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10/20-21奥秩父釜ノ沢東俣  ~今年の沢収め~

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笛吹川の東沢釜ノ沢に行ってきました。
そう、昨年7月に15人で沢キャンプした西沢渓谷の沢です。
1時間だけ皆で遡行しましたね~。その沢を完結してきました~
活動距離19キロ、私には背伸びした山行でしたが、わらじ収めのチャレンジでした。

■2018年10月20-21日
■晴れ 
■メンバー:yasuyo, 登山学校講習会スタッフ2名

前夜泊・西沢渓谷入口駐車場10/20 7:00出発
◇活動時間 17時間50分
◇活動距離 19㎞
◇甲武信小屋まで標高差 1260m
◇甲武信ヶ岳山頂まで標高差 1375m
◇ザックの重さ:スタート時9㎏
木賊山戸渡り尾根(徳ちゃん新道)で下山し西沢渓谷入口駐車場戻り10/21 16:50


鶏冠谷出合(1203Mくらい?)を左へ
沢に沿っている旧登山道をいくと・・・・

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ホラの貝ゴルジュ
ここで昨年みんなで写真を撮りました


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怖い崖の上からきれいな滝をそ~っと覗く


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9:33山の神を通過 (祈)

しばらく広い河原を歩きます


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10:17乙女の滝


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10:29 彫刻刀で縦に削ったような迫力ある岩の横をあるく。
映画をみているように風景がこちらにかぶさってくる。


やがて魚留の滝(10M)、どっちから巻いたかなぁ~?


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気温が低いので水に浸かりたくないが、フエルトの沢靴が滑る。
リーダーが水際にアクアステルスの靴で立ち、その足を足留めにして私が渡る(技!)
(説明わかりませんね笑)


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1460mくらいの魚留滝を過ぎて、千畳のナメ12:40
少し紅葉していて美しい。なだらかでしばしホッとして遡行

8Mスラブ滝通過し、

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両門滝(1614m)13:40
左が釜ノ沢西俣、右が東俣。右側の左岸を登ります


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まさに90度の直登だが、太い根っこがたくさんあるのでつかんで登る
ロープも出してもらう


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1730m、15:00
Yさん、Kさんがビバークポイントを探しに駆け回ってくれる。
バテバテの私は休憩しながらふとザックをながめる。共同装備の負担をありがたくおもふ
ありがとうございます
(泊り装備やダウン上下等、先輩方々に頂いたコンプレッションバッグで超圧縮できました!)
Yさん、Kさんのように20年早く山を始めていたら、こころの中はどんな色模様なのだろう。


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上流を見ての風景

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ビバークポイント対岸の風景

 対岸から『キューーーン!!』という鹿の声!4つの眼が暗闇にしばらく光っていました     
炎をみつめていろんなことを想う 
 雨がやんだとき『天の川』がみえたんです
お酒もすこし、お湯割りで。ほろ酔いです


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10/21 朝7時出発し最初の滝

寒い!空気が冷たい!
当然水も冷たいが、右足をかばう私はとにかく足をひねらないこと優先に足場を選ぶので冷たいのもいたしかたない。


DSCF0214 - コピー (2)
えー---!!!凍ってる~~~
ツルツル!!どうやっていくの?? リーダーをみるとカメラで記録していたので大丈夫なんだと冷静に戻る私。
岩はつるつるなので水流の中の凍ってないところを探って登ったり横切ったり。水の冷たいことかぎりなし。
このときばかりはフエルトで良かったとおもった
2032m(8:40)


DSCF0217 - コピー
詰上がり厳しく当然危険の連続。
いろんなことを教えてもらい、学ぶ


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ポンプ小屋を経由し、さらに五分ほど登って・・・
ついた~~!! 甲武信小屋!  嬉しい。こっそりワクワクを噛みしめる。
『下山まで油断しないように』という声をいただくも、静かに心の中でじんわり喜ぶ。2360m 11:00


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計画に30分遅れているも、甲武信ヶ岳山頂に登る時間を頂いた
2475M 12:00

小屋に戻り下山開始。4時間の予定。

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広瀬湖と富士山に感動した。

16:50 下山し駐車場へ到着
     
活動時間 17時間50分の緊張した2日間は終わりました。


yasuyo
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今シーズン集大成

怪我をされながらも、前へ前へチャレンジされる姿にいつも尊敬しています。
同日に雪のちらつく南アルプスにいましたが、沢は冷たいだろうなぁ、、と思っていました。お天気は良かったようですね!
わらじ収め、お疲れさまでした~(^^)

物語る三つのザック

ザック3つに、「こっそりワクワク」、いいじゃないですか。
でも、氷の沢で濡れたら、そりゃあ冷たいでしょうよ。
17時間50分とは、よく歩きましたね、敬服。

奇跡の

復活ですなー
想いと仲間と安全思考の結晶ですね

祝!復活

次はボルト抜いて全快祝いですね(^^)
東沢は西俣しか行ったことがないので、かつての登山道である東俣、こんど連れてってください<(_ _)>

自分のわらじおさめはいつだったのか分かりませんが、また一緒に沢に行きましょうね♪

復活

ホントにスゴいです!冷たい、痛い、怖い、いろいろ乗り越えて乗り越えたから、達成感ハンパないです!同じ想いをしたかのように、バンザイしましたよ

甲武信ヶ岳

甲武信ヶ岳、普通に歩いてもけっこう長い山を冷たい沢を上がって登るなんてさすがですね👍
どんどんレベルアップしていく姿を見習わせてもらいます⛰

お疲れ様です。

お魚がいなくて残念です。
鉱毒のためなんでしょうかね。
世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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