ
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甲斐駒、仙丈ヶ岳、間ノ岳方面を眺めながら・・・
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UVケアが出来ていなくて、日焼けが超気になる。。
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8:00 肩の小屋出発。大樺沢を下っていくと、ふもとの紅葉がキレイです
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12:00 いろんな方と出会い、笑い、来年のキダダケソウを楽しみにして。
「また、どこかの山で!」と約束して下山
のんびりゆっくりを満喫しましたとさ。

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10/20-21奥秩父釜ノ沢東俣  ~今年の沢収め~

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笛吹川の東沢釜ノ沢に行ってきました。
そう、昨年7月に15人で沢キャンプした西沢渓谷の沢です。
1時間だけ皆で遡行しましたね~。その沢を完結してきました~
活動距離19キロ、私には背伸びした山行でしたが、わらじ収めのチャレンジでした。

■2018年10月20-21日
■晴れ 
■メンバー:yasuyo, 登山学校講習会スタッフ2名

前夜泊・西沢渓谷入口駐車場10/20 7:00出発
◇活動時間 17時間50分
◇活動距離 19㎞
◇甲武信小屋まで標高差 1260m
◇甲武信ヶ岳山頂まで標高差 1375m
◇ザックの重さ:スタート時9㎏
木賊山戸渡り尾根(徳ちゃん新道)で下山し西沢渓谷入口駐車場戻り10/21 16:50


鶏冠谷出合(1203Mくらい?)を左へ
沢に沿っている旧登山道をいくと・・・・

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ホラの貝ゴルジュ
ここで昨年みんなで写真を撮りました


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怖い崖の上からきれいな滝をそ~っと覗く


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9:33山の神を通過 (祈)

しばらく広い河原を歩きます


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10:17乙女の滝


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10:29 彫刻刀で縦に削ったような迫力ある岩の横をあるく。
映画をみているように風景がこちらにかぶさってくる。


やがて魚留の滝(10M)、どっちから巻いたかなぁ~?


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気温が低いので水に浸かりたくないが、フエルトの沢靴が滑る。
リーダーが水際にアクアステルスの靴で立ち、その足を足留めにして私が渡る(技!)
(説明わかりませんね笑)


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1460mくらいの魚留滝を過ぎて、千畳のナメ12:40
少し紅葉していて美しい。なだらかでしばしホッとして遡行

8Mスラブ滝通過し、

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両門滝(1614m)13:40
左が釜ノ沢西俣、右が東俣。右側の左岸を登ります


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まさに90度の直登だが、太い根っこがたくさんあるのでつかんで登る
ロープも出してもらう


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1730m、15:00
Yさん、Kさんがビバークポイントを探しに駆け回ってくれる。
バテバテの私は休憩しながらふとザックをながめる。共同装備の負担をありがたくおもふ
ありがとうございます
(泊り装備やダウン上下等、先輩方々に頂いたコンプレッションバッグで超圧縮できました!)
Yさん、Kさんのように20年早く山を始めていたら、こころの中はどんな色模様なのだろう。


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上流を見ての風景

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ビバークポイント対岸の風景

 対岸から『キューーーン!!』という鹿の声!4つの眼が暗闇にしばらく光っていました     
炎をみつめていろんなことを想う 
 雨がやんだとき『天の川』がみえたんです
お酒もすこし、お湯割りで。ほろ酔いです


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10/21 朝7時出発し最初の滝

寒い!空気が冷たい!
当然水も冷たいが、右足をかばう私はとにかく足をひねらないこと優先に足場を選ぶので冷たいのもいたしかたない。


DSCF0214 - コピー (2)
えー---!!!凍ってる~~~
ツルツル!!どうやっていくの?? リーダーをみるとカメラで記録していたので大丈夫なんだと冷静に戻る私。
岩はつるつるなので水流の中の凍ってないところを探って登ったり横切ったり。水の冷たいことかぎりなし。
このときばかりはフエルトで良かったとおもった
2032m(8:40)


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詰上がり厳しく当然危険の連続。
いろんなことを教えてもらい、学ぶ


