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雪山ハイク道迷い?転じてイグルーの動画

こんにちは、岡部です。
先日の上州武尊山行の動画ができましたのでアップします!
いいねやチャンネル登録よろしくお願いします。

名誉ある撤退?


イグルー試作!!!
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「上州武尊山」雪山ハイク転じてイグルー試作山行

上州武尊山
日程:2月21日
メンバー:ヨッシー、岡ちゃん、ao

ヨッシーの休みに合わせて、岡ちゃん歓迎雪山ハイクへ。好天予想なので気楽に向かいます、リフト券売り場の兄さんから、上は強風、視界悪しの情報、おまけに先日遭難者が出ていて、厳しく注意を受ける。「山は今日だけではありませんからね」って僕らは大変な所に来てしまったのでしょうか?(笑)

登り初めて、すぐに「剣が峰」、有り難くないアドバイスは適格だったようです。強風、ホワイトアウトです。

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雪山初心者の岡ちゃん。恐怖のあまり白髪が~(笑)

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ずっと続く強風に 出たー、ao「 もういやや~!帰りてえ~!」

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この辺で帰りましょう!曇らないゴーグル装備のヨッシーはまだ行きたそうでしたが~!ほぼ盲目の2人には勝てせん。

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最終リフトの上でイグルー作り、なるほど簡単だ!雪の切り出し型がキモなのね

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190センチ越えの岡ちゃんも余裕で入れます。

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見たか~!丸ちゃん!!日白山では我が勝利は確実だ!!

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ユニディのスノースコップは開始5分で崩壊です。宮様、ご注意下され!!

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飛龍山

今回も金曜日の夜に寒冷前線が北陸から関東を通過する予報になったため、八ヶ岳の予定を諦めて好天の見込める山に行ってきました。

2月16日(土)
ルート:
丹波~サオラ峠~前飛龍~飛竜権現~飛龍山山頂~飛竜権現~禿岩~前飛龍~サオラ峠~丹波

メンバー:gaku

今回の飛龍山は人気の雲取山の西隣にある山で、雲取山からの縦走でよく歩かれている山です。
前から気になっていた丹波からの尾根通しの長めのルートに行ってみました。
登り1700m強、距離17km強なので、一の沢からの常念岳を一回り大きくしたような感じです。

思っていたよりも人が入っていないようで、サオラ峠までの道は落ち葉が積もって足元がちょっと危ないです。
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サオラ峠には中川神社という神社があり、
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このような素晴らしい方がいたそうです。
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サオラ峠からのミカサ尾根はゆるやかで広く、気持ちの良い尾根です。
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前飛龍までは少し岩っぽい急登です。
登りきると前飛龍からは良い眺めが楽しめます。
南アルプス方面は快晴でした。
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富士山方面も快晴。
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前飛龍から上の2000m超のエリアは意外にもしっかりと雪が積もっており、チェーンスパイクを付けました。
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飛龍山山頂。一日を通して1グループの方と会っただけだったので、とても静かな山でした。
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奥秩父の山らしい、心地よい雰囲気です。
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帰りは景色が良いと本に出ていた禿岩にも寄ってみました。やはり八ヶ岳は寒冷前線の影響で、天気は悪かったようです。
日曜日は高気圧が移動してきたので良かったようですが、今年はなかなか土曜日と高気圧がうまくかみ合いません。
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サオラ峠の下のトラバースは所々崩壊しているので、特に少し気を付けたほうが良いと思いました。
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このルートは静かであまり整備もされておらずまたそれなりの登り甲斐もあるため、雲取山よりもずっとおすすめの山だと僕は思います。
ひさしぶりに山らしい山に登った感がありました。

会長と行く ロード・オブ・大佐飛

会長が行きたい行きたいと言っていた、大佐飛山(のだいぶ手前)まで行ってきました。
黒滝山までは一般登山道、そこから大佐飛山まではバリエーションということになりますが、黒滝山~大佐飛山の稜線がとても美しいとか。(「天空の回廊」だそうです)

残雪期には歩かれているルートのようですが、厳冬期に行ったという記録はあまりありません。
これは行ってみなければ!

