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黒部上の廊下 2011年一番乗り
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金作谷出合前の美しい滝


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上ノ黒ビンガ上 すだれ滝


日程  :平成23年8月3日~7日
メンバー:youさん、サチちゃん、ao
(渡渉80パーセント、へツリ、高巻き15パーセント、クライミング5パーセント)
装備
フローティングロープ50m1本(引戻用洗濯紐30m1本)
3、4人用テント1
ロックハンマー、ハーケン数本
ハーネス、スリング、環付ビナ2個、ビナ4個/1人
ネオプレーン上下、ライフジャケット.競泳用水中メガネ
注1、泳ぎはクロールで!平泳ぎはロープが脚に絡まり危険です。


8月3日
扇沢7:30~黒部ダム7:50~平ノ渡し11:40対岸~奥黒部ヒュッテ15:00


黒部ダムの上を歩く(皆20kg位の重量、帰りは水をたっぷり含みそれ以上になっていた)

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平ノ渡し。12時発には間に合った!

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渡ってからの方が梯子が多かった(こんな所を整備してくれる方に脱帽!)

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奥黒部ヒュッテ。今季初遡行パーティの為上の小屋で情報を伝えてくれと頼まれる。お風呂があって最高の小屋!

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他の写真はここから










翌日以降に続く!
  ↓


8月4日
奥黒部ヒュッテ6:50~下の黒ビンガ10:00~口元のタル12:30~広河原手前泊地16:00頃

水量が少ないと簡単に下の黒ビンガまで行けるらしいが…もはやザイル渡渉2回スクラム渡渉3回、懸垂2回
石伝いに渡渉するyouさん

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第一日目の関門が見えて来た「口元のタル」

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右岸を出来るだけへツリ(先は流れが速く進めない)そこから左岸に泳ぎ渡る

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左岸に泳ぎ渡り、岩伝いにゴルジェの上へ抜ける

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ゴルジェの上に出る(この直後の渡渉が全行程の中で最高に大変だった)

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1回目は見事に流され水をたっぷり飲まされた(皆の頭には”敗退”が浮かんでいた!)2度目にもっと上流から
流され渡る事にして見えている三角状の岩から飛び込む事にして必死でヘツル

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この三角岩から飛び込んで何とかこちら側に渡ることが出来た。思わずガッツポーズが出た

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それからもザイル渡渉、スクラム渡渉、へツリの連続

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ヘロヘロになって広河原の手前右岸(廊下沢手前?)に素晴らしい砂地の天場があり泊地とする。
大好きな焚火にすかっり寛ぐサチちゃん

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8月5日
天場6:00~広河原7:10~上ノ黒ビンガ8:40~金作谷出合10:15~i岩苔小谷出合天場17:00



朝からいきなりの泳ぎへツリでまいる!

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広河原まで簡単に行けるはずなのに?水量が半端無いのか?

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やっと旧黒5広河原に着く岩が多く天場には向かない様な気がする。昨日に天場で正解かな

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広河原先(スゴ沢、中ノタル沢)からまたもやロープ渡渉の始まり

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上ノ黒ビンガ過ぎ。花崗岩の美滝!上しか太陽が当たっていないが美しい!P8050094_convert_20110812085411.jpg

金作谷出合の本流側雪渓

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第2の難所といわれる金作谷出合先のゴルジェ。ロープ渡渉の繰り返しで抜ける

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岩苔小谷出合の天場。ここも最高の砂場ちょっと上がった台地にもあるが真ん中に蟻の巣があったので止めにした

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8月6日
岩苔小谷出合6:00~立石奇岩8;00~大石11:00~薬師沢小屋14:30

赤牛沢からはへツリが多くなる

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そろそろ遡行終わりの印「大岩」

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やっと見えてきた薬師沢小屋

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B沢で懸垂終了し一般道に合流するのだがそこでもロープ渡渉を強いられた。やはり水量が多かったのだろう
今回この3人でこの上の廊下を完遂出来たのは3人が事前の調査や練習を重ねフェーズが合致し、また現場でそれぞれの能力を発揮できたことに尽きるだろう。4日に写真撮影の為入渓した単独行者が7日に遺体で見つかった。この魅力に溢れた「上の廊下」の違う面を見せつけられた様な気がする。心から冥福を祈る