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ポンプ小屋を経由し、さらに五分ほど登って・・・
ついた~~!! 甲武信小屋!  嬉しい。こっそりワクワクを噛みしめる。
『下山まで油断しないように』という声をいただくも、静かに心の中でじんわり喜ぶ。2360m 11:00


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計画に30分遅れているも、甲武信ヶ岳山頂に登る時間を頂いた
2475M 12:00

小屋に戻り下山開始。4時間の予定。

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広瀬湖と富士山に感動した。

16:50 下山し駐車場へ到着
     
活動時間 17時間50分の緊張した2日間は終わりました。


yasuyo

10月度公開月例山行 荒幡富士八国山

埼玉と東京の境に広がる狭山丘陵はアニメとなりのトトロの舞台なったところです。
武蔵野の面影を残す、荒幡富士、新田義貞ゆかりの将軍塚、自然環境センター、
トトロの七国山を連想する八国山を巡ります

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【日時】2018年10月21日(日) 【天候】晴 
【山域】荒幡富士八国山    【参加者】17名
【コース】集合:9:30西武池袋線池袋駅1階改札ロ         
西武池袋駅 9:40⇒10:20下山口駅下車10:30 
⇒10:50荒幡富士⇒11:20南部浄水場⇒将軍塚
⇒12:30八国山:うどん鍋⇒西武園駅 

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先ずは、荒幡富士八国冨士講へ出発

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ナショナルトラストでトトロの森は保護されている

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自然環境観察会講習

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お昼ご飯の準備

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歌のおじさん。赤堂鈴之助合唱



紅葉ど真ん中! 八幡平~岩手山の旅

岩手紅葉狩りの旅

■2018/10/13-14
往路:10/12 夜行バス(新宿→盛岡)
復路:10/14 新幹線(盛岡→東京)
10/13:一日目:八幡平 茶臼口から
10/14:二日目:岩手山 焼走り(やけはしり)登山口からピストン
■メンバー:sh,miya-chan,sumomo,taichi,うーさん(CL)

3月から半年にわたり山行計画のトップに鎮座していた、「秋の岩手紅葉狩りの旅」、やっと実行です。。

10/12 22:00 バスタ新宿4F待合室集合。
うーさんは早朝にバスタ内のロッカーにザックを預け、
シゴトと宴会をこなし、ほろ酔いでバスタへ。

金曜日22:00のバスタはごったがえし。
ひっきりなしにバスの出発アナウンスがあり、各地に旅立ちます。
待合エリア一角にコンビニがあり、アルコール飲料も売っていますが、待合エリア内での
飲酒は禁止。外に出れば飲めます。

22:50 バスタ発 翌6:10盛岡駅着
willer express リラックス4列シート  まずまず快適です。横幅は狭い。

6:10 定刻通り盛岡駅到着。空気が澄んでいます。北方に岩手山が堂々とした姿を見せます。
レンタカー屋があくまで時間があるので朝食を済ませます。

7:00 レンタカーでまずは八幡平に向かいます。一般道で一時間程度。
八幡平エリアにかかるといよいよ紅葉です。

山道を高度を上げ標高900-1,000mあたりが紅葉真っ盛りです。
とろとろ走っていると、後ろに大渋滞ができてました。すんまそん。

9:30 茶臼口登山口駐車場に車を停め、出発。
   眼下に広がる紅葉を愛でながら出発です。
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一日目は八幡平までの約3時間ハイキング。
紅葉のトンネルを楽しんで、と思っていたら、紅葉終わってるし、眺望あんまりよくないしで
ちょっと単調な歩きが続きます。

と、トイレはまだか!と悶々とする頃に、どーんと八幡平に入りました!
おーみごと!大失言大湿原ですな。
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避難小屋に駆け込み、トイレを済ませ、いざ山頂。百名山だったんですね。
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12:50のバスで下ります。駐車場まで10分\250。

車に乗ってさらにくだり、御在所温泉あたりで真っ盛りの紅葉を堪能。
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途中、「八幡平ハイツ」で温泉。汗を流します。

この日は、岩手山の焼走り(やけばしり)登山口近くの国際交流村
キャビン村に泊まります。
途中で買い物を済ませ、いざキャビンへ。
二段ベッド・八人部屋・トイレ・キッチン・暖房・ふとん付き。快適です。
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ばんごはんはすきやきだー  sumomoねぇさん製。
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たまごはおひとり様二個! シメのうどんは四人で二玉。
うまい!