実は去年も同じ2月の3連休に計画されたのですが、悪天候で中止に。
今年はというと・・・ 「最強寒波」到来という絶妙なタイミング。

■日程
2019年2月9日(土)~11日(月) 2泊3日

■ラッセル隊
tommy(会長)、aoさん、miyaさま、うーさん、nisshii、kyoko

■行程
1日目 : 登山口~百村山~三石山~1300m付近(幕)
2日目 : 幕場~サル山~黒滝山~サル山~幕場
3日目 : 幕場~三石山~百村山~登山口

6時頃東京を出発、東北道をひた走り(黒磯板室IC)、8時30頃には登山口へ到着。
しかし、駐車場への坂でまさかのスタック、、スタック慣れ(?)したaoさんのロープワークのおかげで、なんとか1時間おしでのスタートです。

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いそいそと準備。もう10時前ですけど・・・

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小雪ちらつく中、登山開始。

ん・・・?

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よく見ると、「百村山」
ち、血塗られてる・・・
会長もちょっとコワイし。。

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スタートからいろいろあって不吉な感じもするけど、気にしない。
雪はすねくらい、もくもくと歩きます。

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百村山についた~。「もむらやま」って読みます。

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三石山。
翌々日悲劇が起こるとは誰も予想だにせず

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テン場にちょうど良さそうな場所を発見。
雪も結構降ってきたし、今日はここまでにしましょう。

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夜はお鍋、ハフハフ。
会長とaoさんがお米をおいしく炊いてくれました。

この日は19時に就寝。
夜中ごぉぉ~~~というすごい風の音にびくびく。
風の音の合間に人の叫び声がして、わたしには恐怖の夜でした。。(会長の寝言だったらしい)

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翌朝もあまり良い天気とは言えませんが、とにかく大佐飛に向けて出発です。
ほんとうはこの日黒滝山までテントごと移動、3日目に黒滝山から大佐飛にアタック、という予定でしたが、この日のうちに軽荷で大佐飛アタック作戦に変更しました。

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えっさ、えっさ
ワカンでラッセル、大変な労働です。
急な登りは一苦労。

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途中、結構吹雪いてきたりして、体感温度は低めです。。さぶい。。
ホッカイロを貼っておけばよかった・・・

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黒滝山に到着!(11:05)
ラッセルで思ったより進みが遅いのと、戻るための時間を考えると、大佐飛までは厳しいとの判断。。
残念ですが、今年はここまでにしましょう。

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もう少し先まで行ってみようよ、ということで歩き始めたのですが、aoさん、ダダをこねはじめた太ももがつったので撤収です。

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凍てつくテントに帰ってきました。
寒かったねー

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今夜も鍋です、キムチ鍋大盛り!

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この日も19時に就寝、翌朝6時までみんなぐっすりでしたZzz
翌日は風もやんでおだやかな天気、出発前に記念撮影です(ピンボケしてるけど・・・)

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3日間の中で一番天気がよかったです。
おとといラッセルしてきた道ですが、トレースは跡形もなくなっていました。

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三石山をだいぶ下ったあたり。
傾斜の急な斜面にぶつかり、方角が違うことにaoさんが気づく。(さすがです)
会長、良い感じの写真になっていますが。

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那須岳です。おとといは全然見えず、気づきませんでしたね。

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ここから30分以上の登り返し、、三石山まで戻ります。
三石山から東の尾根に下るところを、北側の尾根を下ってしまいました。
ポイントポイントで確認しないとダメですね、反省です。

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下りはシリセードしながらわいわいと。
早くお風呂入りたい!

