これがわしらの平が岳じゃぁ
それぞれの手段で移動し、沼田駅で合流です。
2019年4月27日
maru隊長、imarin:在来線
kitchan,shima,miyachan:在来線+新幹線
うーさん:新幹線+バス
昨年は雪が少なく断念した平が岳に向かいます。
前週にimarinが偵察にでかけ、雪はたっぷりとの情報。
前日から気温も下がり、さぞかし雪も締まって歩きやすいであろう。
沼田-戸倉:路線バス満席 \2,050
戸倉-鳩待峠:マイクロバス満席 \980
鳩待峠で支度をします。
山スキー隊:maru,kitchan,imarin
つぼ、ワカン隊:shima,miya,うーさん
■maru事件簿:スキー靴のかかとがはがれかかってます・・・
小屋からガムテを借りて応急処置。
山の鼻まではスキーを担ぎます。
カブトムシみたいです。木の枝にひっかかりまくってます。
いったいなんの修行でしょう。ごくろうさまです。

山の鼻到着。絶賛吹雪いております。

尾瀬ヶ原を北に向かって横断します。
至仏山も燧ケ岳も全く見えましぇん。

標高をあげることなく1時間半ほど歩き、フタマタの先の谷あいに差し掛かります。
荷物も重く、風も強く、雪質も悪く、「今日はこんくらいで勘弁しといたるか」

という事で適地をみつけ、テントを張ります。
二人組のスキー隊が既にテント設営済み。
しばらくするともう一組やってきました。
適当に距離を置いて陣取りをします。

4テンに4人の全装収納し、6人で宴会。ぎゅーぎゅー
一日目の食担はkitchan
鶏鍋とキムチ鍋からの雑炊。生卵おとし。

テントの外は、がんがん風が吹いて、さらさら雪が降り続けております。
4/28 二日目
新雪が降り積もっております。
maru式厠は埋まっております。
予定:4時起床、朝食後5時出発
実績:4時起床、朝食後6時出発。あれれ
4テンの寝床整頓と食事、水作りに時間を要しました。
朝食の食担はmiyaさま。
カップスープ3種よりどり、フランスパン、チーズ、ベーコン、やさい。
さぞかし爽やかなブレックファーストであろう。
4テンの中でのむさくるしい6人でなければね。
スキー、ワカンで出発です。
季節外れのふかふか雪に難儀し、「どこまでいけるだろう」とぶつぶつ。
少し雲が残っていましたが、どんどん晴れて尾瀬ブルーです。



スズケ峰 平らな山頂雪原。不思議な光景です。

急に風が強くなりました。
shimaさんはここで折り返し。
おもむろにバーバリーのマフラーを首に巻きます。
白金あたりで犬の散歩に来たかのようなさりげなさです。。。
突撃隊は先に進みます。
■maru事件簿:スキーのシールを固定する金具が外れました。
ジャンクションピーク先の合流地点。
まだまだ先は長い。天候は安定しています。もうちょっと先に進む事にします。
急登の後、北側の眺望が開けます。おー地球は丸い。空は青い。

鞍部まで下がった所で、協議です。
ここからの高低差と雪質と体力と時間を人工知能で分析し、
「今日はこんくらいで勘弁しといたるか」という事になりました。

■maru事件簿:反対側のシールのベルトがちぎれました。おやおや。
風も止み、空はどこまでも青く、穏やかな帰路です。
テントに戻ると、shimaさんがまったりしてました。
とても暖かいので、外で宴会をすることにします。
足元を掘り下げてテーブルとベンチが出来上がります。

二日目の夕食の食担はうーさん。
ポトフ鍋もどき&サラスパ。お手軽にすませます。
4/30 三日目
鳩待峠10:20発のバスを目指します。
6:50 撤収完了。
雪も締まって歩きやすい。



