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11/10-11 平成木枯紀行
95年前の大正12年11月10日、牧水が越えた十文字峠。同じ日に、同じ道を辿りたくて行ってきました。
by オタクimarin

11/10 梓山 11:10 ~ 13:50 十文字峠 (予定変更、忠実に牧水の後を追う)
11/11 十文字峠 6:30 ~ 赤沢山 ~ 白泰山 ~ 13:05 栃本

「十文字峠は信州武州に跨がる山で、此処より越えて武蔵荒川の上流に出るまで上下七里の道のりだといふ。その間、村はもとより、一軒の人家すら無いといふ。暫く渓に沿うて歩いた。もう此処等になると千曲川も小さな渓となつて流れてゐるのである。」

「ゆきゆけどいまだ迫らぬこの谷の峡間の紅葉時過ぎにけり」
かわかみむら

木枯のうたびと恋ひて秋の日の秩父の山に独り分け入る

十文字小屋。小屋どまりは5-6名、テン泊はわたしひとり。牧水は1日で栃本まで下りているけど、こちらは出発が遅いのでそれはムリ。
じゅうもんじこや

天幕にひとり居りいて宵闇にマグ酒かたむけ君と語らふ
いっぱい

翌日は6:30ごろ出発。

靴ひもを結ぶ手を止めふと思ふ草鞋のころの旅やいかにと
くつひも

十文字峠から小一時間の四里観音避難小屋。薪ストーブ付きで快適そう。
ひなんごや

「幸ひに登りつくすと路は峰の尾根に出た。そして殆ど尾根づたひにのみ歩くのであつた。ために遠望が利いた。ことに峠を越え、武州地に入つてからの方がよかつた。」

みずわかつ

気分(だけ)がのってきたゾ。

大海へ旅するみずを育てしはこの峰この山この樹木なりけり
あめ落ちていのちはぐくむ渓川の母は土なり父は樹木なり

にしき

「栃本の真下をば荒川の上流が流れてゐた。殆ど真角に切れ落ちた断崖の下を流れてゐるのである。向う岸もまた同じい断崖でかえたつた山となつて居る。(略)栃本の何十軒かの家そのものすら既に断崖の中途に引つ懸つてゐる様な村であった。」

水分かつ峰に魅せられしかの人の愛でし山ひだ錦に染まりぬ
とちもと

そんなところなのでバス停近くに店もなく、ルービーは西武秩父までお預け・・・

うたごころ持たぬ我が身を嘆きつつ酒を好むはかのひとに似て (>_<)

歌会はムリだけど、快適避難小屋で宴会したかったな~
今回の十文字峠は東西斬り、次回は南北斬りを目論んでいます。十文字峠、十文字斬り!
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まとめ