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さて、今回は大佐飛山に届きませんでしたが、みんなと共有したワクワクはやみつきになりそうです(わたしだけ?)
来年はまた作戦を変えてチャレンジしてみたいです!
まだ見ぬ「天空の回廊」に思いを馳せて・・・


★帰りはこちらの温泉に立ち寄りました↓
http://www.hotarunoyu.com/

(by kyoko)

2/9-10 於呂倶羅山ラッセルツアー

奥日光のマイナー山岳、於呂倶羅山。記録としてブログアップします。
ラッセルするほど雪があるか心配でしたが、前日降雪によりフカフカ新雪ラッセルでした(^^)v

メンバー: imarin他2名
2/10 光徳 日光アストリアホテル前 10:20 - 山王峠 - 13:45 於呂倶羅山登山口
2/11 登山口 7:10 - 山頂往復 - 11:50 撤収 12:30 - 14:10 光徳 日光アストリアホテル前

於呂倶羅山。右から上がって、左側の頂上まで案外長い。
於呂倶羅山

まるごと日光東武フリーパス、冬期は4150円也。雪で視界が悪く、刈込湖からノートレースが予想されるため、光徳からのヘタレコースに変更。クロカンのトレースを追ってしまい、えらい遠回りをして山王峠へ。そこから林道をてくてく、登山口まで。

林道てくてく。
林道

登山口の林道で幕営です。今回、会のステラリッジのスノーフライが大活躍。内部は結露もなく、快適でした♪

スノーフライ、バリュー発揮!
モンベルスノーフライ

翌朝は7時過ぎに出発。
オロは北とか陰、クラは岩を意味するので、そういうヤマかな~と。たしかに手前のピークは岩稜です。奥日光の雪は乾雪なので、なかなか踏み固まりません。無雪期ならたぶん、往復3、4時間なのでしょうが、登りは3時間10分くらいかかりました。稜線に出るまでの急登がキツかった~

ラッセルタヌキ。
ラッセルタヌキ1

急登ラッセル、ベラ様。
ラッセルベラ様

着いた!と思ったらまだ先、にせピークを2つくらい越えていきます。

2足歩行タヌキ。
二足歩行タヌキ

そしてようやく・・・

山頂。
於呂倶羅山山頂

涸沼を見下ろす。
涸沼

男体山。ザ・レジェンド・オブ・山友会の偉業を讃えつつ。
男体山

下山は1時間10分くらい。
帰りは軽くなる、酒担当のにーさん、食担のベラ様と違い、デカコッヘルとテントの私は久々の重量装備を肩に食い込ませ、モチベーションのない光徳までの道を神谷バーに想いを馳せつつ、修行のように歩くのでした。

十二ヶ岳・鬼ヶ岳

今回も八ヶ岳の予定でしたが木曜日に雪が降り、また土曜日の夜に静岡に行く予定も出来たため、せめてトレースがなさそうな山に行ってきました。

2月2日(土)
ルート
文化洞トンネル駐車場~毛無山山頂~十二ヶ岳山頂~金山山頂~鬼ヶ岳山頂~鍵掛峠~根場民宿バス停

メンバー:gaku

今回の十二ヶ岳は富士山の北側にある御坂山地にあります。
東京は雪は積もりませんでしたが、予想通り河口湖周辺は10cm以上積もったようで、道路はアイスバーンになっていました。
ルートは登り1200m弱、距離は10kmくらいです。

予想の通り、登山口からトレースはなく楽しい雪歩きでした。
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時々あるのは獣の足跡だけ。鹿でしょうか。
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雪はだいたい15㎝くらいで、深いところでひざ下で45cmくらいです。
このくらいまでならストックは不要で楽しく歩けます。
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このルートのハイライト。ここからは三点確保が必要です。
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ハイライトを上から。鎖も雪に埋まっていて岩のホールドも雪を掻きだして登りました。
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十二ヶ岳山頂。
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山頂付近から。天気は良く、風も高気圧の張り出した午後は弱くなってきました。
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痩せ尾根も多く、個人的にはこのルートは雪が付いていると冬の赤岳よりも難易度が高いと感じました。
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鬼ヶ岳山頂から。ここで1グループと出会い、下山はトレースを使わせてもらいました。
天気にも恵まれ、良い一日になりました。
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谷川岳で雪洞堀り