翌日は、標高差1,400m、コースタイム10時間をピストンした後に東京まで帰ります。
時間に余裕をもって、3時半起き、4時半行動開始の計画とします。
寝るか。トイレに。。。。
誰もいないハズのトイレに鍵がかかってます。おいおいおいおいおい
どうやら誰かがどうにかして鍵がかかってしまった模様。
たいちが、がちゃがちゃやりますが、だめです。
「すいません、トイレに鍵が」とフロントに電話を。
「10円玉でこうやってあーやって、、、」なんと、開きました!

「10円玉でトイレのカギを開ける方法」を知りたい方は、たいちさんまで。

翌朝予定通り3:30起床し、各自食事を済ませ、登山口に向かいます。車で2分。
満天の星空です。いいね!

4:40 真っ暗な中行動開始。
一時間ほど歩くとうっすらと明るくなってきました。
おーーーーーーーーーーーーーー
紅葉きれいではあーりませんか。
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06:20 第二噴火口跡からは眺望良し!荘厳な朝ですね。
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しばらく歩くと樹林帯を抜け、富士山的な火山灰の上を歩きます。
ずりずりと足元が滑り歩きづらい。

08:15 ひーこら言いながら、平笠不動避難小屋(1,772m)に到着。
山頂付近 1,800から上でしょうか、ガスがかかっています。気温も下がっています。
小屋で補給をして休憩です。

さて、いざ山頂を目指します。
上空を雲が通り抜けます。どうでしょうか。
すれ違った人に聞くと「頂上めっちゃさぶー、眺望ナーシ」の情報。むむ

ほどなく外輪山の縁につきます。「めっちゃさぶー、眺望ナーシ」ながら、
動きの速い雲です。ふわっと明るくなったりします。
めげずに頂上に向かいます。
09:10 山頂キター。どんぴしゃのタイミングで雲が切れました。
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ブロッケン現象も。うつってないけど。
自分の目には、こんな感じでオーラが見えました。
まんなかに変な人
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お鉢巡り決行です。
一気にガスの中に突入し、風も強まります。
「さぶー」と言いながら、一めぐりし、そのまま避難小屋まで下ります。
10:05 避難小屋でゆっくりとランチを済ませます。
予定よりだいぶ早いので、下山後に風呂に入れそうです。

途中、登りには気づかなかった見事な紅葉に囲まれます。すばらしい。
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登山口に近づくと、上からはっきり見えていた溶岩流の「ふち」を
歩きます。「焼走り溶岩流」というやつです。
特別天然記念物ですわ。不思議な光景です。
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13:00 登山口に戻ります

ゆっくり風呂に入り、ゆっくり盛岡駅に向かい、飯でも食うか。
焼肉か?冷麺か? 
悩んだ末に選んだ店は「大阪王将」。
なんでやねん。

初めての東北登山は楽しい仲間と見事な紅葉に恵まれました。
また行きましょう。

文責:うーさん

奥穂高岳・北穂高岳

2年前から行こうと思っていた、初の穂高にようやく行ってきました。

ルート
10月13日(土):
上高地バスターミナル~明神~徳沢~横尾~本谷橋~涸沢~穂高岳山荘~奥穂高岳~穂高岳山荘~涸沢ヒュッテ(泊)
10月14日(日):
涸沢ヒュッテ~南陵取付~北穂高岳~南陵取付~涸沢~本谷橋~横尾~徳沢~明神~上高地バスターミナル

メンバー: gaku

当初は奥穂高岳から吊尾根を通って前穂高岳経由で重太郎新道を下山する予定でしたが、天候不良でルートを変更したため
登り2600m弱、距離39kmとそれなりに長い二日間になりました。