8:30 山の鼻出発
■maru事件簿:応急処置していたしーるがはがれました。
9:50 鳩待峠到着。
10:20のバスで戸倉まで下りて風呂に入ります。
12:17戸倉発のバスで沼田へ
沼田駅前には適当な反省会場がなく、コンビニのイートインで軽く飲む。
高崎まで移動。
反省会場は、湘南新宿ラインのグリーン車、という事に決定します。
16:12 高崎発に乗り込みます。
2両あるグリーン車の連結部分両側に「個室らしき」スペースがあります。
---ドア----
□□通路□□
□□通路□□
---ドア----
8人入れます。6人で占領だ。
山道具だスキーだと物騒な装備を持ち込み。
風呂に入ったとはいえ、むさくるしい6人。
窓べりに酒をずらりと並べます。
ビール焼酎ワイン。
空いた二席に山ほどのおつまみを配置します。
早速靴も脱ぎ、はだしになる輩までいます。
さながら山賊の不法占拠の様相です。
お、車内改札が来ました。
若葉マークをつけたあどけないパーサーに指導役の女性車掌(和風美人)。
「山賊に不法占拠された個室」に入り、一瞬ぎょっ、とひるみます。が、さすがプロ。
「お、お客様、グリーン券を・・・」shimaさんが席を移ったので
「購入済みランプ」が消えていました。
「ごめんねー」といってやり過ごします。
かわいそうに・・・
このあと、パーサーと女性車掌(和風美人)は数回
「山賊に不法占拠された個室」を通る事になりますが、
パーサーは少しぎこちなく、目を合わせず、車掌(和風美人)は「冷たい目」で薄笑い。
何とも言えない、微妙な空気が流れる事になります。
そんなこんなで列車は新宿駅に到着し、
山賊たちはそれぞれに帰途につくのであります。
来年の平が岳登頂を無言で誓いながら。
文責:うーさん
2019年4月27日
maru隊長、imarin:在来線
kitchan,shima,miyachan:在来線+新幹線
うーさん:新幹線+バス
昨年は雪が少なく断念した平が岳に向かいます。
前週にimarinが偵察にでかけ、雪はたっぷりとの情報。
前日から気温も下がり、さぞかし雪も締まって歩きやすいであろう。
沼田-戸倉:路線バス満席 \2,050
戸倉-鳩待峠:マイクロバス満席 \980
鳩待峠で支度をします。
山スキー隊:maru,kitchan,imarin
つぼ、ワカン隊:shima,miya,うーさん
■maru事件簿:スキー靴のかかとがはがれかかってます・・・
小屋からガムテを借りて応急処置。
山の鼻まではスキーを担ぎます。
カブトムシみたいです。木の枝にひっかかりまくってます。
いったいなんの修行でしょう。ごくろうさまです。

山の鼻到着。絶賛吹雪いております。

尾瀬ヶ原を北に向かって横断します。
至仏山も燧ケ岳も全く見えましぇん。

標高をあげることなく1時間半ほど歩き、フタマタの先の谷あいに差し掛かります。
荷物も重く、風も強く、雪質も悪く、「今日はこんくらいで勘弁しといたるか」

という事で適地をみつけ、テントを張ります。
二人組のスキー隊が既にテント設営済み。
しばらくするともう一組やってきました。
適当に距離を置いて陣取りをします。

4テンに4人の全装収納し、6人で宴会。ぎゅーぎゅー
一日目の食担はkitchan
鶏鍋とキムチ鍋からの雑炊。生卵おとし。

テントの外は、がんがん風が吹いて、さらさら雪が降り続けております。
4/28 二日目
新雪が降り積もっております。
maru式厠は埋まっております。
予定:4時起床、朝食後5時出発
実績:4時起床、朝食後6時出発。あれれ
4テンの寝床整頓と食事、水作りに時間を要しました。
朝食の食担はmiyaさま。
カップスープ3種よりどり、フランスパン、チーズ、ベーコン、やさい。
さぞかし爽やかなブレックファーストであろう。
4テンの中でのむさくるしい6人でなければね。
スキー、ワカンで出発です。
季節外れのふかふか雪に難儀し、「どこまでいけるだろう」とぶつぶつ。
少し雲が残っていましたが、どんどん晴れて尾瀬ブルーです。