2年前イグルーを作成中、天気が急変し強風のなか何とか避難したことがありました。
今年は当会イグルー制作委員会に参加できないけど、行きたいなぁ~。まだ雪がしまってないよなぁ、、、
う~ん、雪洞ならできるかな、、、
『雪山いくなら雪洞堀りはやっておこう!!』 と、雪洞を掘りにいきました。
雪洞は初チャレンジです。


【時】2019年1月28日(月)
【山域】谷川岳 晴れ
【メンバー】yasuyo、kaori-san、他

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始発電車で出発し、谷川岳ロープウェイ近くの駅 『土合』に到着。
なんとこの駅、電車を降りてから改札まで462段の階段がありました。
(聞いてはいましたがジョーダンかと)
きのうは餅つき山行で、お餅とご馳走を食べすぎて体が重い



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雪国の路線、風情あるなぁ~


10時に他メンバーと合流し、西黒尾根登山口入口へ

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まずは掘ってみてくださいということで掘り進めるも、色んな事情で上手く掘れない。むずかしい・・・・。
結局、私は雪庇の下に掘ったこともあり、まず基本からしてダメダメ不合格です。


昼食を食べて出直しです。

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さて、今度は教えてもらいながら掘っていきます。
3人で交代しつつ堀り、大きなブロックは入り口用に積んでおきます


余談ですが、この赤いスコップはaoさんから借りたもの。
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470g弱で超軽量のコンパクトタイプ(一体型!)。とにかく軽い。
ホームセンターで見つけたって本当かな?手触りもなめらかです。
ロープウェイ乗り場で10本くらい借りれるスコップあったけど、ガイドさんが「これいいね」っていってましたよ~
(すくう部分のカーブはたくさん雪を掻きだせる利点がありますが、カーブのないものの利点は、雪洞内の整形に良いことだそうです)


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雪洞掘れました~
2つ穴を掘って、奥で左右から貫通させました


中はこんな感じです
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入り口に被せた、モンベルの2人用緑のツェルトの色はこんな感じ


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黄色のツェルトは暖かい感じがしました。
ろうそく置き場もあります。
天井がデコボコしていると、コンロなど使って暖かくなったときに水滴が落ちるそうで、側面も含めてなだらかに整形しました。
大事なことはスコップが必ず雪洞の中にあること!雪が落ちてきて入り口がふさがることもあるからとのこと。


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今度は竪穴式です
2人分だけのスペースですが、せっせと上へ上へと雪を掻きだし体力を使います
3人中に入って必死で30~40分掘って、高さ2M弱くらい?入り口からストンと下に落ちます
『ホワイトアウトになったら。。。。(怖)』という時はこれなのでしょうか。
積雪のないときの選択ですね! 降っているとバサッと積もった雪が落ちてきます・・・
でもこの中、とってもあったかだったんです~(#^.^#)



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スコップの穴は何のため?
こうやってロープをつけて肩掛けできるようにするんですね!!
雪崩のとき、ゾンデ棒で人を探すときなどスコップを肩にかけられるようにしておくと効率よいとのこと。
細引きとミニカラビナで簡単に取り外しできるようなっていました。


終わりはちゃんと両方とも穴を壊すか埋めるかで危なくないようにして帰りました~
帰りは土合駅の462段の階段を避けて、水上駅行きのバスで帰ってきました(^^)/


残念なことに、後日私はぎっくり腰になり。。。
避難訓練、くれぐれもご用心・・・(*^^*)
おわり
世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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