朝一番の乗り合いタクシーで上高地に入り、紅葉の中を歩きます。天気は金曜日の予報通り快晴でした。
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屏風岩は、予想していた通り迫力があります。
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本谷橋から上は紅葉が終わりかけていました。
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初の涸沢も良いところでした。先週の三連休は混んでいたそうですが、この週末はそれほどでもありませんでした。
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これから登る方面。奥穂高岳までの距離感は思っていたよりも近かったです。
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吊尾根方面。時々あちこちで落石が起きていました。
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登っているうちに徐々に天気は下り坂に。金曜日の予報と少し変わってきているようでした。
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穂高岳山荘に着くと雲が濃くなってきました。
ザイテングラートを登ってきた時に下りてきた人から夜に雪が降るという話を聞いたため、翌日の吊尾根は一旦諦めて涸沢ヒュッテに予約を変更させてもらいました。
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稜線は曇っていました。
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展望ゼロですが初の奥穂高岳。
下山後にやり取りをして分かったのですが、この20分後くらいに2年前にスイスで出会った山の友達が吊尾根から山頂に来ていて、その後穂高岳小屋に泊まっていたそうです。もう少し遅ければ、また予約を変更しなければ良かったと後悔しました。
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涸沢に向かって下ります。この方向からの常念岳(左端)は、意外と格好良かったです。
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夜、涸沢も雨が降り、翌朝吊尾根を見ると雲が立ち込めていたため、改めて諦めました。
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ただしこのまま帰るのも時間があり、また夏のDom以来気になっていた二日目の脚力を確かめたかったので、雲が薄そうな北穂高岳に行ってみることにしました。
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登っていくと下りてきた人たちが上は凍っていると教えてくれたので、慎重に歩きます。
ハイマツも凍っていて、
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岩も薄氷が貼り、つるつるです。
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北穂高岳までのルートも岩場が多く、凍った岩の上を慎重に歩きました。
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稜線に近づくにつれ、岐阜側からの北西風が強くなり、気温もどんどん下がってくるのがわかります。
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稜線は既に冬が始まりつつありました。滝谷から吹きあがってくる強風が怖かったです。
吊尾根をやめて、正解だったと思います。
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北穂高岳も視界ゼロでしたが、タフなコンディションで登ってこれたので満足感はありました。
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結局、西高東低の冬型の気圧配置の影響が金曜日の予報より強く出たようで、天気は回復しませんでした。
秋の山も、アルプスではそろそろおしまいですね。
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初の穂高はやはり素晴らしいところで、またよく食べてよく眠れば脚力も十分回復することも改めて分かったため、良い経験になりました。

10/7-8 赤岳天狗尾根

10/7  旧たかね山荘 10:45 - 13:50 出合小屋
10/8 出合小屋 5:20 - 8:30 カニのハサミ - 10:30 大天狗基部 - 11:30 登山道
- 12:40 ツルネ東稜分岐 - 14:40 出合小屋 15:10 - 17:50 美し森駐車場

メンバー: imarin 他2名(ベラ様、アライグマにーさん)

土曜日、ジム帰りになんとなく行くことになった、八ヶ岳東面の天狗尾根。本来残雪期に行く予定が、天候不順で2度にわたってキャンセル。今回は下見?です。出合小屋までの道は、数度上陸したの台風のせいか、かなり荒れていて時間がかかりました。

荒れてます。
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初日は出合小屋で宴会。
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翌朝は5:20出発。赤岳沢をしばらく登ってから尾根に取り付きます。ベラ様は無雪期は数度目のベテランですが、今回は体調不良でキツそう。

赤岳沢を登る。
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尾根にのっかってから、登攀準備。詰めていくと視界が開け、目の前にカニのハサミが。これも登れそうですが、支点があるのか不明。

カニのハサミ。
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ルートを間違えてちょっとウロウロ、ところどころ確保しながら登り、メインの大天狗へ。

大天狗。
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肩まで登って右へトラバース。てっぺんまで登るなら、クライミングシューズが必要。
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ツルネ東稜分岐までは登山道で。

登山道から天狗尾根を眺める。
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出合小屋まではツルネ東稜を下山。
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下山核心!ツルネ東稜はわかりにくく、無理矢理河原に下降。

