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燧ヶ岳登山 途中引き返し 20220716

8合目付近の登山道で、雪渓が現れた。
最初の雪渓は15~20メートルほど歩いて通過したが、ほどなく次のかなり長い雪渓に遭遇。少し前進したが、突然不安になって「ここで引き返そう」と決断した。

これが雪渓です(多分リタイアポイントから下側を撮影
これです(多分引き返しポイントから下に向かって撮影)

この時頭によぎったこと
▽雪渓を歩くのは初めて。滑り止めはないし、登っていって、そこで登山道が見つからなかったら最悪だ。
▽滑ってけがをする可能性もある。単独だし。
▽他の登山者が、なぜか前後にいない!
▽7月1日に世田谷山友会に入会したばかり。ここで遭難したら目も当てられない。

しかし、引き返しルートもかなりやっかいな岩ゴロの道で、ひざがガクガク。結構きつかった。実は登山口には「残雪がある」と張り紙があったのだが、「もう7月半ばだし、大げさでしょ」と取り合わなかった。大反省です。事前にいろいろ調べていくべきだった。

御池まで何とか戻って、そこからバスで沼山峠へ。ニッコウキスゲが満開の大江湿原を歩き、ようやく宿泊先の尾瀬沼山荘にたどり着いた。

RIMG2001熊沢田代からの燧ケ岳

熊沢田代からの燧ケ岳

RIMG2004下り熊沢田代
下山時に見た熊沢田代

RIMG2012大江湿原のニッコウキスゲ
大江湿原のニッコウキスゲ

RIMG2021ニッコウキスゲと尾瀬沼
ニッコウキスゲと尾瀬沼

以上です。初めてのブログ投稿でした。 ishii





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勇気ある決断!

ご無事で何よりです。
いろんな状況下での検討、さぞ悩まれたことと思います。
登る誘惑を裁ち、中止して下る決断は安全のためにも必要で登るよりも勇気いることです。
それを実行されたのは称賛に価します。
お疲れさまでした。

引き返しも山

夏のちょっとした雪渓でも、滑落し登山道の陰へ、ケガして、しかもそのとき単独なら。慎重さ、引き返しが鉄則と思います。それも山ですよね。お疲れ様でした。
尾瀬で湿原に咲く「ニッコウキスゲ」、やはり王者の風格か。

No title

すごいです!
おそらく突っ込んでしまう人が多い中、起こりうるキケンを想像できるのは、とっても大切だと思います。
昔、冒険家は臆病だ、みたいなことを聞いたような気がします。慢心しないよう、見習いたいと思いますm(__)m
世田谷山友会のプロフィール

世田谷山友会会員

Author:世田谷山友会会員
東京都下北沢を拠点に活動しています。個人の山行活動を応援し技術向上と安全で楽しい山ライフを目指しています。

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