スズケ峰 平らな山頂雪原。不思議な光景です。

急に風が強くなりました。
shimaさんはここで折り返し。
おもむろにバーバリーのマフラーを首に巻きます。
白金あたりで犬の散歩に来たかのようなさりげなさです。。。
突撃隊は先に進みます。
■maru事件簿:スキーのシールを固定する金具が外れました。
ジャンクションピーク先の合流地点。
まだまだ先は長い。天候は安定しています。もうちょっと先に進む事にします。
急登の後、北側の眺望が開けます。おー地球は丸い。空は青い。

鞍部まで下がった所で、協議です。
ここからの高低差と雪質と体力と時間を人工知能で分析し、
「今日はこんくらいで勘弁しといたるか」という事になりました。

■maru事件簿:反対側のシールのベルトがちぎれました。おやおや。
風も止み、空はどこまでも青く、穏やかな帰路です。
テントに戻ると、shimaさんがまったりしてました。
とても暖かいので、外で宴会をすることにします。
足元を掘り下げてテーブルとベンチが出来上がります。

二日目の夕食の食担はうーさん。
ポトフ鍋もどき&サラスパ。お手軽にすませます。
4/30 三日目
鳩待峠10:20発のバスを目指します。
6:50 撤収完了。
雪も締まって歩きやすい。



8:30 山の鼻出発
■maru事件簿:応急処置していたしーるがはがれました。
9:50 鳩待峠到着。
10:20のバスで戸倉まで下りて風呂に入ります。
12:17戸倉発のバスで沼田へ
沼田駅前には適当な反省会場がなく、コンビニのイートインで軽く飲む。
高崎まで移動。
反省会場は、湘南新宿ラインのグリーン車、という事に決定します。
16:12 高崎発に乗り込みます。
2両あるグリーン車の連結部分両側に「個室らしき」スペースがあります。
---ドア----
□□通路□□
□□通路□□
---ドア----
8人入れます。6人で占領だ。
山道具だスキーだと物騒な装備を持ち込み。
風呂に入ったとはいえ、むさくるしい6人。
窓べりに酒をずらりと並べます。
ビール焼酎ワイン。
空いた二席に山ほどのおつまみを配置します。
早速靴も脱ぎ、はだしになる輩までいます。
さながら山賊の不法占拠の様相です。
お、車内改札が来ました。
若葉マークをつけたあどけないパーサーに指導役の女性車掌(和風美人)。
「山賊に不法占拠された個室」に入り、一瞬ぎょっ、とひるみます。が、さすがプロ。
「お、お客様、グリーン券を・・・」shimaさんが席を移ったので
「購入済みランプ」が消えていました。
「ごめんねー」といってやり過ごします。
かわいそうに・・・
このあと、パーサーと女性車掌(和風美人)は数回
「山賊に不法占拠された個室」を通る事になりますが、
パーサーは少しぎこちなく、目を合わせず、車掌(和風美人)は「冷たい目」で薄笑い。
何とも言えない、微妙な空気が流れる事になります。
そんなこんなで列車は新宿駅に到着し、
山賊たちはそれぞれに帰途につくのであります。
来年の平が岳登頂を無言で誓いながら。
文責:うーさん
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コメントの投稿
いろんなものが、
経年劣化。嗚呼、オヤジまみれ。
軍歌「雪の進軍」
正に歌の通りの初日でしたね~!雪質の悪さで、平ヶ岳断念は残念でしたが、後半の天気に恵まれて、雪山を楽しめましたね!
登る過程こそ
初日は降雪でしたね(凡そ20cm積)、そうなると「雪山」といっても結構めんどうくさい「山」です。楽しい、つらい、はどう思うか。グループであればこそ楽しいこと、宿題は先の楽しみ、どうしますか。
残雪にまた積もりしか春の雪 行く手阻むも頂ぞ照り
残雪にまた積もりしか春の雪 行く手阻むも頂ぞ照り