無事、地獄谷本谷へ。
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ルート間違いやメンバーの体調不良等が重なって、久々の行動時間12時間越え。それでもなんとか陽のあるうちに危険個所を通過し、17:50ごろタクシーの待つ美し森へ。
シャッター通りと化した清里駅前、店がないどころかタクシーもなかなか呼べないほどさびれているので、要注意です(-_-;)










台風が来る前に、越後駒ケ岳

台風25号襲来の直前、10月6日(土)に、越後駒ケ岳に行ってまいりました。


【メンバー】 miya、kitchan、ken
【行程】
10月6日(金) 22:30小田急線経堂駅集合。
10月6日(土)  2:00関越道小出IC経由で、枝折峠駐車場に到着。前祝いの後、仮眠。
           5:35登山口 6:00明神峠 7:20小倉山 8:00百草の池 9:00駒の小屋 9:25越後駒ケ岳山頂
           10:20駒の小屋 11:00百草の池 11:40小倉山 12:20道行山 13:20明神峠 14:00登山口
           

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夜明け前の枝折峠駐車場。さあ、出発。


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明神峠付近から、朝陽を浴びる中ノ岳。


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小倉山で休憩。山といってもピークとは思えない、平坦な場所だが、眺望は良い。


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百草の池を過ぎて、「前駒」付近から山頂を望む。得意顔のkitchan。


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駒の小屋に到着。正面が山頂。


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山頂に到着!お疲れ様でした。
山頂からは、越後の山並や日本海に浮かぶ佐渡ヶ島までもが一望に。


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山頂で昼食。別に仲が悪いわけではありません。


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八海山。いずれ登ってみたい山。


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こちらは、尾根道越しに中ノ岳。


天気は終日ほぼ快晴ながら、午後には台風の影響で風が強まりました。
季節はずれの暑さ(下界は35度!)と、明神峠から小倉山あたりまでの平坦で長い行程にややバテましたが、
中腹付近まで広がってきた紅葉や、山頂からの大展望を満喫した山旅でした。







        

10/2-5 槍・穂高縦走(後編)

前編からの続きです。

明けて3日目の朝。

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次の台風の影響もあってなかなか読めない天候なのですが、どうやらこの日は一日持ちそうとの予報。
早めにスタートして北穂までは行ってしまうことにします。

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ここからいよいよ大キレットです。

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まずは下ります。

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どんどん下ります。

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下った先はそろりそろり。

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ペンキを目印に。

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鞍部から登り返しです。

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こういう岩の出っ張りのところでバランスをくずしやすいので慎重に。

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どこに座っとるねん!?

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ここまで来ると一息つけますが。

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まだまだ、最後の登りがきついです。

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あともう少し。振り返るとこの高度感。

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後方には昨日、南岳小屋で一緒だった台湾からの団体が長谷川ピークを越えてくるのが見えます。
この人たちノーヘルだったけど大丈夫かね(汗)

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他のブログの写真などでもよく見るところ。たしかにステップあると助かりますね。

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ようやく北穂高小屋まで来ました。

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槍の穂先もずいぶん遠くへ。

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至福の一杯でひとやすみしつつ、次へ進むか検討中。

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ここまでかなり巻いてきたので、時間も天気も余裕があります。
今日中に奥穂まで行ってしまいましょう!

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岩歩きもそろそろおなかいっぱいではありますが。。

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こんなの見つけたので、

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なんかやってますww
どうやら、「奥ホ」に向かってるってことが言いたいらしいのですが、滑落して倒れてる人みたいにしか見えません。。

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安心してください。ピンピンしております!