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Comment

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まだ
工事中ですか?てか、天気大丈夫でした?
imarin | URL | 2011/08/08/Mon 11:30 [EDIT]
すごい危険で大変そうですけど、水が気持ち良さそうですね♪
絶対無理そうですが、私もやりたいです☆
YAZZY | URL | 2011/08/08/Mon 12:52 [EDIT]
お疲れ様でした
 今月7日入渓で8日薬師沢、9日に岩苔乗越まで登った者です。その時の様子と写真が似ていたので日付を確認したら、今シーズン初完登のパーティーではないですか。6日は雨が降るなど、さぞかし寒かったのではないかと思います。敬意を表してコメントさせてもらいました。
http://gallery.nikon-image.com/154663398/albums/2509744/
に、当方で撮影した写真をアップしています。よろしければ御覧ください。
大倉 | URL | 2011/08/14/Sun 19:48 [EDIT]
大倉様
コメントありがとうございます。すばらしいロングコース踏破おめでとうございます!!休暇の関係で偶然初入渓チームとなりました。ロープ渡渉を安全の為多用しました。大倉さん達は敢然と個人で泳ぎ渡ってますね!すばらしいと思います。7日入渓とは・・・お互い無事で何よりでした。
ao | URL | 2011/08/14/Sun 21:20 [EDIT]
遅ればせながら
aoさん、山行中は大変お世話になりました。
憧れの上の廊下に行けたのも、aoさんがトレーニングを積んで導いてくださったおかげです。

大倉様、コメントありがとうございます。
写真はみなとても美しく、すばらしいです。
写真を拝見したことで、上の廊下がいっそう思いで深いものとなり、来年は私たちも黒部川の源流最初の一滴を飲みたいと思いを新たにしました。
さち | URL | 2011/08/14/Sun 22:32 [EDIT]
口元のタル沢
ao様、さち様、うちのパーティーも口元のタル沢先のゴルジュは手こずりました。たぶんここが一番危険だったと思います。さち様のブログにあったとおりで、左岸のへつり、高巻きで終わったと思った矢先のロープ渡渉にはやられました。ガイドブックの記述通りでなくその場の判断でやったことがはからずも同じ方法だったというのが感慨深いです。もう少ししたら記録がアップできると思います。その時にはまた連絡します。
大倉 | URL | 2011/08/14/Sun 23:09 [EDIT]
ao水泳部長のご指導のおかげで、上ノ廊下を成功できました。
ありがとうございました。我々は弱小パーティでしたが、事前の訓練と、装備の充実で、水量が多いのにもかかわらず、今回の遡行は完璧に近かったと思います。
口元のタルゴルジュの後の瀬の突破が核心でした。それまでは頭の中で敗退音頭が聞こえてました。ao水泳部長の渾身の力泳が功を奏した時、それまであったプレッシャーが一気になくなりました。やれやれ(^^)
以後は泳ぎヘツリのラインを読むのが楽しくなりました。そのときは景色を楽しむ余裕はなく、写真を見るとこんなに美しい所だったんだなと。自分は上ノ廊には丸山東壁の「塚田・木暮」くらいのグレード(プレッシャ-)を感じました。
自分の山のエピローグの一つが終わりました。
大倉様、残照の写真が美しいですね。自分らは入山日以外の午後は天気が悪かったので。
you(動物写真家) | URL | 2011/08/17/Wed 17:07 [EDIT]
報告書
遅くなりましたが、下記URLに報告の文書をアップしています。拙い文章ですが、ご笑覧ください。

http://asobow.sblo.jp/article/47501027.html
大倉 | URL | 2011/08/28/Sun 17:57 [EDIT]
拝見させていただきました!
大倉様
ロングコースの上、廊下から水量も多く又予想外の事もあり大変なご苦労だったと思います。それにしても熊本からとは~!九州、大分出身の私としても大変誇らしく感じます。今後貴会の益々の御活躍をお祈りいたします。
ao | URL | 2011/08/30/Tue 10:05 [EDIT]

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