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1/21-22 雪崩講習@谷川
労山関東ブロックの雪崩講習に参加してきました。 by imarin

ピン参加は私のみ、漂うAway感を持ち前の鈍感力で克服し、それなりにEnjoy♪
キーワードは「条件が揃えば雪崩は起きる」。

初日は荒天のため天神平には上がれず、土合山の家の裏山での講習です。

新雪の積もる中、講習適地へ移動。
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「ここは林道です。そこにこうして斜めに雪が塞いでいるということは、ここで雪崩が起きたということです」というInstructionの間に、点発生の小規模雪崩が。
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3班に分かれて、雪面観察、雪温記録、ルーペでの雪粒観察などなど。
新雪は+、締まり雪は●など、記号を覚えることも必要。どの層も一つの雪質とはかぎらないので、/+、+●など、2種類の記号で表現するそうです。
そのあとは、弱層確認のためのシャベルコンプレッションテスト。

30cm四方の角柱を切り出し、刺激を加える。
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雪庇の観察。こんな裏山の林道でも、できるもんなんですね。
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上の雪庇はまだ巻き込んだ形が顕著でしたが、ここに新雪が積もると、ただの小山に見えるはず。

で、上に乗っかったところ・・・こんなカンジで崩壊。
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簡易テストの円柱テスト。層がずれたら、要注意。
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ヨーロッパではメジャーな雪崩捜索犬ですが、日本ではまだまだ認知度は低い。
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人間が掘り出しまで12分かかったのに、ヒットくんは2分で探し当てました(埋没者はご褒美を持っての埋没でしたが(^_^;)
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宿泊は土合山の家。記録整理などに追われ、お風呂をいただく時間はありません(-_-;)
夕食はいつも通りカニ、ジャガイモグラタン、豚の蒸し焼き?などボリューミィ!般若湯をいただきたいところですが、食後も講義があるので自粛(-_-;)

食後は、おさらいの講義と気象に関する講義、最新のコンパニオンレスキューのビデオ上映など、居眠りする間もない興味深い内容。講義のあとは懇親会。たまたま同日に宿泊していた都岳連の救助隊長が特別ゲストでお話してくださり、有意義な夜となりました。

明けて翌日は晴天!
天神平に上がり、雪面観察、コンプレッションテストなどなど。今シーズンは降雪の少ない状態が続いていたので、層が細かい。また、気温差も大きくなかったので、ざらめなどの弱層の原因となる層も見当たりません。

層が細かい!
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同じ場所でスキーによるコンプレッションテストを実施した結果、何回目かのジャンプでズレて崩壊しました。とはいえ全体的に安定しており、雪崩リスクの低い状態を確認することができました。いくらテストをしても、結果によって判断するのは当事者のみ。リスクの認識はキケン回避への一歩目でしかありません。

ここで、スキーを履いて飛び跳ねます。
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谷川。あー、登りてー!滑りてー!
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安全に関することはきっちり学んでおきたいので、今回の講習は有意義でした。
また、これまでガイドのかたの話を聞く機会は多かったのですが、リアルな救助にも携わる人々の話を興味深く拝聴しました。良し悪しではなく、ヤマを商売とする人と、ある意味ボランティアに近い活動の人とは、どこか違う気がしたのでした。
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Comment

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興味深いです
ほんと、充実の内容ですね!imarinさん!
濃い内容で忙しそう~ でも救助の方々の話、貴重ですね。
もりちゃん | URL | 2017/01/23/Mon 23:06 [EDIT]
貴重な経験
レジュメを宜しくです。いつか例会で教えてもらいたいと思います。
ao | URL | 2017/01/24/Tue 06:47 [EDIT]
お疲れ様でした。
講習の成果を実践で生かせて下さい。ハンドラーが若山さんだったら、とても優秀な方です。気象予報士です。雪崩犬は三代目と聞きました。とにもかくにも雪山はバッチリOkですね。例会での報告を期待します。
kawa | URL | 2017/01/24/Tue 10:46 [EDIT]
濃密な内容で
是非、例会で講師お願いします。
kitchan | URL | 2017/01/24/Tue 22:48 [EDIT]
たぶん、
雪に慣れ親しんで育った方は遊びを通じてからだでわかっていて、必要ないのかもしれませんね。雪のない国で育った大人には、知識と想像力が大事、と思います。
imarin | URL | 2017/01/25/Wed 21:30 [EDIT]
雪崩で埋まった経験はない
雪に慣れてる俺はだいじょうぶってのが一番危険な感じします。円柱テストは1回5分くらいで行えと言われた覚えありますが、山中で実際にテストしてるの見たことはない、今度やってみましょう。また、おまえが埋まったら俺が必ず掘り出してやるからって言ってみたいものだが。
maru | URL | 2017/01/25/Wed 22:34 [EDIT]

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