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涸沢岳山頂が見えました。

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飛騨泣きに続いてのここは大変で、ペースは落ちてました。

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下れば穂高岳山荘です。

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遅くなるとガスりそうなので、荷物を置いたらすぐに山頂へ。

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天気はまあ、槍のときと比べて良くはないですが、

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ひとまずゴール地点ということで。今回はここまでとします。

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山荘前のテラスにて。

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中はこのとおり。ホテル並みのホスピタリティ。
今夜はぐっすり眠れそうです。

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翌朝は霧雨で少し濡れていました。
涸沢を見下ろすとこのとおり。これはこれで幻想的。

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見事な紅葉の中を下山します。

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振り返るとあっという間の4日間。
小屋泊でちょっと楽をしましたが、それでも十分な充実感!良いルートでした~♪

おしまい。

(by nisshii)

10/2-5 槍・穂高縦走(前編)

縦走をし始め、この稜線を目の当たりにすると誰もが行ってみたくなるコースではないでしょうか。
今年は行くぞと決めてはいたものの、4日間連続した晴天を待って今まで引っ張ってしまいました。が、そろそろ小屋仕舞ともなる時期です。
台風一過の晴天を期待つつ、平日ど真ん中に休みを取って行くことに( ´ ▽ ` )

日程: 2018年10月2日(火)〜5日(金)
場所: 北アルプス/槍・穂高
ジャンル: 無雪期縦走
メンバー: nisshii, kyoko

工程:
1日目) 新穂高温泉 〜 滝谷出合 〜 槍平小屋(泊)
2日目) 〜 千丈乗越 〜 槍ヶ岳 〜 飛騨乗越 〜 南岳小屋(泊)
3日目) 〜 長谷川ピーク 〜 北穂高小屋 〜 北穂南峰 〜 涸沢岳 〜 奥穂高岳 〜 穂高岳山荘(泊)
4日目) 〜 ザイテングラード 〜 涸沢小屋 〜 横尾 〜 上高地BT


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新穂高温泉より入山。初日は槍平までと、距離も短く高度も上げないので、のんびりと8:45の出発です。


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林道をだらだらと歩き、滝谷出合まで。この日の核心w 渡渉地点を探します。
台風が去ってまる1日たっているので、増水しているというほどではありませんが、ここで引き返した方もいたようです。

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渡った場所はこちら。定点カメラがあるところの少し上流です。 


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出合のところを過ぎれば、すぐに小屋が見えてきます。風でなぎ倒された木々が多く、樹林帯は少々荒れ気味。

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入り口に「小屋閉め直前SALE!」の張り紙がw

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中はこんなで、ランプがいい感じです。電気だけどw

この日ここに泊ったのは我々含めて小屋5名、テント1組だったかと。さすが平日。
人気が少ないので、なんだが寒かったです(笑)

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明けて2日目。この日は行動時間長めなので、5:30に行動開始。


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左手、奥丸山が朝日を受け始めます。


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天気が良いので、槍へのルートは千丈乗越に上がり西鎌尾根に合流。
ここまでの登りがややきつめですが、早く稜線に出るので双六や裏銀座方面がよく見渡せます。


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穂先が近づいてきました。

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9:00 AM。人もまばらなので、一気に山頂まで登ってしまいます。

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誰も居ない山頂。贅沢です!!

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ちゃっちい槍が置いてあったので、手に持ってみました。ただの矢印ですか。。

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北鎌尾根!いつか登れるかしらねー

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良い天気でしょ。しばしうっとりとしてみますが。。

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今回はここがスタートみたいなもんなので、先を急ぐとします。

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大喰岳まで来ました。なにげにここからの景色がすばらしい。

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左手。常念はじめ、パノラマ銀座の稜線。

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前方。これから向かう穂高連峰が見え始めます。

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中岳まで来ました。

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南岳までの稜線と穂高。

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南岳山頂。

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後方の槍ヶ岳も遠くなりました。

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足下には本日のお宿。南岳小屋です。
槍からここまでは徐々に高度を下げるので、後半でもそれほどきつくないですね。

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1:00 PM。小屋に到着。

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中はこんな感じ。どこもキレイですねー
ちなみにこちら、小屋閉めSALEはやっておりませんでした。

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時間がたっぷりあるので、小屋のまわりをウロウロしてみます。
獅子鼻展望台からキレットを見下ろすKyoko。

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夕暮れのテン場から。

心配なのは翌日の天気。
3日目以降は崩れる予報もあったので、ここで下山しないといけないかもなとも。。


後編に続く
世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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